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屋根の修理と鳩 [小さな出来事]

先日かなりの大雨で色々被害のあったデュッセルドルフだが、実は2月にも暴風の被害があった。めぎ家には特に被害がなかったのだが…
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↑左奥の屋根が一部壊れていたのだ。そう言えばそれをちゃんと写してはいなかったのだが。

でも屋根の上だから、壊れていることがその建物の人には分からないんじゃない?ということでうちのドイツ人がその建物の1階にある歯科医院に電話をして知らせてあげたのだが、ずっとそのままで、先日の大雨に遭ったのだった。
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たぶん雨漏りなどがあったのだろう。その後すぐに屋根の修理があった。と言っても修理しているのはこの人一人。デュッセルドルフのサッカーチームのフォルトゥナのTシャツを着ているから、デュッセルドルフの人なんだろうな。
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それにしても、命綱もつけずに…
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こんなところで!
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どうやら屋根の雨樋とかに剥がれた瓦が落ちているようで、それを集めて再び取り付けているようだった。
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しかし…
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数が足りないようで、下に落ちていないかと覗き込んでいる。凄いな…
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で、彼は足りない瓦を取りに、一度屋根を上って天窓の中へと消えていった。
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そこへやってきたのが鳩さん。
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実は剥がれた屋根のところに、2月以降鳩たちが巣を作っていた。塞がれちゃったけど、ひょっとしたら中に卵があったり雛がいたりするんじゃないかしら…
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あ、入って行っちゃった…一羽は外にい続けた。
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そこへ、瓦を持ったお兄さん登場。屋根に残っていた鳩は逃げた。
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このお兄さん、ホント凄い…怖いよ~
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瓦を入れた思いバケツを持ちつつ降りてくるんだもの。命綱も無いのよ。
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そして彼は淡々と瓦を元通りにし…瓦って貼り付けているんじゃなくてただ引っかけているだけなのね…しかし鳩さんが出てきてないと思うんだけどな…いきなり鳩が出て来て彼がびっくりして下に落ちたらどうしようとめぎはものすごくドキドキした。
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作業は進み、最後の瓦も取り付けて(ああ~鳩さん!)、少しずつ登って戻って行った。
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半分瓦が開いているのは、彼が足をかけるところを作ったからで、それを昇りながら閉じていく。
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最後のは窓から振り返って。
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それから再び天窓を取り付けて終了。無事に終わって良かったわ…
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そこへやってきた鳩さん。呆然とした感じが見て取れた。
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写真を拡大して比べてみたが、これは中へ入っていった鳩さんではなく、中に入らずに飛び立った鳩さんのよう。中に入っていった鳩はこれ以降見かけない。めぎの気がつかないうちにどこかから外に逃げていたらと願っていたけど、やっぱりアイーダになっちゃったってことかな…
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注)アイーダとは、ヴェルディのオペラで、エチオピアの王女アイーダがエジプトで捕虜になり、最後は愛するエジプトの将校とともに石の地下牢に埋められて死んでいくという話。
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