宿の決定 [2024年末~2025年始 チュニジア]
今日は年末年始のチュニジアでめぎ家が泊まった宿のお話を。移行先のこの記事はこちら。
チュニジアに行こうと決めたとき、うちのドイツ人の希望で、空港からタクシーで来られる範囲の場所で、海の見える宿を探した。最初に候補にしたのはLa Marsaという海岸沿いの町だったのだが、いいなと思うのがアパルトメントだけで、それもどこも最近アパルトメントを始めたところばかりで、口コミもほとんどなく、本当に信用できるかな、とちょっと不安。で、たぶん相当な観光地だろうなと思ったけど、とても美しい場所のようだし、数日住んでみれば普通の顔も見られて面白いかな、と思う高台のシディ・ブ・サイドで探し始めた。最初は5泊で400ユーロほどのとても素敵な内装で海ももちろん見えるアパルトメントを見つけて予約したのだけど、キッチンが他の部屋と共有だと言われ、うちのドイツ人が首を横に振った。知らない人たちがキッチンでパーティーなどしているのと一緒にいたくない、と言うのだ。本当にパーティーするかどうかは分からないけど、年越しの時期だから無いとは言えない。それに、慣れないチュニジアで、朝ご飯を作るのも食べに行くのも面倒だよね、せめて朝食ぐらいは宿で提供される方がいいな、ということになった。

でも、このシディ・ブ・サイドで海の見える宿って、ほとんどない。↑このホテルは19世紀の邸宅を利用しているとかで良さげなのだけど、部屋からは海が見えない。で、海の見える部屋のあるここ↓を次に候補に挙げた。

レストランも併設しててかなり立派そうなのだが、口コミを読むと、朝食は卵料理を頼むと有料になるとか、部屋にコーヒーを入れる設備もないとか、角なので人の声が煩いとか、書かれてる。うん、たしかに、道路沿いで角だわね…

しかもここ、海を見下ろす見晴らし台のすぐ近くで(写真に写ってないけどこの右側)、人がかなり集まる場所なのだ。そりゃ煩いだろうねぇ…しかも、これはここに来てから分かったのだけど、目の前にもう一軒家がある。すぐ下が海、というわけじゃなかったのね。

というわけで、めぎ家は崖の端に立つ宿を予約したのだった。この入り口がこの宿の中で一番高いところにある。最上階にロビー、その下に部屋。その構造が珍しくて面白い。ホームページはこちら。泊まった部屋はこちら。

場所はこちら。写真バージョンにすると、崖の端っこであることがよく分かる。ちなみにそこから右にスクロールすると、青い傘がいっぱいの有名なカフェ(めぎたちが入らなかったところ)があり、もう少し右にめぎたちが泊まらなかった宿と見晴らしポイントがある。
この宿は部屋が5つしかなく、一番下の階にレストランがあるのだけどそれは一般向けに公開はしてなくて宿泊客だけが使えるところ。したがっていつもとても静かで、外部から人が来ないので安心で、従業員の方々も少人数なので全員の顔を覚え仲良くなれて、とても居心地よく過ごすことができた。ここはロビーのラウンジ。ここに人がいるのを見たことは2回ぐらいしかなかったな。

レストランにはテーブル3つしかなく、ここが満席になったのは大晦日だけで、あとはいつもめぎたちしかいなかった。採算取れてるのかなって心配になるほど閑古鳥。

外のテラス席やプールサイドの席に座っていた人は何度か見かけたけどね。その人たちはチュニジア人で、みんな一泊でいなくなったので、欧米の人も来る宿だけど、チュニジア人が週末とかに一泊遊びに来るのによく使われている場所なのかな、という気がした。めぎたちは寒くてそこには座らなかったけど。しかし、この宿、安い部屋でも一泊150ユーロほど(一部屋の料金なので、二人だと一人当たりはその半額)、高い部屋は一泊330ユーロもするんだけど、チュニジアには若くてもそこに泊まりに来られるお金持ちもいるんだな…まあ、チュニジア国内のIPアドレスなら違う料金が表示されるのかも知れないが。でも、貧富の差も半端なく大きくて、富裕層はめぎよりずっとお金持ちだったし。

朝食付きだから朝から食べに出かける面倒もないし、その朝食がヨーロッパ風で、慣れないチュニジア料理続きにならずに済んで朝にちょっと一息つけたのもよかった。昔はそこに行ったらそこの物を食べるというのを旅の楽しみにしていたけど、歳取ってきて、めぎもうちのドイツ人も多少の中休みを必要とするようになったのだ。めぎたちはいつもこの席に座って食事をした。5泊のうち、朝食5回、夕食3回をここで。それがいつもとてもいい時間だった。朝食はプールの向こうに美しい海が見えて楽しかったし、夕食も海沿いの街灯や遠くの街の明かりが見えてとても美しかったし、食事の質も高かったし、ここのウエイターさんがとても素敵な人で素晴らしくプロフェッショナルでかつ心が籠っていたのだ。このレストランとウエイターさんのおかげで、この宿にして本当によかったと思ったほど好印象。

