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2020年の誕生日 [小さな出来事]

土曜日もやり残したと言うか後回しにしていた仕事をして一日が過ぎ、いつもアップしている時間に間に合うかしら…と思いながら写真を準備してやっと記事を書くのはいつものアップの時間の30分前。今日の話は誕生日のこと。

誕生日の朝は、いつもうちのドイツ人が枕元にプレゼントと花を持ってきてくれる。でも今回の誕生日は木曜日で花を用意できず、バルコニーに置いてあった菊を持って来た…菊を供えられちゃっためぎ(爆笑)。これは朝7時15分頃の撮影だが、ちょうど家を出る時間で、出勤前に慌ただしく撮影。家を出る頃の暗さをお伝えしたくて。
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↑ちなみに積まれているのの奥の方はほとんど日本から取り寄せた本で、村上春樹とか藤原新也とか。欲しくて買ったのに、なかなか読めていないけど。プレゼントの下にある大型本の方は、写真集。こっちの方がよく見るかな。

それから学校に行って授業をして仕事をして、お昼11時半頃いったん家に帰る。次の3枚はその時の撮影。
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バスの中からもパチリ。
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スマホでの撮影も悪くない。
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そして、お昼を食べてからプレゼントを開封。これはうちのドイツ人の母親から。
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中身はゲーテの言葉が書かれた写真の本。いつもの達筆&Haha(彼女が知っている唯一の日本語)というサインのカードも。
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中の写真の例と、カードの表。この刺繍は彼女の手作り。
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これはうちのドイツ人の妹から。
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それからこれはハンブルクの友人夫婦から。彼らが2010年にガラパゴス諸島で撮ったという写真とともに。
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こんな風に、ドイツではいくつになっても大の大人にも誕生日のプレゼントを送り、また、メッセージを送る。だから電話もあって、メールもあって、返事やなにやらとても忙しい。職場には普通誕生日の本人がケーキを焼いてもって行ってふるまうのだが(職場が用意してくれるのではない)、めぎはケーキを焼く暇などなくてフルーツをいっぱい買ってもって行った…

ところで、これは大いなる驚きだったのだが、2年前に定年退職した校長から誕生日祝の手紙が届いた。ドイツでは上記のように誕生日にお祝いメッセージを送るのが極めて普通とは言え、それは家族や親しい友人までのことで、退職した校長からもらうのは初めてのこと…この校長は退職してからベルリンへ移住していったのだが、荷物の中から連絡先が書かれた手帳を発見し、私の誕生日を知って、手紙を書いてくれたのだとか。びっくり~
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さて、それからまた学校に行って授業をして、本当に帰宅したのは19時40分過ぎ。これは再びスマホ撮影。
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うちのドイツ人がディナーを用意してくれていた。鴨の胸肉のロースト。
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ピンク色にならなかった~とのことだが、めぎの大好きな紫キャベツの甘い煮込みともちもちのジャガイモ団子を作っていてくれた。
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そしてワインはプファルツ地方の2005年のもの。うちの地下室で眠っていたもの。
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いつもなら週末にレストランへディナーに出かけたりするのだが、今年はコロナで現在レストラン閉鎖中。または週末にちょっと遠出して一泊旅行したりもしてたけど、やはりコロナで旅行者はホテルに宿泊禁止中。凄い世の中になったわねえ。

で、うちのドイツ人は平日にもかかわらず頑張ってディナーを用意してくれたのだ。その奉仕がプレゼントなのだが、その他に下の2つも。まず、めぎのキッチン(うちにはキッチンが2つあって、こちらはめぎ専用)に…
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包丁をくっつけるマグネットをつけてくれること。こういうの、うちのドイツ人のキッチンにはもうずっとずっと前からあるのだが、めぎも包丁が増えたので取り付けてもらった。
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それから、スマホでラジオを聞いたり音楽を聞いたりするときに使うこのワイヤレススピーカー。
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これはうちのドイツ人がこんな風に使っているのを見ていいなあと思って、めぎも欲しくてリクエストしたもの。
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こうして誕生日は過ぎていった。先日の皆様のお祝いコメントに心から感謝。来年の今頃はどうなっているかしらねえ。
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