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晩秋とロックダウン・ライト [新型コロナウィルスのこと 2020年]

ザルツブルクの話はまた数日後から再開の予定。

今日から11月で、今年もあと2か月となった。ドイツはすっかり晩秋モード。
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↑これは朝10時過ぎの撮影で、この日のめぎの授業は10時40分から。ドイツの学校教師は自分の授業時間のときのみ出勤義務があって、つまり毎日朝から晩までというわけではない。めぎの場合、朝7時15分にうちを出る日もあれば10時過ぎに出勤、または14時過ぎに出勤の日もある生活で、心に余裕がありさえすれば、こうして景色や光を楽しむことも撮影することも可能だ。ただ、ちゃんとカメラを持って行くほどの余裕はなくて、スマホでの撮影だけど。

朝7時15分から出勤した日は空き時間が長く、10時半過ぎに一度自宅に帰ることもできる。これはその時に撮影。
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そして再び14時過ぎに出勤。こんなに落ち葉があって、ああいよいよ晩秋と思ってパチリ。
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その次の日には落ち葉の数が減っていたから、ちゃんと掃除がなされているけど秋の歩みに追いつかないってことね。
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それに、この住宅街の通りの路肩は駐車場だから、車が止まっていたところの下には落ち葉がいっぱい溜まる。お掃除のときには車が駐車中だったりするので、なかなか完全には清掃されない。これ、夜にはよく見えなくて、足を踏み入れたら水たまりだったなんてことも起こる…
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帰りは毎日18時半過ぎか19時半頃。現在の日没の時間は17時6分で、めぎはまだ授業中。真っ暗な中、生徒たちみんな頑張るな~めぎも頑張らなくちゃね、と思いながら授業をしている。これは18時40分頃の撮影。
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さて、本日11月1日はドイツでは諸聖人の日で祝日である。日曜日と祝日が重なると、振替休日制度のないドイツでは、休み的には何のメリットもなく、損した気分。
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この後クリスマスまで祝日はない。11月初旬には木々の葉っぱもなくなり、日々暗い時間が長くなり(現在日の出は7:25だが冬至の頃には8:37となり、17:06の日没は16:24となる)、精神的に辛い季節に入る。統計によると。この半年で鬱病などでドイツの健康保険を使って治療を受けている人の数がコロナの所為で例年より20%も多いそうだが、もともと11月は辛い季節なのに、今年はクリスマスマーケットもないし、人と会ってもいけないし、オペラ座も劇場も映画館も閉鎖だし、レストランも閉鎖だし、コロナ関係の数は増える一方だし(ドイツの10月31日の新規感染者数は今や1万9千人だし、デュッセルドルフの7日間指数、つまり人口10万人当たりの7日間の感染者数は190.4にまでなったし、周りの町も200を超えてたりするし)、今後ますます鬱病の人が増えそうよね…
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11月2日からドイツはロックダウン・ライトに入る。なぜライトなのかと言えば、学校が休校しないからだ。でも、部分的にオンライン授業が導入されるのは時間の問題のようだ(近隣の数値の高い町では導入されているので)。そうなると、授業しながら同時にオンラインでも自宅待機の生徒たちに授業参加させるということになる。そういうと簡単そうだけど、普通に授業を進めつつちゃんとオンラインでも聞こえるように話したり、オンラインでも見えるように黒板を写したりしなきゃならないし、同時に20分に一度ドアと窓全開にして換気をしなきゃならないし、何が何だかって感じ。
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今回のスマホの写真はRAWで写してコントラストを思いっきり上げてみた。なんとなくそうしたい気分で。
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