明日に続く。
移行先はこちら
https://megimigi.seesaa.net/
チュニジアに行こうと決めたとき、うちのドイツ人の希望で、空港からタクシーで来られる範囲の場所で、海の見える宿を探した。最初に候補にしたのはLa Marsaという海岸沿いの町だったのだが、いいなと思うのがアパルトメントだけで、それもどこも最近アパルトメントを始めたところばかりで、口コミもほとんどなく、本当に信用できるかな、とちょっと不安。で、たぶん相当な観光地だろうなと思ったけど、とても美しい場所のようだし、数日住んでみれば普通の顔も見られて面白いかな、と思う高台のシディ・ブ・サイドで探し始めた。最初は5泊で400ユーロほどのとても素敵な内装で海ももちろん見えるアパルトメントを見つけて予約したのだけど、キッチンが他の部屋と共有だと言われ、うちのドイツ人が首を横に振った。知らない人たちがキッチンでパーティーなどしているのと一緒にいたくない、と言うのだ。本当にパーティーするかどうかは分からないけど、年越しの時期だから無いとは言えない。それに、慣れないチュニジアで、朝ご飯を作るのも食べに行くのも面倒だよね、せめて朝食ぐらいは宿で提供される方がいいな、ということになった。
でも、このシディ・ブ・サイドで海の見える宿って、ほとんどない。↑このホテルは19世紀の邸宅を利用しているとかで良さげなのだけど、部屋からは海が見えない。で、海の見える部屋のあるここ↓を次に候補に挙げた。
レストランも併設しててかなり立派そうなのだが、口コミを読むと、朝食は卵料理を頼むと有料になるとか、部屋にコーヒーを入れる設備もないとか、角なので人の声が煩いとか、書かれてる。うん、たしかに、道路沿いで角だわね…
しかもここ、海を見下ろす見晴らし台のすぐ近くで(写真に写ってないけどこの右側)、人がかなり集まる場所なのだ。そりゃ煩いだろうねぇ…しかも、これはここに来てから分かったのだけど、目の前にもう一軒家がある。すぐ下が海、というわけじゃなかったのね。
というわけで、めぎ家は崖の端に立つ宿を予約したのだった。この入り口がこの宿の中で一番高いところにある。最上階にロビー、その下に部屋。その構造が珍しくて面白い。ホームページはこちら。泊まった部屋はこちら。
場所はこちら。写真バージョンにすると、崖の端っこであることがよく分かる。ちなみにそこから右にスクロールすると、青い傘がいっぱいの有名なカフェ(めぎたちが入らなかったところ)があり、もう少し右にめぎたちが泊まらなかった宿と見晴らしポイントがある。
この宿は部屋が5つしかなく、一番下の階にレストランがあるのだけどそれは一般向けに公開はしてなくて宿泊客だけが使えるところ。したがっていつもとても静かで、外部から人が来ないので安心で、従業員の方々も少人数なので全員の顔を覚え仲良くなれて、とても居心地よく過ごすことができた。ここはロビーのラウンジ。ここに人がいるのを見たことは2回ぐらいしかなかったな。
レストランにはテーブル3つしかなく、ここが満席になったのは大晦日だけで、あとはいつもめぎたちしかいなかった。採算取れてるのかなって心配になるほど閑古鳥。
外のテラス席やプールサイドの席に座っていた人は何度か見かけたけどね。その人たちはチュニジア人で、みんな一泊でいなくなったので、欧米の人も来る宿だけど、チュニジア人が週末とかに一泊遊びに来るのによく使われている場所なのかな、という気がした。めぎたちは寒くてそこには座らなかったけど。しかし、この宿、安い部屋でも一泊150ユーロほど(一部屋の料金なので、二人だと一人当たりはその半額)、高い部屋は一泊330ユーロもするんだけど、チュニジアには若くてもそこに泊まりに来られるお金持ちもいるんだな…まあ、チュニジア国内のIPアドレスなら違う料金が表示されるのかも知れないが。でも、貧富の差も半端なく大きくて、富裕層はめぎよりずっとお金持ちだったし。
朝食付きだから朝から食べに出かける面倒もないし、その朝食がヨーロッパ風で、慣れないチュニジア料理続きにならずに済んで朝にちょっと一息つけたのもよかった。昔はそこに行ったらそこの物を食べるというのを旅の楽しみにしていたけど、歳取ってきて、めぎもうちのドイツ人も多少の中休みを必要とするようになったのだ。めぎたちはいつもこの席に座って食事をした。5泊のうち、朝食5回、夕食3回をここで。それがいつもとてもいい時間だった。朝食はプールの向こうに美しい海が見えて楽しかったし、夕食も海沿いの街灯や遠くの街の明かりが見えてとても美しかったし、食事の質も高かったし、ここのウエイターさんがとても素敵な人で素晴らしくプロフェッショナルでかつ心が籠っていたのだ。このレストランとウエイターさんのおかげで、この宿にして本当によかったと思ったほど好印象。
明日に続く。
移行先はこちら
https://megimigi.seesaa.net/
2025-01-09 02:00
nice!(25)
コメント(2)
アフリカ大陸と南米は行ったことないですが、長距離の移動はもういやです^^
by Baldhead1010 (2025-01-09 06:41)
気に入った宿を見つけるのは大変ですね。いい宿で良かったです。もう何年も旅行らしきものはしていません。
by JUNKO (2025-01-09 11:40)