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エトージュをちょっとブラブラ [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]

現在、10月中旬の秋旅の話を連載中。

シャトーにチェックインしたのは17時過ぎで、ちょっと一休みして18時近く、まだ明るいしと散歩に出かけた。このときはまだ夏時間だったしね。これはブドウ畑から見えた教会。
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その向かいには市役所。
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すぐ近くにはシャンパン醸造所。残念ながらもう見学時間は過ぎていたけど。ここの見学時間に間に合うように移動するか、先日ご紹介したトロワに寄るかは、2択の大きな決断だったのだ。めぎたちの趣味として、シャンパンの製法よりクレティアン・ド・トロワのトロワが見たい、ということに。もう一日あればどちらも見られるけど、うちのドイツ人が仕事が入っていたので、2択になったのだった。
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このエトージュという村、ひっそりとしてて、人が住んでいるのかいないのか、誰にも会わず寂れたようにも見えるところだった。時間帯の所為もあるのだろうけど。
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しかしシャトーの中は別世界。
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このシャトーは17世紀の建物で、ホテルを開業するために建てたのではなく、もともとあった城をホテルにしたというもの。周りはブドウ畑しかないところだが、世の中シャトーに泊まりたいというニーズが大きいので、それでこのホテル業が成立しているものと思われる。ちなみにここには12世紀から城があったようだが、なぜこんな村に城があったのかと言えば、貴族がここに領地をもっていたからで、領地をもつほど魅力的なところかと問われたら、なにしろここはシャンパンの産地であるから相当に儲けが期待できるところだったんじゃないかな。今も村の方はホテルで潤っているのではなく、シャンパンで潤っているのではないかな。で、シャンパンの産地で豪華ディナーを食べようというニーズも少なからずあって、だからここをホテルにする際レストランも開業したのだろうと思う。

めぎたちはもうすることもないので、ラウンジでビールをいただいた。もちろんシャンパンを飲むという手もあるけど、夕食時までとっておいた。
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そういえば20年くらい前、パリにこういうタペストリーのミュージアムに行ったっことがあったなあ…中世の古いバラの園とユニコーンのモチーフのがあるところ。
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それからちょっとシャトー内を見学。
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レストランは右奥の白い長屋のところ。
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それから庭にも行ってみた。シャトーを入り口と反対側から眺めると、全く違う建物に見える。こちら側は中世みたいね。
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