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2020年を振り返る~うちのドイツ人とのあれこれ篇~ [小さな出来事]

今年を振り返るシリーズ第2弾は、うちのドイツ人とのお話を。

今年と言えば、これから始まった。床に張る板を発注に行ったのは1月末のこと。
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剥がし始めたのは4月。
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剥がすのが想像以上に大変で、6月末になっても剥がし終わっていなかった。仕事しながらの作業だから進捗もゆっくりだったけど、でもこの頃は仕事の合間にこの作業をするゆとりがあったのね…
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さて、時間は前後するが、ドイツでコロナ禍が始まる前の2月、うちのドイツ人の叔母がデュッセルドルフの娘(うちのドイツ人の従妹)を訪ねてきて、一緒に美術館に行ったりした。
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そして地ビールのビアホールに行ったりも。
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めぎ家はこれ以来美術館に行ってないし、外食もしていない。このとき従妹のうちでこうして集ったのだけど、従妹の息子にとって祖母に会ったのはこのときが今年最後となった。クリスマスの訪問も見送ったという。もちろんめぎたちも、叔母に会ったのはこれが今年最後だし、ハンブルクやザクセンの家族親戚友人に会うことも今年全て見送った。
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2月には友人が子供を連れて訪ねてきてくれたのだが、そういう機会もそれが今年最後。
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そして、2月末にはケルンに指揮者クルレンツィスのコンサートを見に行ったのだが、うちのドイツ人にとってコンサート鑑賞はそれが今年最後となった。
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その後ドイツでもマスク着用義務となり、休校期間の明けるめぎのために、そしてスーパーなどで買い物ができるようにうちのドイツ人が縫ってくれた。
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人の訪問の絶えためぎ家に小鳥さんたちは今年もよく訪ねてきてくれたが…
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巣作りはしてくれなかった…
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しかしめぎたちは日々色々と楽しんでいた。落っこちた鯉を釣ったり…
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新しくフライパンを買ったり…
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明るい時間の長い夏の夜をクラシック音楽を聞いて楽しんだり。
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そして床の張替えの話に戻るが、秋の初めには二人で頑張ってセメントみたいなのを敷き…
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10月末にはここまで到達。
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そこでストップしているのは以前書いた通り。今年後半のうちのドイツ人はかつてない忙しさで、なぜこのコロナ禍にこんなに仕事が舞い込んでくるのか、謎。ビデオ会議も多いが直接会わなければならないことも多く、10月ごろにFFP2のマスクを購入。そうこうしているうちに、60歳以上に国からも支給。
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そんな今年、めぎとうちのドイツ人はことあるごとに、年の初めに南イタリアに行っておいてホントよかったね~と話していた。この青い海と青い空の記憶が、忙しさで時にストレスを抱えてしまっていためぎたちをどれほど和ませてくれたかわからない。
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古くはギリシャ時代よりも前からあると思われる風景を堪能し…
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同じく古くはギリシャ時代よりも前からずっと同じように営み続けられてきたのではないかという暮らしを垣間見て、めぎの悩みとか仕事の大変さとかなんて長い長い歴史から見ると取るに足らないちっぽけなことだなと感じたり…
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向こうにアルバニアが見える景色に心を躍らせ、次回はアルバニアへ行こう!と盛り上がった時間が…
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その後のロックダウンの世界から見ると本当に貴重な時間だったわけだが、今までこうしてあちこちに行ってきたおかげで旅への思いがかなり満足してて、昔みたいにああどっか行きたいという衝動を覚えることも無く、楽しかったねえと思い出話に花を咲かせていたのだった。

そんな一年が暮れていく。きっとここは今もこんな青い海と空なのだろうな。
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この南イタリアに限らず、今まで年末年始に訪れてめぎたちに活力をくれたペナン島やボルネオのこともよく二人で思い出した。あそこやあそこで生きていた人たち、みんなどうしているかしら。元気だといいな。
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