6月のめぎ家の食事 ~アスパラ編~ [食べ物・飲み物]
今日は6月のめぎ家の食卓の様子から。
「聖霊降臨祭のバラ」(芍薬のこと)を買ってきたのは6月初め。
暖かくなって、一気に開いた。
芍薬の蕾は脂のような蜜がべっとりしていることがよくある。それが見えなくても蜜でしっかり固まってくっついている。いつも買っている市場の花屋スタンドの人によると、自然界ではその蜜をアリなどが食べて、そのおかげでシャクヤクは花を開かせるらしいのだが、切り花ではそうはいかないので蕾を水拭きすると良い、とのこと。よく頭を垂れちゃうので、水揚げも必須。今回は芍薬自体がとても元気で、割と簡単だった。
せっかく芍薬を飾ったものの、暑くなったので中では食べられずバルコニーで夕食。丼の中はご飯に、日本食材店で買ってきたウナギのかば焼きに冷凍を買ってきた大学芋をのせたもの。小さめの半月型のお皿には、ザルツブルクで買ってきた揚げた魚のマリネ。
で、大きな皿に乗っているこれは、うちのドイツ人が用意したグリーンアスパラのベーコン巻き。我々が想像するベーコン巻きとかなり趣が異なるのは、やっぱりドイツ人って、白アスパラと同じくアスパラは切らずに料理し、皿の上で切って食べるという固定観念があるからかなぁ。
5月末にザルツブルクで買ってきたアプリコットをデザートに。
その後も、家の中では美しく咲いているが…
食事は外で。
今年はグリーンも数回食べた。大量のハンバーグは次の日のお弁当にするため。記事にしていないが、6月の聖体の日という祝日に所用で日帰りでちょっと遠出したので。
今年最後の白アスパラもバルコニーで。
いっぱい食べたな~
見えにくいけど、この写真の左に移っているちょっと茶色っぽいスープが白アスパラの皮で出汁を取ったスープで、週の平日によくこうしていただいた。この日はバーベキュー用豚肉と新じゃがのフライドポテト風(オリーブオイルとローズマリーでのオーブン焼き)、めぎの作った蕪の漬物。
これが今年最後の白アスパラスープ。もう白アスパラは食べつくした気分。入れ替わりにソラマメ登場。
バルコニーライフが始まると俄然撮りたくなって食事の写真がいっぱいあるので、後日に続く。
「聖霊降臨祭のバラ」(芍薬のこと)を買ってきたのは6月初め。
暖かくなって、一気に開いた。
芍薬の蕾は脂のような蜜がべっとりしていることがよくある。それが見えなくても蜜でしっかり固まってくっついている。いつも買っている市場の花屋スタンドの人によると、自然界ではその蜜をアリなどが食べて、そのおかげでシャクヤクは花を開かせるらしいのだが、切り花ではそうはいかないので蕾を水拭きすると良い、とのこと。よく頭を垂れちゃうので、水揚げも必須。今回は芍薬自体がとても元気で、割と簡単だった。
せっかく芍薬を飾ったものの、暑くなったので中では食べられずバルコニーで夕食。丼の中はご飯に、日本食材店で買ってきたウナギのかば焼きに冷凍を買ってきた大学芋をのせたもの。小さめの半月型のお皿には、ザルツブルクで買ってきた揚げた魚のマリネ。
で、大きな皿に乗っているこれは、うちのドイツ人が用意したグリーンアスパラのベーコン巻き。我々が想像するベーコン巻きとかなり趣が異なるのは、やっぱりドイツ人って、白アスパラと同じくアスパラは切らずに料理し、皿の上で切って食べるという固定観念があるからかなぁ。
5月末にザルツブルクで買ってきたアプリコットをデザートに。
その後も、家の中では美しく咲いているが…
食事は外で。
今年はグリーンも数回食べた。大量のハンバーグは次の日のお弁当にするため。記事にしていないが、6月の聖体の日という祝日に所用で日帰りでちょっと遠出したので。
今年最後の白アスパラもバルコニーで。
いっぱい食べたな~
