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ヴェルダンというところ [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]

現在、10月中旬の秋旅の話を連載中。

メッスから西に約40㎞離れたところで、まずこんなものを見つけた。
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道標みたいな感じだけど、兵士の形をしたモニュメント。
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めぎたちはVerdanVerdun(ヴェルダン)を目指してやってきたのだ。
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ヴェルダンと聞いて何のことかわかる人は日本にはあまりいないのではないかと思うがどうだろうか。日本に喩えたら関ケ原みたいなところ。といっても天下分け目というわけではないが、第一次世界大戦時に独仏合わせて70万人以上の死傷者を出した大きな戦いのあった地域で、ドイツ人とフランス人ならヴェルダンを知らない人はいない。今回この地域に旅をするにあたり、うちのドイツ人が是非寄りたいからこの近くに宿を探してくれ、と言った場所である。

そのあたりはキャンプもピクニックもスポーツも音楽も禁止。
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ちょっと山のような森のような感じのところの…
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ところどころにモニュメントがある。
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そして、その中の最も有名な場所にやってきた。
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そこはかつてこんな村があったのだが…
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ものすごい爆撃に次ぐ爆撃で村が破壊されただけでなく地面がこんな状況になってしまい、それをそのまま残したところにここまで木が育ったのだとか。
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そして、例えばここに農家の家があったのだとか。
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つづく
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