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カフェ・デ・ナット [2024年末~2025年始 チュニジア]

ここ数日、何の話から書こうかなぁ…と旅を振り返っている。時系列にするのが最も簡単だが、今回の旅はそういう気分ではないので、印象に残ったことや今思い出すことなどから順々に書こうと思っている。一番印象に残ったことは宿とそこの食事なのだが、それは後日とし、今日はその次に印象に残ることを書こうと思う。

めぎたちが宿泊したチュニジアのシディ・ブ・サイドには、有名な喫茶店が2軒ある。カフェではなく「喫茶店」と書いた方が、その雰囲気に合うように思う場所。そのうちの1軒に、到着早々行ってみた。カフェ・デ・ナットという店だ。と言っても、ここがそれだと分かって入ったわけではなく、この登り階段の雰囲気が素敵だなあって感じ、入ってみようかということになったのだった。
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おお~中、素敵ね~
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ここに靴を脱いで上がって座れるようになっていて、水煙草も吸えるみたい。
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外の席からは街並みを見下ろせるようだったけどそこは埋まっていたので、ガラガラの中に座った。早速、この辺りで有名らしい若いアーモンドの実の入ったミントティーを注文。事前に聞いた通り、甘いお茶。この日の移動で疲れためぎにはとても美味しい甘さだった。ただ、うーん、美味しいけど、ぬるいな…
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しかも、頼んでないのにチュニジアのお菓子をこんなに盛り付けて持ってきた。まあ綺麗だから写真撮影にいいかな、と思ってそのまま頂いたけど、甘くて全部はとても食べられない。
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で、店の人に言われたお会計が35DT(チュニジアディナール)。今のレートで換算すると、約10ユーロ(約1500円)。一人当たり5ユーロ(750円)。ドイツ的に考えれば(日本でも資生堂パーラーとかでお茶することを考えれば)全然OKだけど、それはあなた、ぼったくりでしょ…お茶自体はせいぜい5DT、普通の店なら1DTかもしれないものなんだからさぁ…今回の滞在ではこういうことが多々あった。ほんの数ユーロ、それどころか時にはほんの数セントのことなのでめぎ家的には痛くも痒くもないんだけど、人々が観光客に大目に請求したりお釣りを少なく渡したりというのは日常茶飯事で、それはもうイタリアの100倍ぐらい。スリはイタリアより少ないが、堂々とぼったくりをする国というイメージが残った。他方ではものすごく親切で、サービス満点なのだが。この喫茶店の人も、何度もめぎたちのテーブルに来てはフランス語で昔からの歴史を説明してくれてたし。それほど良いサービスじゃなくてもめぎたちはチップをはずむ気満々で来ているのだが、最初からぼったくられたりお釣りを少なく渡されたりするとその気が失せるわよね。この初っ端の出来事、観光地であるこの町ならではのことなのかこの国全体のことなのかは分からないけど、今回の旅の一面を象徴している。

この喫茶店には、かつてフランスのコロニー時代にパウル・クレーやアウグスト・マッケなども来たらしい。たくさん絵がかかっていたが、どれかは彼らの描いた絵だったのかもしれない。
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場所はこちら。



喫茶店の話は明日に続く。


移行先はこちら
https://megimigi.seesaa.net/
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コメント 4

Baldhead1010

甘い物大好きです^^
by Baldhead1010 (2025-01-06 06:52) 

JUNKO

床に座れるなんて珍しい。素敵な内部です。水たばこの置物迫力あります。
by JUNKO (2025-01-06 14:06) 

angie17

喫茶店での出来事、気持ちは分かります~。
こちらは最初からチップを払うつもりなのに、
勝手に何かを持ってこられたり、高めに請求されるのは、
なんだかなぁ~~と思ってしまいますね。
by angie17 (2025-01-06 18:35) 

YAP

新しいところにコメント書きました!
by YAP (2025-01-06 22:46)