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防空壕の再利用 [小旅行]

本日はヨーロッパのキリスト教世界ではイースター。キリストの復活を祝う祭日で、ようやく肉断ち(敬虔なカトリックの人は断食!)から復活する日でもある。まあめぎ家はカーニバルから今日までの間にも普通にお肉を食べていたけれど、ドイツ人はイースターに先立つ金曜日(キリスト磔刑の日)には肉料理を避ける人が多いし、その後のイースターにはラム肉などを料理する人が多い。今日はめぎたちはうちのドイツ人の従妹のうちでローストビーフを作って食べる会をする予定。その様子は追々に。

今日の話は、一週間前の土曜日にうちのドイツ人が連れて行ってくれたところの第3段。車でさらに南下し、ついたところはレヴァークーゼンという街のバイアーという化学工場のあるところ。日本ではバイエルというのかな。
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アスピリンを作っている製薬会社なので、ご存知のかたも多いと思う。
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そのど真ん中、第一門。ここではフルサイズカメラ+58mmに加え、Coolpix Aでも撮影。写りが良くてほんと気に入っているコンデジ。広角はレンズを付け替えなくてもこれを持っていけばいい、と安心かつお手軽でもある。
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さてさて、この向こうに工場があるのだが、今回は工場見学に来たのではない。
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門の反対側にはこんなものが建っている。これはドイツのかつての防空壕。ピンク色は後で再利用の際に塗ったもの。
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防空壕という言葉から想像するものが日本と全く違うが、これはドイツの第二次大戦時の防空壕で、こんなのがドイツにはあちこちにある。あまりにも頑丈なので取り壊しもできず(今の技術を持ってしても取り壊せない、もしくは膨大なお金がかかるので取り壊しを避けるほど頑丈!)、そのまま残っているのだ。ロッククライミングのトレーニング施設として再利用した例をハンブルクで見たことがあるが、ここは青少年施設として再利用されているらしい。
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たまたまこんな飛行機が飛んでいた。
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なんか、ラピュタとかポルコ・ロッソとかを思い出す。
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防空壕前から斜め横を見ると、工事中。何が建つのかな。
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防空壕を見に来たわけではないのだけど、ちょっと興味深かった。
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第3段の場所の話は明日に続く。
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