日曜日の散歩風景から～6月中旬編～

同じような風景が続くが、今日も日曜日の散歩で写した写真から。一週間前の14日の撮影。

もう6月も中旬、と思いながら写していた。



早くも木々には実がなっていて、季節の移り変わりの早さを思い知る。



コロナに気持ちを捕らわれているうちにもう夏至よ…



ドイツで学校が休校になったのは3月16日からだった。あれからもう3か月以上経つのね。



あの頃は、夏になったらもしかしたらウィルスは鳴りを潜めるんじゃないかなんて言う話もあったけど、全然だわねぇ。



あ、この父娘、数週間前にもこの日曜日の散歩時にこの公園で会ったわ…



たぶん離婚夫婦の子供で、お父さんは日曜日に娘と会っているのだろうと思う。日曜日の朝10時の公園で会う父一人の子供連れはたいていがそう。ドイツでは極めて多いパターン。



めぎの生徒たちも、夏休みは何をするの？と聞くと、今年はコロナでどこにも行けないという話の他に、2週間は父親の家に行く、と答えた生徒が結構いた。ドイツでは離婚した元夫婦に子供がいる場合、別れて住む方の親に定期的に、可能であれば一年の半分は会わせたり泊まらせたりしなければならないことになっていて、多くは土日や長期休暇に泊まり込みで会いに行く形をとっている。だから普段の授業でも、週末何をしましたか、という問いに「父の家に行きました。」という答えが極めて多い。特別なことはしてないが一緒にスーパーで買い物をしたりうちで料理をしたりして過ごしたという話をする生徒たちはとても嬉しそうで、めぎはちょっとホッとする。



あ、あの乗り捨てタイプのレンタルシェア電動スクーター、あんな状態で乗り捨てられているなんて…どうなってるの、もう。



世の中便利になるとともに、理解しがたいことも増えてきたように思う。



でもそれってめぎが歳を取ったという証拠なのかもしれないわね。だって今の若者は、この状態の中で育ち、これが普通として認識していくのだものね。