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帰り道の美しい花たち [2020年春~シュペー家の庭園]

今日は貴族の私有地の庭園の4回目の訪問の話の最終回。5月中旬に差し掛かったある平日の朝のこと。
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再び森と材木の道を歩いて出口へ向かう。
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途中に咲き始めていたHolunderという花。花をシロップにしたり、実をジュースにしたりする。日本語でセイヨウニワトコというらしい。いい匂い。
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眩しい光が美しかったところ。
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そして、入り口近くまで戻ってきた。
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この近くのRhododendren(シャクナゲとツツジとアザレアの総称)が素晴らしかったので、最後の撮影。蜂さんもいっぱいいたなあ。
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どれもRAWで撮ってはいるのだが、現像していない。ブログに載せているのは撮って出しばかり。勿体ないなあと思うけど、時間なくて。多分上の写真などはRAWから暗部を持ち上げてみるとちゃんと写っているのだろうが、こう影になっているのもめぎとしては悪くない気がする。深い森と隣り合わせのRhododendrenというイメージで。

黄色い葉っぱの木と青空が美しかった。
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開園の8時に入って9時半頃にはもうここを出る。いつもここに来る日は午後から授業の日で、そういう日は午前中フリーなのがドイツの働き方のいいところ。それでも10時には帰宅して、色々準備したい。だから、もしここが6時開園だったら6時に来ると思う。8時にはもう光が強すぎるしね。冬だったら、8時ではまだ夜が明けていないから、もう少し遅く来るかな…真っ暗な庭園で夜明けの様子を写すのも面白そうだけど。ちなみにドイツの学校は8時始業なので、8時に間に合うように来るのはそれほど苦ではない。

この水色の車はいつもここにあるのでここの管理人のものだと思う。その裏に小さな駐車場があるのだが、この日はめぎ家の車以外にもう1台だけだった。こんなに美しくRhododendrenが咲いているのに、それを無料で見られるのに、勿体ないなあ…
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…とこのときは思っていたが、ほとんど誰もいないのは早朝だったからのようで、この数日後の午後うちのドイツ人がこの近くに仕事で来た時には、駐車場から車が溢れて外の道までずらりと車が並んでいたという。4月には開いていた地図の右下にある城の近くの門が閉ざされたのは、その直後の5月15日のこと。きっと凄い数の車が押し寄せていたのね。その頃から緩和がどんどん進んだからかもしれないが。そんなわけで、早起きする価値は十二分にあるのだ…めぎ家はいつもほとんど54ヘクタールを二人占めなのだから。地図を見ると上の方にもう一つ入り口があるのが分かるが、そこは庭師専用で一般客は入れないところ。この地図はこの公園のHPから。
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以上で4回目の訪問の話はめでたく終了。ここまでもう7回も行った…だからまた近々5回目の話を始める予定。
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