見えにくいけど、この写真の左に移っているちょっと茶色っぽいスープが白アスパラの皮で出汁を取ったスープで、週の平日によくこうしていただいた。この日はバーベキュー用豚肉と新じゃがのフライドポテト風(オリーブオイルとローズマリーでのオーブン焼き)、めぎの作った蕪の漬物。
これが今年最後の白アスパラスープ。もう白アスパラは食べつくした気分。入れ替わりにソラマメ登場。
バルコニーライフが始まると俄然撮りたくなって食事の写真がいっぱいあるので、後日に続く。
めぎの部屋改装 その後 [めぎ家改装中]
めぎの部屋の床の改装は終わったのだが、まだちょっと作業が残っていたので今日はそのお話を。
まず、この部分がうちのドイツ人にとっては満足できなかったので…
もう一度しっかり張り直し、重石をしていた。
それから、これは去年の写真だが、フローリングにしたところ若干床が高くなったのでドアが閉まらなくなり…
下を削ろうとしたらもともとこのドアはサイズが小さすぎたようで薄い板がネジ釘で取り付けられていたので、まずそれを取り外し…
取り外しただけだと今度はサイズが小さすぎて隙間風が入るようになってしまうので、本来のドアの下の部分を若干削り…
再び下の部分を取り付けて設置していた。
↑その取り付けた境目が見えるままにしたのは、ペンキを塗り直すと臭いのでドアを開けっぱなしにして換気をして乾かさなければならないが、この作業が終わった頃にはもう冬になってきて寒くて開けっ放しは不可能だったので、夏になるまでそのままにしてあったのだ。
で、やっとそれを綺麗に塗ってくれた。
それから、6月初旬にデュッセルドルフ郊外のホームに移り住んだ叔母のところから、引っ越しトラックで一緒に運んでもらっためぎにくれる約束の家具をもらってきた。
もらったのは、チェストとワゴンとチェストの上に乗っている箱と時計。右に見えている手の付いた籠も。
ワゴンはニスを塗り直せば綺麗になりそう。
右のティーポットを保温するための台は、数年前にめぎが自分で買ったもの。左のグラス類はいつの年代のものかは知らないが、以前うちのドイツ人の母親から部屋の飾りにともらい受けた古いもの。
ああ、やっと落ち着いたかな。めぎは既にワゴンを持っていたので、まだどちらをどこに設置するかは考え中だが、部屋が綺麗に仕上がって、気に入った家具や小物に囲まれて、これからの暮らしが楽しみである。拘って自分の好きなように改装し、お金をかけるべきはホント住居なんだなあとしみじみ思い知り、でもお金をかけると言っても業者は使わず全部自分でやり(まあやったのはうちのドイツ人だが)、めぎ、かなりドイツ化したような気がする。唯一の難点と言えば、居心地よくてどこにも出かけたくない気分になったことかな。我が家が一番、というのは幸せなことだわね。
その他、叔母の家からもらってきたもの。スープ用の入れ物と鍋はちょうど欲しいと思っていたもの。そして…
これはある程度のアンティーク物で叔母が子どもの頃からあるらしく、事前にうちのドイツ人の母親(つまり叔母の姉)から、絶対に捨てないで誰かが引き取るようにとの言伝だったので、うちがもらってきた。パーティーなど全くしないめぎ家としては、いつ使うの?という感じだが、まあインテリアとしては綺麗だわわね。
まず、この部分がうちのドイツ人にとっては満足できなかったので…
もう一度しっかり張り直し、重石をしていた。
それから、これは去年の写真だが、フローリングにしたところ若干床が高くなったのでドアが閉まらなくなり…
下を削ろうとしたらもともとこのドアはサイズが小さすぎたようで薄い板がネジ釘で取り付けられていたので、まずそれを取り外し…
取り外しただけだと今度はサイズが小さすぎて隙間風が入るようになってしまうので、本来のドアの下の部分を若干削り…
再び下の部分を取り付けて設置していた。
