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2019年を振り返る 1~4月編 [小さな出来事]

休暇にかまけてなんだかぼんやりしているうちに今年も押し迫ってきた。いつもはこの時期旅をしているのでなかなかできなかった「写真で今年を振り返る」なんてことをやってみようかと思う。今日はその1月~4月編。

2019年の1月はマレーシアのペナン島で迎えた。これは滞在したホテルのプール。
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ここ10年間に3回も訪ねたペナン島を訪れることは、もう無いかも知れないと思う。まあ5年10年経ったらもう一回と思うかもしれないが、ホテルにあった大好きな仕立て屋さんが別の業者に代わってしまったことに始まり、周りの馴染みの小さなホーカーが再開発の波に呑まれて潰れて行っているのを目の当たりにして、めぎたちにとっては魅力を失ったのだった。

そんなペナン島からの思わぬお土産になったのが、この写真。ホテルの近くを散策したときに写したこれが、とある写真コンテストで佳作を受賞したのだ。植物に埋もれつつあるこのスクーターが哀れに思う反面、咲いた綺麗な花にまんざらでもない気分でニタッと笑っているようにも見えて、面白いなと撮ったもの。久々の入賞で嬉しかった。
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それから長旅を耐えてまたドイツに戻ってきた…この長旅が結構辛く感じ、アジアへも日本へも足が遠のきつつある。こんな思いをするならもっと長く滞在したいし、でも仕事的にも金銭的にもできないし。
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そしてまた日常が始まった。1月はまだまだ日の長さが短くて、朝大学に出勤する頃はまだこんなに暗かった。そう、1月のこの頃は大学の仕事をしていたんだったなあ…
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暗く寒い1月を耐え抜き、2月。明るくなってきた空に心はときめく。
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と言っても朝9時でまだこんなに影が長かったのだけどね。
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2月の終わりにはマルクト市場に春の色が現れ、本当に心が華やいだ。しかしこのとき、まだこんな真冬のコートを羽織っていたのよね…
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その頃めぎは淡いレタッチに凝っていて、こんなのを作っていた。これは結構眩しいけれど…
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これは淡いでしょ。
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春の優しい気分だったのかもしれない。
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光が綺麗だったなあ。
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しかし暖かくなるのはもう少し先。3月初め頃、長谷部の出たサッカーを見に行ったのだが、この日はとんでもなく寒かった。赤い人はデュッセルドルフのチーム。その右にいるのがフランクフルト所属の長谷部。このシーズン(サッカー的には昨年のシーズン)の長谷部、すごく活躍してたわねえ。
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フランクフルトから乗り込んできたフーリガンもすごかったなあ。
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3月にはウィーンに行ったんだった。「薔薇の騎士」というオペラを見るために。これはオペラ座の中。
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季節は巡り、4月。大学の夏学期が始まったころ。
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このときにはまだ、まさかこれが大学最後の学期になろうとは思っていなかった。この後急展開に次ぐ急展開で高校の仕事一本に絞って生きていける立場となり、大学の仕事をやめることになった。
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美しい新緑の大学を写せなくなったのは残念だなあと思う。責任も多くなって仕事は非常にしんどくなった。でも、代わりに得たものの方が大きくて、大きな変化と決断だったがこれでよかった。
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4月なのに外で食べられるほど急に夏めいてきた頃。遠くへ旅をするのも楽しいけれど、こういう時間こそが幸せだと感じる。来年もまた無事にこんな時間をたくさん楽しめたらいいな。
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明日は5月から8月のお話を。
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