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シャクヤクの季節の始まりと休暇の終わりと [新型コロナウィルスのこと 2020年]

今年初のシャクヤク。これは金曜日の撮影。
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いつもはもっと後で、5月や6月に買うのだが、これが欲しいという花が他になくて、まだまだ出始めで高いけど購入。15本で23ユーロぐらい(約2700円)だった。シャクヤクの切り花って、湯上げしたり、花が開くように花も濡らしたりと手間がかかる。
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でも、手間をかけたおかげで綺麗に咲き出した。ここからは土曜日の撮影。
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3枚目以降の写真は、ZマウントのZ50(APS-C)にFマウントのAPS-C用の40㎜単焦点マクロレンズをKIPONの0.7xというアダプターでつけて撮影している。APS-Cのカメラに40㎜をつけると60㎜に写るが、このアダプターを使うと40㎜で撮れるようになる。普通そういうアダプターは、フルサイズ用のレンズをフルサイズと同じ画角で撮りたい人のためにあると思うのだが、ニコンの40mmマクロレンズはもともとAPS-C用のレンズなのでその必要はないのだが、このマクロレンズはフルサイズにつけて撮ってもケラレがほとんどなくそのままいけるぐらいなので、敢えて0.7xを楽しんでいる。
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マクロレンズだけど手持ちで。ピントを合わせて手振れに気を付けて気合を入れてパチリ…というそんな時間が楽しくて。
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めぎはここまで5週間という長い休校(3週間)とイースター休暇(春休み2週間)の時間をひたすら家で過ごしてきた。ドイツの休校は5月3日まであと2週間伸びたけど、この2週間例外として卒業年次の学年だけ多少の授業が行われることになっている。と言っても、普通の授業ではなく、5月中旬からの卒業試験に向けて最後の質問に答える程度とのこと。他の学年は休みだし、コロナに対しリスクの高い60歳以上の教師(及び持病のある教師)は自宅待機で、この2週間は普通の仕事の状況とは全く異なる様子になりそう。
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5月4日以降も、休校が終わるとは言え夏休みまではもう通常には戻らず、登校できるのは一部の学年のみの予定。戻る学年も、主要科目に絞って授業が行われ、しかもその授業は1クラスの人数をずっと削減して机も1.5mずつ離して行われる。だから多くはオンラインで授業を行う予定で、今週の月曜日と火曜日はその準備が行われる。
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たぶん5月4日以降に戻ってくる学年は、まずは来年度に卒業年次になる学年ってことなんだろうから、そうだとするとめぎはそこから本格的に開始になるのだろうと思う…全部オンラインでやるのか一部なのか、まだ何も決まっていないので全然わからないけど。
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とにかくイースター休暇はこの週末で終わり、夏休みまでの2か月間何らかの形で仕事をすることになる。だから、のんびり時間を楽しむのはこれでしばらく終わりね、とマクロレンズ&手持ちで撮る時間を楽しんだのだった。
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そうそう、バルコニーのシャクヤクは、一つだけ花芽を付けている…さてさて、どうなるかしらね~これだけフォクトレンダーの40㎜で。
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そして、日曜日。
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大きく花が開いたのを、今度はニコン製の普通のアダプターを使って40㎜マクロで、つまり35㎜換算60㎜で写した。
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ニコン製のアダプターなのでAFも使える。Z50ではEVFを覗きながらフォーカスしたいポイントを拡大できるようになったので、こういうのを撮るときすごく楽。
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土曜日の夜中から日曜日午前中にかけて校長から立て続けに何通もメールが届き、月~水曜日の予定がやっと明らかに。その後の予定はまだ連絡待ち。
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最近のドイツ人ってホント全然働かないイメージだったけど、少なくともこの校長に限っては土日&夜返上で働いている。失礼ながら、ドイツ人ってやる気になるとこんなに凄いんだ、というか、想像を超えたバイタリティと粘り強さと慎重さと段取りの良さと思いやりと気配りと明瞭さと切り替えの早さがあって、圧倒的にパワフルかつ温かい雰囲気に満ちている。凄い上司を持ったなあと恐れ入り、及ばずながら自分も頑張ろうというやる気がわいてくる。こんな状況だからこそ、この職場にいて良かったと思う今日のこの頃。
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そして、この2週間ひたすらカメラと遊んでおいてホントよかった。夏休みまでの2か月ちょっと、身体に気を付けて頑張ろう。
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