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第一アドヴェントの夜 その2 [食べ物・飲み物]

昨日ご紹介したガチョウのレバーのムースのサラダを前菜として食べた後…
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いよいよメインディッシュの仕上げに取り掛かる。まず茹で上がったジャガイモを…
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潰してさらに卵の黄身とバターを入れて混ぜて、写していないがスプーンですくってぐらぐら煮えているお湯に入れて茹でた。
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一方、1時間半香味野菜と煮たガチョウの脚は、サラダを食べる前にオーブンに移して食べている間40分くらい焼いていたのだが、その焼き汁というか出た脂の中に茹でたニョッキもどきのジャガイモを入れ、オーブンでガチョウと一緒にちょっと焼いておいた。さらに同時に、というか最後にブランシュガーをカラメル化し、そこにカボチャと栗を入れてちょっと炒め煮るというのを作り、盛り付けてやっとやっとできあがり。18時頃から料理を始めて、この写真を写したのは21時15分!
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やっと夕食よ~~凄い量で、もちろん食べきれなかったけど…みんな、3分の1も食べたかどうか。それにねえ、やっぱり1時間半も茹でると旨味が茹で汁に出てしまって、つまりいいスープにはなったのだろうけど肉から旨味が抜けていて、残念ながらそんなに美味しいとは思えなかったわ。ガチョウのローストはネットで見たり本を読んだりしてレシピをあれこれ試してもどうしても肉が硬かったりゴムのようになったりしてしまうので、従妹が料理教室に行ってコツを聞いてきてうちのドイツ人に伝授するという計画だったのだが、確かに肉は柔らかくなったものの、味が抜けてしまうのではちょっとねえ。
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付け合わせはいつもの紫キャベツの甘く煮たのやオーソドックスなジャガイモ団子ではなくカボチャやらマッシュポテトみたいなニョッキもどきで、若干目新しい感じだが、正直オーソドックスな紫キャベツの方がガチョウに合ってて美味しいと思ったなあ…でも、こうして一緒に料理しておしゃべりするのが楽しいわけで、そしてどうやらガチョウを美味しく料理するにはただローストするのではなく茹でるという手間をかけるらしいというヒントをもらえたわけで、よかったよかった♪

そして、本日の料理の一番最初に作ったデザート(マスカルポーネとヨーグルトを混ぜたものに洋ナシのコンポートをかけ、その上にカラメル化した砂糖で味を付けた胡桃を載せたもの)を22時過ぎにいただいて、23時にお開きに。
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なにしろ次の日は月曜日。めぎは朝8時から授業だからね~~従妹さんも朝7時半から仕事だしね~~(ドイツのサラリーマンの朝は早く、かなり多くの人が朝7~8時ごろから働いている。)師走って、仕事以外にこういう集まりが入ってきて、さらに忙しくなるのだわね。
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