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アドヴェントに入る季節 [新型コロナウィルスのこと 2020年]

これはつい先日の金曜日の朝9時ちょっと前。でもまだ、夜が明けたばかりという感じ。
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現在の日の出は8時10分過ぎ。もう夜は明けているけど、9時近くになっても太陽の光は通りに届かない。

本日11月最後の日曜日は、第1アドヴェント(クリスマス4週間前の日曜日)。その直前の金曜日のマルクト市場には、たくさんのアドヴェントリースが並んでいた。今年はオーソドックスな赤が多い。
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いつものようにモミの枝もたくさん積まれていたし…
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自分で飾りをつけるための緑だけのリースもたくさん並んでいた。
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でも、なんだか、クリスマスが近いという気が全然しないなあ。あと3週間頑張れば冬休みなのだというのは指折り数えてはいるのだが、そこまで到達するまで全然気を抜けないという感じだし、到達したらクリスマスがやってくるというわくわく感は全く感じられない。

11月はジビエの季節で、市場にもガチョウや七面鳥やカモがいっぱい並んでいる。一羽は二人では食べきれないので買わないけど、うちのドイツ人がガチョウの胸肉を半分だけ購入。ガチョウは先日レストランのテイクアウトを食べたばかりだけど、やっぱり自分でも作りたいらしい。写真は映り込みが汚いけど、まあ雰囲気ということで。
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先日ドイツはロックダウン・ライトの延長を決め、しかも規制を厳しくした。新規感染者数は一週間前までと同じく1万人から2万4千人の間に収まっていて増え続けていないとは言え、減る傾向もみられないわけで、このままではクリスマスに規制を緩和できないから、というわけである。会っていい人の数は2家族5人までとなった。そして、12月23日から1月1日までは、それを近親者または近しい友人10人までに緩めるとのこと。
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その他、レストランや居酒屋や美術館や劇場などが閉鎖なのは今までと同じで、店の広さに応じて入っていい客の人数がさらに制限されたり、店の中はもちろん駐車場でもマスク義務とか、7日間指数(10万人当たりの7日間の新規感染者数)が200を大きく超えたら学校の8年生以上、日本で言えば中学2年相当以上のクラスはハイブリッド制(半分は対面授業で同時に半分はオンライン)にするとか、クリスマス前は家族で集まる前に自主隔離を推奨するとか、1月10日までスキー休暇は禁止とか、細かいことがあれこれと。

デュッセルドルフは今のところ7日間指数が111.9(11月28日の数値)と200を大きく下回っているので、めぎは自分が感染者又は濃厚接触者になるかクラスに感染者が出ない限りクリスマス休暇までこのまま普通に対面授業ができそうである。マスクやディスタンスや換気はもちろん、あとはまあ普通にビタミンでもとって頑張りましょ…今、マルクト市場で売っている果物は洋ナシとリンゴとマルメロしかないけれど。(普通のスーパーにはミカンとかバナナとかあるけどね。)
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マスク姿もディスタンスも極めて普通になった。
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無事にクリスマスまでたどり着けるといいな。
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