晩秋のムードと気分

今日は週末の日曜日のデュッセルドルフの写真から。

雨ではないもののパッとしない天気だった先週末の日曜日、あまり気が進まなかったがいつものように散歩に出かけた。



あまりにもくすんだ写真ばかり撮れたので、レタッチで明るめに仕上げてみた。



そうでもしないとずんずん鬱々と暗い淀みにはまっていきそうで。



写真を見ながらドイツ語のStimmung（シュティムンク）という言葉が浮かんだ。気分とか雰囲気とかムードとかいう意味なんだけど、撮って出しの暗くくすんでいる写真にめぎの今日の気分が反映されているような気がした。

明るく仕上げるとまるで晴れていたみたいに鮮やかだけど。



いわゆるフェイクって感じね。



でも、写真はフェイクではない。



だって、RAWデータにはこれだけ写ってて、持ち上げればこんなにいろいろと見えてくるのだもの。めぎの目に届いていないだけ。



でも、あえて暗く色褪せた雰囲気にレタッチで仕上げるのもいいかもしれないな。めぎの気分は上がらないけど。↑上の写真を別の仕上げにしたのがこれ。



ちなみに元の撮って出しはこれ。



皆様はどれがお好き？

向こうにいた鷺が際立つようにしてみた。「さぎ」って打ったら「詐欺」って出てきたけど、フェイクの詐欺ではなく本物の鷺。



11月も後半で、あと一か月でクリスマス休暇。その一か月が果てしなく感じるけど、でも一年ここまであっという間だったことを思えばたぶん一瞬のはず。



今年の締めくくりを綺麗にきっちりしたいな。