↑その取り付けた境目が見えるままにしたのは、ペンキを塗り直すと臭いのでドアを開けっぱなしにして換気をして乾かさなければならないが、この作業が終わった頃にはもう冬になってきて寒くて開けっ放しは不可能だったので、夏になるまでそのままにしてあったのだ。
で、やっとそれを綺麗に塗ってくれた。
それから、6月初旬にデュッセルドルフ郊外のホームに移り住んだ叔母のところから、引っ越しトラックで一緒に運んでもらっためぎにくれる約束の家具をもらってきた。
もらったのは、チェストとワゴンとチェストの上に乗っている箱と時計。右に見えている手の付いた籠も。
ワゴンはニスを塗り直せば綺麗になりそう。
右のティーポットを保温するための台は、数年前にめぎが自分で買ったもの。左のグラス類はいつの年代のものかは知らないが、以前うちのドイツ人の母親から部屋の飾りにともらい受けた古いもの。
ああ、やっと落ち着いたかな。めぎは既にワゴンを持っていたので、まだどちらをどこに設置するかは考え中だが、部屋が綺麗に仕上がって、気に入った家具や小物に囲まれて、これからの暮らしが楽しみである。拘って自分の好きなように改装し、お金をかけるべきはホント住居なんだなあとしみじみ思い知り、でもお金をかけると言っても業者は使わず全部自分でやり(まあやったのはうちのドイツ人だが)、めぎ、かなりドイツ化したような気がする。唯一の難点と言えば、居心地よくてどこにも出かけたくない気分になったことかな。我が家が一番、というのは幸せなことだわね。
その他、叔母の家からもらってきたもの。スープ用の入れ物と鍋はちょうど欲しいと思っていたもの。そして…
これはある程度のアンティーク物で叔母が子どもの頃からあるらしく、事前にうちのドイツ人の母親(つまり叔母の姉)から、絶対に捨てないで誰かが引き取るようにとの言伝だったので、うちがもらってきた。パーティーなど全くしないめぎ家としては、いつ使うの?という感じだが、まあインテリアとしては綺麗だわわね。
野菜の一か月 [食べ物・飲み物]
今日は6月にスマートフォンで撮った市場の写真から。いつも行く自宅近くの金曜日のマルクト市場にて撮影。
まず、6月2日。グリーンアスパラが結構美味しそうで購入。一束500gで6.5ユーロ。
でも、この時期に最もたくさん売られているのはこちら、白アスパラの方。形よく美味しいものから等級づけられてずらりと並んでいる。一番高いのが1㎏13ユーロ。ドイツではこの時期、これをメインディッシュとして食べる。めぎ家では一人当たり普通500gぐらいいただくので、毎週13ユーロのお買い物。
一番高いのが1㎏13ユーロって、思えばグリーンと同じ。つまり、グリーンって高級品。ドイツでは食べる人があまりいないから、生産される数も少ないし。
白アスパラの一番安いのは、1㎏3ユーロの細いもの。その他にもっと安いきれっぱしなども。たぶんそういうのはスープの具とか、出汁とか、サラダの一部とかになるのだろう。
6月にはトマトも色々な種類がずらりと並ぶようになった。嬉しくてルンルン気分(死語かもしれないがそういう気分)。
それから次は、その一週間後。綺麗なニンジンが並ぶ。
二十日大根に加え、本物の大根も!ああ、久しぶり…大根おろし、食べたい…ドイツでは大根っていつもあるものではなく、特に真冬は全く無いのだ。つまり、おでんや鍋物が食べたい季節に大根がないということ。まあ、日本食材店に行けばあるけど。
ルバーブ、随分太くなったなあ。
新じゃがも大きめになってきた。1㎏2.7ユーロ。2㎏は5ユーロ。めぎ家は1㎏お買い上げ。
