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トロワへ [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]

今日からまた10月中旬の秋旅の話を再開しようと思う。クリスマスまでに終わらせたいし…終わるかな。

話は旅の3日目の13時頃、ヴェルダンを見終わったところまで終わっている。めぎたちはそこからアウトバーンで一時間半くらい走り、これは15時近くになってから下道で写したもの。窓が汚いのは虫さんたちがお陀仏しちゃったから。
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再びのどかな田舎道。
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そして着いたところはこんな古い木組みの家のあるところ。ねえねえなになに?と肩を寄せ合ってお互いに支え合っているみたい…
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ここはトロワという町。
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ルネッサンスの頃に建てられたという話だから、ホント古い。
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なぜここに来たのかと言えば、クレティアン・ド・トロワの故郷が見て見たかったから。12世紀後半のフランスの詩人で、おそらくトロワ出身だと言われているのだが、中世のドイツ文学はほとんどこのクレティアン・ド・トロワの影響を受けていて、と言うかそれをドイツ語に置き換えたという感じのが多くて、大学時代に彼についてはたくさん聞いたしたくさん読んだのだった。だから、トロワがここにあると知って、あのクレティアンのトロワだ~行ってみたい!となったのだ。
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と言ってもさすがに12世紀の面影はなく、大聖堂も13世紀以降に建てられたというから残念ながらちょっと遅いし、クレティアンの生家とか所縁のものとかがあるわけでもないのだが、かなり中世の雰囲気の残る街と大聖堂を見て、トロワの空気を感じたい、と。
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これは13~17世紀にたてられた大聖堂。サン・ピエール・エ・サン・ポール大聖堂という長いお名前を簡単に言えば、二人の聖人ピエールさんとポールさんの大聖堂。
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では、入ってみましょ。
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