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5回目のここ [2020年春~シュペー家の庭園]

今日からまた貴族の私有地の庭園のお話を。5回目の訪問の話に入る。

5回目の訪問は5月21日。この日ドイツではキリスト昇天の日で祝日だった。いつも平日に出向いていたのだが、その週は他の日に都合がつかず、朝なら祝日でも空いているのではないか、というか祝日はみんなゆっくり寝たくて人がいないんじゃないかなどと考えて、行ってみようということに。しかし、いつものように8時ちょっと前に着いたのだが、既に駐車場にはこんなに車があった…
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こんなに、と言ってもめぎ家以外にせいぜい5台で、多く見積もっても54ヘクタールに15人程度しかいないのだが、いつも誰もいないところに来てたので、かなりびっくり。やっぱり祝日は混むのね(当たり前だわね)…そんなわけで、先客がすでにいた。
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この日朝から人が多かったのは、祝日なのもそうだけど、Rhododendren(シャクナゲとツツジとアザレアの総称)がちょうど咲き乱れていたからかもしれない。その前の週に満開を迎えたと感じていたけれど、一週間経ってもまだまだ満開という感じだった。
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よく見ると終わっているのもあるのだが、それは4月に既に咲いていた種類ので…
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ほとんどは今が最盛期。
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光が強すぎる気もしたが…
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お花は本当に素晴らしかった。
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この日は右上のEinlauf Weiher(訳すと流入沼という感じ)を目指す。前回見た2つ目の池で、前回はその池に流れ込む小川を渡って庭園の端っこ、つまり北側から池を眺める形で歩いたのだが、この日は池の南側、川が流れ込む付近に到達して行き止まりになっている道のところへ行ってみようと。この地図はこの公園のHPから。
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で、地図で言うと、左の赤い文字の入り口から入ってまっすぐ右へ進み、でもひたすらまっすぐは前の週に行ったので、ちょっと遠回りすることにして最初に右へ折れる道Silberpfad(銀の小道)へと進んだ。
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ちょっと枯れた色合いの芝生にRhododendrenがいっぱい咲いていて、カラスがいた。この頃、ずっと雨が降らなくて、芝生はどこもからからに乾いていた。
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それでもRhododendrenは綺麗に咲いている。水が少なくてもよく咲くのかな。思えば庭園で水遣りをしているようには全く見えない。ちょっと不思議…
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今回も長く続く。
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