うちのドイツ人は普通、ジャガイモは1回に2.5㎏の袋を買っているが、新じゃがは1㎏ずつこまめに買うようだ。これらは形が崩れない種類のジャガイモの場合で、ほくほく系のジャガイモの場合は用途が限られるので1㎏しか買わないとのこと。だいたい平均してめぎ家では一週間にジャガイモを1~2㎏消費するようだ。ドイツにとってジャガイモはパンやご飯と同じような主食であって、暖かい料理を食べるときは普通パンではなくジャガイモを食べる。だから消費も早い。めぎ家でご飯を炊くのは2週間に一度ぐらいかな…
この日も一番高い白アスパラ1㎏を購入。この頃が最高潮に美味しかった。
その一週間後は市場に行ったけど、その後すぐに仕事で急いでいたので写真を撮っていない。
そして6月24日、夏休みに入って最初の金曜日。わ~蕪だ~るるるる♪ この種類の蕪はドイツ語でMairübchenといい、訳すと「5月の小さい蕪」。めぎはこの漬物が大好き♡
ネギもキュウリも最盛期という出で立ちになった。
パプリカも美味しい季節。
新じゃがの値段は安定しているわね。
そして、豆の季節になった。グリーンピースやソラマメ、インゲンなどが並ぶ。ハーブもいっぱい。
たぶん、来週には白アスパラはもう無いだろう。来年までさようなら…
まず、6月2日。グリーンアスパラが結構美味しそうで購入。一束500gで6.5ユーロ。
でも、この時期に最もたくさん売られているのはこちら、白アスパラの方。形よく美味しいものから等級づけられてずらりと並んでいる。一番高いのが1㎏13ユーロ。ドイツではこの時期、これをメインディッシュとして食べる。めぎ家では一人当たり普通500gぐらいいただくので、毎週13ユーロのお買い物。
一番高いのが1㎏13ユーロって、思えばグリーンと同じ。つまり、グリーンって高級品。ドイツでは食べる人があまりいないから、生産される数も少ないし。
白アスパラの一番安いのは、1㎏3ユーロの細いもの。その他にもっと安いきれっぱしなども。たぶんそういうのはスープの具とか、出汁とか、サラダの一部とかになるのだろう。
6月にはトマトも色々な種類がずらりと並ぶようになった。嬉しくてルンルン気分(死語かもしれないがそういう気分)。
それから次は、その一週間後。綺麗なニンジンが並ぶ。
二十日大根に加え、本物の大根も!ああ、久しぶり…大根おろし、食べたい…ドイツでは大根っていつもあるものではなく、特に真冬は全く無いのだ。つまり、おでんや鍋物が食べたい季節に大根がないということ。まあ、日本食材店に行けばあるけど。
ルバーブ、随分太くなったなあ。
新じゃがも大きめになってきた。1㎏2.7ユーロ。2㎏は5ユーロ。めぎ家は1㎏お買い上げ。
うちのドイツ人は普通、ジャガイモは1回に2.5㎏の袋を買っているが、新じゃがは1㎏ずつこまめに買うようだ。これらは形が崩れない種類のジャガイモの場合で、ほくほく系のジャガイモの場合は用途が限られるので1㎏しか買わないとのこと。だいたい平均してめぎ家では一週間にジャガイモを1~2㎏消費するようだ。ドイツにとってジャガイモはパンやご飯と同じような主食であって、暖かい料理を食べるときは普通パンではなくジャガイモを食べる。だから消費も早い。めぎ家でご飯を炊くのは2週間に一度ぐらいかな…
この日も一番高い白アスパラ1㎏を購入。この頃が最高潮に美味しかった。
その一週間後は市場に行ったけど、その後すぐに仕事で急いでいたので写真を撮っていない。
そして6月24日、夏休みに入って最初の金曜日。わ~蕪だ~るるるる♪ この種類の蕪はドイツ語でMairübchenといい、訳すと「5月の小さい蕪」。めぎはこの漬物が大好き♡
ネギもキュウリも最盛期という出で立ちになった。
パプリカも美味しい季節。
新じゃがの値段は安定しているわね。
そして、豆の季節になった。グリーンピースやソラマメ、インゲンなどが並ぶ。ハーブもいっぱい。
たぶん、来週には白アスパラはもう無いだろう。来年までさようなら…