終わった…終わってないけど

今週はぼろ雑巾のように疲れ果てた…先週の金曜日にロックダウンで学校は閉鎖と言われておおお早くもお休みモードかと思いきや、実際はすることが山のようにあって、それもいつもの最後の一週間と違って新たに準備しなければならないこともいっぱいあって、オンラインに次ぐオンラインで集中力が必要で、朝は8時からオンライン授業だったり昼間もオンライン授業だったり試験の監督だったりし、やっと帰宅または授業終了と思ったら夜の7時半からオンラインで職員会議があったりし（それも3日間も！）、その後は次の日の準備で夜中の1時まで仕事していた。なんだか果てしがなかった。そんなわけで、写真を撮ろうという心も萎え、月曜から木曜までの間に撮ったのはスマホでこの2枚だけ。ロックダウンにもかかわらずめぎは学校に行かなければならなくて、外に出たら素晴らしい快晴で。いつ撮ったのかも思い出せず日付を見たら水曜日だった。



この記事は木曜日の夜に書いているのだが、ここまで4日間駆け抜けたという感じで金曜日を迎える。多分そのまま駆け抜けて終わっていくのだろう…まだ採点が2クラス40人分ぐらい残っているけど、もう頑張るのをやめよう…もうどんなに頑張っても金曜日に終わらせるのは不可能だし。だからこうしてブログを書いているのだ。いや、もちろん、できるだけクリスマス前に終わらせようとは思うけど。



晴れたと思ってもすぐに雲が広がって雨が降るという感じで、落ち着かない天気だった。なんだか常にジメジメどんよりしていた印象。それ以外に何も思い出せない…世の中はたぶんロックダウンしているんだろうけど、めぎは全然そのことを感じられない日々だった。

そしてここから金曜日のドイツ時間の夕方に書いている。やっとめぎの授業が終わった…最後はオンラインだったので、自宅で仕事。終わって、ちょっとキッチンに行ったら、うちのドイツ人の部屋からビデオ会議中の声が聞こえてきた…なんだかあっちも大変そうだ…キッチンにはちょうどこんな綺麗な影があって、わ、綺麗！とパチリ。この数秒後に日は沈んでいった。



さあ、ここから冬休み！本当は来週の水曜日からだったのが、ロックダウンで前倒し。そして本当は1月6日までだったのがロックダウンで1月10日まで延長。3週間もの長いお休みだ…ホント、可能なら今これからすぐにボルネオにでも飛んで行ってジャングルの中でスコールを浴びていたい気分…そんなことはもちろんできないけど、この辛い辛い辛い一週間が過ぎて今解放されたのだと思うと、いったいどうやってここまでやって来れたのかどうも分からないというか、本当に全部（いや正確にはまだ採点があるから全部じゃないけどこの一週間にやらなければならないことは全部）やり遂げたのが不思議というか、月曜日からここまでのことがあまりにもいっぱいでどれがいつ起こったのかいつあれをやったのか記憶はぐちゃぐちゃだ。もう何もしたくない。何も考えたくない。ああ、しかしまだ、大量の返事をしていないまたはお知らせしなければならないメールが残っているし（ドイツ語で書くから日本語よりどうしても時間かかるし）、この40人分の採点が…と思っていたら、同僚の一人から、この大変で辛く悲しい一週間について経験談を出し合って1月からの仕事に備えよう、こんな状態を繰り返してはいけない！と呼びかける長い長いメールが来た…そうなんだ、この人も大変だったんだ…めぎだけじゃないんだ、こんな、めぎから見たら経験豊かで何もかもうまくいっているように見えるドイツ人の先生も、こんな長い悲痛なメールをみんなに書き送るほど大変だったのね…そうそう、冬休みは1月10日までになったけど、7～8日は教員のみ仕事とのことで、でも何をするのかまだ不明で、たぶん、その後の授業をどういう形でやるか、降ってわくような突然の州からの命令と考えもつかないような展開と大至急の準備が待っているのだろうと思う。その時に採点もやらなきゃなんて事の無いように、なんとしても今のうちに終わらせようと自らに言い聞かせているところである。