Bolt配車でチュニスのメディーナを通過する [2024年末~2025年始 チュニジア]
今日から数日はまた年末年始の5泊6日のチュニジア旅行のお話を。
5泊したところは、シディ・ブ・サイドという白と青の建物で有名な小さな町。

そこに泊まることにした決め手は、海沿いで空港からタクシーで来られる場所で、首都のチュニス観光にも遺跡のカルタゴ観光にも近くて便利だということ。チュニジアに行ったのは、めぎ家のアパートに去年一時期チュニジア人の若者が住んでいてチュニジアの話を聞いたのがきっかけなのだが、チュニジアへの飛行機のチケットを取ってからその若者に連絡を取り、見所やお勧めのレストラン、移動方法など色々教えてもらった。彼はレンタカーを全く勧めず、電車移動も全く勧めず、Boltという配車サービス(Uberとほぼ同じ)のアプリを使うことを強く勧めたので、旅の前にそのアプリをダウンロード。初めて使うのでちょっとドキドキ。うまくいくかな。
めぎたちがチュニジアにいるとき、その若者も帰省中だということで、色々教えてもらったお礼にお昼をご馳走するという約束をした。彼が行きたいレストランを予約してもらい、当日そこに集合するということで、早速その配車アプリを利用して、めぎたちの宿からチュニスのメディーナ(アラブ旧市街)にあるレストランまでの配車を手配。すぐに「あと3分で到着」というような表示が出たが、ほどなく案の定めぎたちの宿までは辿り着けないというメッセージ。ちゃんと辿り着ける道があるのだが、遠回りなのでナビに出てこないようで、近場まで来てそれ以上は通行止めになり、そこで待っているというのだ。(余談だが、そのメッセージは何語で書いても相手の言語に瞬時に翻訳されるという優れもので、ドイツ語で書いたのがたぶんあちらではアラビア語になり、運転手がアラビア語で書いたのがめぎには英語で表示されていた。日本語でも試してみればよかったな…でも、そのときはうちのドイツ人と話しながら書いているので、そのままドイツ語で記入。慣れないフランス語を書く必要もなく、文明の利器の有難さを感じたわ。どこにいてもスマホのアプリが使えたので、スマホのSIMカードをちゃんと空港で買っておいてよかったな、と痛感。)めぎたちとしてはうちのドイツ人にあまり歩かせないように宿まで来てほしかったのだけど、結局そのタクシーがいる場所まで降りて行かなければならなかった。まあ下りだからいいけど、うちのドイツ人に約束の場所で元気にいてもらえるよう、事前にあまり負荷をかけたくなかったんだけどな…
チュニジアのBoltで配車を呼ぶと、こんな黄色のタクシーがやってくる。アプリ上でどこまで行くか、そこまでいくらかも決めて配車しているため、乗ってドライバーと話すことはない。ボンジュール、とか、アラビア語でアッサラームと言ってみても、あまり反応がない。ドライバーさんは英語はほとんど全く、フランス語もあまりできない人が多かった。あと、チュニジアはシートベルトについてはほとんどどうでもいいらしく、壊れてて使えない車がほとんどだった。

Boltのアプリ画面にはナンバーが数字と数字の間にTU(チュニスという意味だと思う)と表示されているのだが、実際はそのTUはアラビア文字。日本のナンバーをふと思い出した。品川とか書かれているあのナンバー、そう言えば外国人には読めないわね。

車はかなり汚れていることが多い。これはまだいい方で、ナンバーが見えないほど汚れているのも結構目にした。

シディ・ブ・サイドからチュニスまではどの道を使うかによって違うが20~23㎞ほどで、普通は30分ほど。それがBoltを使うと2024年末の時点で約20ディナール(約7ユーロ)。インターネットで読んでいた相場と比べて、コロナ以降たぶん2倍ぐらいに上がったのではと思う。でも、普通にタクシーを使うより安く(半額ぐらい)、ホテルの送迎などの5分の1程度。この日はこんな道を行った。(下の地図はその日のものではないが。)

↑この地図の左端の通る予定の道路がピンク色になっているが、当日もその辺りが渋滞。これは渋滞に入るちょっと前の花屋が並んでいたところ。ああいいな、この時期にこんなにお花があって。大きなお花が眩しく見えた。

チップスみたいなの、こんな風に売るんだなあって物珍しく写してた。

そしてピンクの辺りになると車がほぼ動かなくなった。暇なので、車窓から写真撮影。日除けの網が張られていたので写りは全く良くないが、チュニスの雰囲気、人々の様子に興味津々で、写さずにはいられず。

めぎたちが泊まっているところにはお金持ちのチュニジア人しかいないのだな、ということがここに来て分かった。

車が渋滞でほとんど動かないからというのもあるけど、ものすごくすぐそばを人が通っていくのでびっくりする。

座り込んでいる人もいる…

この先がメディーナの中なのだが、凄く混んでいるわねぇ…後で聞いたところによると、この日は土曜日だったのだが、日曜日はメディーナの店が閉まるため、買い出しの日なのだそう。

