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オールドレンズとミラーレス [カメラのこと]

日本は今日からいよいよGW突入・・・いいなあ。とは言え、先日もちらっと書いたが、この週末までめぎは高校の2週間のイースター休暇中(日本の春休みに当たる)だった。大学の仕事があるし、高校の持ち帰り仕事もあるので完全オフではなかったが、高校の授業がまるまる休みなわけで、ずいぶん時間に余裕があった。それでようやくリフレッシュしたと言うか、ちょっと落ち着いてカメラやレンズをいじくり回すゆとりがあった。
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それで使ってみようという気になったのが、その昔アサヒ光学という会社が作ったスーパータクマー50mm(F1.4)というオールドレンズである。1965年頃のレンズで、めぎとほぼ同じ年齢。実はそのレンズ、去年の11月に手に入れていたのだが、ほとんど試し撮りもしていなかった。うちのドイツ人のお古のアナログカメラにつけるために買ったのだが、明るくなったら使おうと思って置きっぱなしだったのだ。そうこうしている間にパナソニックの小さなミラーレス(ドイツではGX800と呼ばれていて、日本ではGF9と言うみたい)を手に入れたので、アダプターを買ってそれにつけてみた。
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アトムレンズと言われるレンズだけど、そんなに黄色く感じない。カメラのWBがうまく効いているということかな。フォーサーズにつけると35mm換算で100mmになり、つまり100mm(F1.4)をお手軽に楽しめる。
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フォーカスをマニュアルで合わせるのが楽しい。時々合わせきれなかったりするが、それも楽しい。
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逆光には弱いようだ。
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結構解像するんだなあとびっくり。ちょっと絞ると玉ボケがカクカクするけど。
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そうそう、新しく植えたクレマチスが咲いた。
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ちょっと絞るとカクカク。
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これはRAWから色合いを明るめに変えてみた。
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ふんわりと撮るのがとても楽しいレンズ。絞ればきっちり写るのだが、如何せんカメラの方がセンサーにゴミがついてて絞るとゴミがいっぱい写るので開放でばっかり撮っている・・・最初はこのオールドレンズにゴミが入っているのかと思ったが、レンズを替えても同じ場所に写るのでセンサーのゴミである。自分で掃除も試みてみたが、全然取れなくて。そのうちにクリーニングに出しに行かなくちゃ。ホント、ミラーレスってゴミが付きやすいのね。
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こうしてオールドレンズなど使って遊ぶとなるとやっぱりミラーレスがいいのだが(ニコンの一眼レフに付ける場合は構造上レンズ付きアダプターを使わざるを得ず、つまり一枚余計なレンズを通すので写りが曇るのだ)、相次いで売り出されるフルサイズのミラーレス、高すぎるわよねえ・・・

別の日に、外にも持ち出してみた。現在、ポプラの綿がいっぱい飛んでいる。
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そして、カナダガンが抱卵中。
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下は同じところでニコンのAPS-CセンサーのD5600と70-200mm(F4)で撮ったもの。何かをはっきり見せたい場合はやっぱり最新レンズに限る。
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そして望遠に限る・・・ということは、マイクロフォーサーズの最新望遠レンズを買えば、もっとはっきり写るってことだわよね。軽いだろうしねえ・・・むむむ・・・
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場所の雰囲気を撮るなら、オールドレンズも一つの選択かもしれない。これがうちのドイツ人のいう「雰囲気」ってやつかも。
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同じような雰囲気にするために、D5600で撮った写真をフラット仕上げにしてみた。でも、なんか違う・・・
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スタンダート仕上げだとくっきり過ぎる。春の艶やかさが伝わるけど、ふんわり感はない。これはどっちが好きかによるわねえ。
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最後に、これは近くの公園のクレマチス。期せずしてこれと同じのをうちのバルコニーに植えたという感じ・・・うちの方はこれより花が若干小さいが。それにしても、オールドレンズでのふんわり感、素敵。フォーサーズで撮ってるのにフルサイズにマクロレンズで撮ったのに匹敵すると感じる・・・比べてないから本当の差はわからないけど。まあこんなふうにあれこれ撮って比べても、ただの自己満足なんだけどね。
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オールドレンズ、フルサイズのミラーレスにつけて撮ってみたいな~でも、ホント高すぎるのよね・・・
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