SSブログ

ノイジートラー湖の日没 [ウィーンとブルゲンラント 2017年秋]

現在、2017年秋のオーストリア・ブルゲンラント州の話を連載中。

ハンガリーのオーストリアとの国境にあるエスターハーズィ家の夏の離宮を見たあと、もう一つ見たいものを追いかけてオーストリアへ再突入。離宮からその場所まで20kmくらい。
a1.jpg


いそげ~いそげ~~
a3.jpg


間に合うか・・・?
a2.jpg


間に合った~~~!
a4.jpg


国境付近にあるノイジートラー湖の日没が見たかったのだ。ぎりぎり間に合ったが、あっという間に終わっていった。
a5.jpg


このとき16時50分頃。日も暮れたし、この近くの宿にしましょ、とスマホでこの辺りの宿を検索し、ここいいな~と思うところ(ワイン用のぶどう園がやっているペンション)をBooking.comで見つけ、サクッと予約した。スマホ便利ね~Booking.comも便利ね~~
a6.jpg


で、その宿に行ったら、宿の女主人がかなり身構えて待っていた。ドアを開けてくれた彼女に「Guten Abend! Wir haben gerade ein Zimmer reserviert...」(こんばんは~たった今予約したんですが・・・)と言いかけると、えええ?ドイツ語!?と大声を上げた。日も暮れてからいきなり予約が入り、それもサイトの日本語版を使っているというフラグが立っていて、日本人?何語で話せばいいの?英語ができるのか?とドキドキしたらしい。確かに日本人がやってきたのだが、オーストリアの宿敵ドイツ人をつれて。あははは。それがトラウマになったのか、今はBooking.comでは4泊以上しか受け付けていないみたい・・・それに、一泊あたりの値段が当時よりずっと高くなっている。場所はこちら

宿は広々としていて綺麗だった。もっと古い昔風の宿を想像していたのだが、全然違ってかなり新しくて家具はいかにもIKEAっていう感じだったけど。夏に一週間単位で休暇を過ごしに来る人が多いそうで、そういう人達には広い部屋が居心地いいんじゃないかな。ベッドしか写してなくて残念。中の写真は上のリンク先にいっぱい出ている。
a7.jpg


建物は次の朝の撮影(これのみV3で撮影)。とっても綺麗で、割と最近改装したんじゃないかな。
a8.jpg


この先のお話は12月になってから。

撮影: D600 + 58mm(F1.4), Nikon1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
nice!(30)  コメント(8) 

再びハンガリー側のエスターハーズィ城へ [ウィーンとブルゲンラント 2017年秋]

現在、2017年秋のオーストリア・ブルゲンラント州の話を連載中。

この日の朝オーストリアのアイゼンシュタットにあるエスターハーズィ城を見学して、その後もう一度見たいと思って再びやってきたのは、この前日に見たハンガリー側のエスターハーズィ家の夏の離宮。
a1.jpg


と言っても中を見学しに来たのではなく、もしかしたら日があたっているかも、と。ぎりぎり間に合ったわ~
a2.jpg


アイゼンシュタットを14時半頃出てハンガリーまでやってきて、途中お墓で寄り道して、ここには15時45分頃に到着。最初は雲がかかっていたのだけど、待っていたら光が指してきたのだった。
a6.jpg


ああ、やってきた甲斐があったわね~
a7.jpg


光があたっているところを写したいな、というめぎのボヤキに国境を超えて下道を50km走ってくれたうちのドイツ人に感謝。
a3.jpg


いつかこのお城の中も見学したいね~(と言っておけばいつかまた連れて行ってくれるだろう・・・)
a4.jpg


ブルゲンラント州はオーストリアの中ではすっかり忘れられた外れだけど、そのブルゲンラント州との国境地帯のここはハンガリー側から見ても殆ど忘れられた外れなんじゃないかなと思う。ハプスブルク家と違ってエスターハーズィ家を訪ねて観光客が押し寄せるはずもなく、こういうお城は首都に行けばもっとゴージャスなのがあるわけだし、ある意味穴場なんじゃないかな。ヨーロッパにはこういう忘れられたところがいっぱいあるのだろう。こういうところこそ維持のために見学してお金を落としてあげたいな。
a5.jpg


広大な庭の部分はそれなりに手入れされているようだった。
a8.jpg


さてさて、もう一つ見たいものがあるんだけど、間に合うかな・・・このとき16時20分頃。
a9.jpg


撮影: D600 + 58mm(F1.4)
nice!(36)  コメント(7) 

ハンガリーの墓地 [ウィーンとブルゲンラント 2017年秋]

現在、2017年秋のオーストリア・ブルゲンラント州の話を連載中。

ブルゲンラント州はハンガリーとの国境地帯。アイゼンシュタットをあとにしためぎたちは、ちょっと見たいものがあってハンガリーに入った。
a1.jpg


ハンガリーはオーストリアから来るとちょっと家が小さいと言うか、道が整備されていないと言うか、なんとなく所得水準の差を感じる。
a2.jpg


しかしどんな小さな村にも立派な教会があって、敬虔さが伺えた。
a3.jpg


そして、ある村を通っていたときにあまりにも美しい花飾りが目に入り、見たいものに間に合うかどうか怪しかったけどちょっとストップオーバー。それはお墓。
a4.jpg


なんて立派な花飾り。
a5.jpg


この日は10月31日で、次の日11月1日はカトリックの諸聖人の日。その日にはお墓参りをする習慣があって、みんなその準備に忙しそうだった。
a6.jpg


もう一度言い直すが、この日(10月31日)はお墓参りにきているのではなく、次の日のためにお墓をきれいに飾っているところなのだった。
a7.jpg


村の中にあるという感じの墓地で、人の声が響き渡っていた。
a8.jpg


ドイツでもカトリックの地方は11月1日にお墓を綺麗にする習慣があるし、プロテスタントも含め11月はお墓参り月間。特に今日は「死者の日曜日」と呼ばれ、以前はイベントやエンターテイメントなども自粛されていた。最近はオペラもサッカーもやっているようだけど。

それにしても、日本の菊まつり顔負けの立派な菊・・・
a9.jpg


この美しさと豪華さが非常に印象に残った。
a10a.jpg


撮影: D600 + 58mm(F1.4)
nice!(30)  コメント(7)