そして、ほんのちょっと隙間を人力車もすり抜けていく。

何しているのかな、何を食べているのかな、何を話しているのかな…

ちょっと大きな広場がすし詰め状態。

レンタカーを全く勧められなかった理由がよく分かったわ。

続く。
5泊したところは、シディ・ブ・サイドという白と青の建物で有名な小さな町。
そこに泊まることにした決め手は、海沿いで空港からタクシーで来られる場所で、首都のチュニス観光にも遺跡のカルタゴ観光にも近くて便利だということ。チュニジアに行ったのは、めぎ家のアパートに去年一時期チュニジア人の若者が住んでいてチュニジアの話を聞いたのがきっかけなのだが、チュニジアへの飛行機のチケットを取ってからその若者に連絡を取り、見所やお勧めのレストラン、移動方法など色々教えてもらった。彼はレンタカーを全く勧めず、電車移動も全く勧めず、Boltという配車サービス(Uberとほぼ同じ)のアプリを使うことを強く勧めたので、旅の前にそのアプリをダウンロード。初めて使うのでちょっとドキドキ。うまくいくかな。
めぎたちがチュニジアにいるとき、その若者も帰省中だということで、色々教えてもらったお礼にお昼をご馳走するという約束をした。彼が行きたいレストランを予約してもらい、当日そこに集合するということで、早速その配車アプリを利用して、めぎたちの宿からチュニスのメディーナ(アラブ旧市街)にあるレストランまでの配車を手配。すぐに「あと3分で到着」というような表示が出たが、ほどなく案の定めぎたちの宿までは辿り着けないというメッセージ。ちゃんと辿り着ける道があるのだが、遠回りなのでナビに出てこないようで、近場まで来てそれ以上は通行止めになり、そこで待っているというのだ。(余談だが、そのメッセージは何語で書いても相手の言語に瞬時に翻訳されるという優れもので、ドイツ語で書いたのがたぶんあちらではアラビア語になり、運転手がアラビア語で書いたのがめぎには英語で表示されていた。日本語でも試してみればよかったな…でも、そのときはうちのドイツ人と話しながら書いているので、そのままドイツ語で記入。慣れないフランス語を書く必要もなく、文明の利器の有難さを感じたわ。どこにいてもスマホのアプリが使えたので、スマホのSIMカードをちゃんと空港で買っておいてよかったな、と痛感。)めぎたちとしてはうちのドイツ人にあまり歩かせないように宿まで来てほしかったのだけど、結局そのタクシーがいる場所まで降りて行かなければならなかった。まあ下りだからいいけど、うちのドイツ人に約束の場所で元気にいてもらえるよう、事前にあまり負荷をかけたくなかったんだけどな…
チュニジアのBoltで配車を呼ぶと、こんな黄色のタクシーがやってくる。アプリ上でどこまで行くか、そこまでいくらかも決めて配車しているため、乗ってドライバーと話すことはない。ボンジュール、とか、アラビア語でアッサラームと言ってみても、あまり反応がない。ドライバーさんは英語はほとんど全く、フランス語もあまりできない人が多かった。あと、チュニジアはシートベルトについてはほとんどどうでもいいらしく、壊れてて使えない車がほとんどだった。
Boltのアプリ画面にはナンバーが数字と数字の間にTU(チュニスという意味だと思う)と表示されているのだが、実際はそのTUはアラビア文字。日本のナンバーをふと思い出した。品川とか書かれているあのナンバー、そう言えば外国人には読めないわね。
車はかなり汚れていることが多い。これはまだいい方で、ナンバーが見えないほど汚れているのも結構目にした。
シディ・ブ・サイドからチュニスまではどの道を使うかによって違うが20~23㎞ほどで、普通は30分ほど。それがBoltを使うと2024年末の時点で約20ディナール(約7ユーロ)。インターネットで読んでいた相場と比べて、コロナ以降たぶん2倍ぐらいに上がったのではと思う。でも、普通にタクシーを使うより安く(半額ぐらい)、ホテルの送迎などの5分の1程度。この日はこんな道を行った。(下の地図はその日のものではないが。)
↑この地図の左端の通る予定の道路がピンク色になっているが、当日もその辺りが渋滞。これは渋滞に入るちょっと前の花屋が並んでいたところ。ああいいな、この時期にこんなにお花があって。大きなお花が眩しく見えた。
チップスみたいなの、こんな風に売るんだなあって物珍しく写してた。
そしてピンクの辺りになると車がほぼ動かなくなった。暇なので、車窓から写真撮影。日除けの網が張られていたので写りは全く良くないが、チュニスの雰囲気、人々の様子に興味津々で、写さずにはいられず。
めぎたちが泊まっているところにはお金持ちのチュニジア人しかいないのだな、ということがここに来て分かった。
車が渋滞でほとんど動かないからというのもあるけど、ものすごくすぐそばを人が通っていくのでびっくりする。
座り込んでいる人もいる…
この先がメディーナの中なのだが、凄く混んでいるわねぇ…後で聞いたところによると、この日は土曜日だったのだが、日曜日はメディーナの店が閉まるため、買い出しの日なのだそう。
そして、ほんのちょっと隙間を人力車もすり抜けていく。
何しているのかな、何を食べているのかな、何を話しているのかな…
ちょっと大きな広場がすし詰め状態。
レンタカーを全く勧められなかった理由がよく分かったわ。
続く。
2025-01-18 02:00
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コメント(4)
英語以外の外国語はぜんぜんダメです。
by Baldhead1010 (2025-01-18 06:22)
渋滞で車がうごかないから、かえって街の様子、人の暮らしがよく感じられます、チップス、パリッと粉々にならないのかな、、スマホ、アプリ機能すばらしいですね、会話がスムーズには変換っ絵心強いですもの
by engrid (2025-01-18 08:26)
初めての挑戦も巧く行ってよかったです。まさに文明の利器です。ね。映画を見ているような気分になりました。
by JUNKO (2025-01-18 14:21)
旅をしている気分で読ませて
いただいています。
by のび太 (2025-01-19 10:54)