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廃墟の農場 [2019-20年末年始 イタリア・プーリア州]

現在、年末年始の南イタリアの話を連載中。

昨日の羊飼いの場所からほんのちょっと北上したところに廃墟があった。ちょっと惹かれて降りてみることに。
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場所はここ。



立派な建物なのに、放置されて勿体ないなあ。
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向こうに見えるのは…
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納屋っぽいわね。
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なんだったんだろうね、ここ。
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うちで場所を調べてみたら、Masseria Schiavoniというみたい。masseriaはBauernhof農場で、やっぱりあれは納屋ね。schiavoはSklave(奴隷)なのだが、schiavoneならslawonisch(スラヴォニア地方=クロアチア北部)という意味で、これが奴隷の農場なのかクロアチア北部から移り住んだ人の農場だったのか、不明。黒っぽく焼けた跡もあるので、火事か砲撃に遭ったのかもしれない。ネットで調べてもよくわからず。
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とにかくこんな感じのが南イタリアには点在している。どのぐらい古いものなのかもよくわからず、価値もわからないが、こんな風にこういうのがあちこちにあると、物の価値観が全く違ってくるような気がする。
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すぐそばにも廃墟っぽい建物。
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これでこのMasseria Schiavoniを後にし、まっすぐOrioと言う街へ。これまたこの日のお昼前に通ったOstuniと同じような立派な街。
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ここは旧市街を通らず、この辺りまでで途中で逸れて北東に向かった。
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↑これもフロントガラス越しの撮影なのだが、やっぱりピントが若干あっていない。めぎはガラス越しの時は映り込みをできるだけ避けるためにできる限りレンズをガラスにくっつけるのだが、くっつけてなくてもくっつけてもD600やD5600ではピタッとピントが合うことが多かったのにな。もっといいアングルのがあったのだがそれは明らかにピンボケ。位相差とかコントラストとかAFの違いをよく聞いてはいたが、ほんとだわね。というか、ここまで違うとはね。
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