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ワイン畑の紅葉 [めぎはいまここ]

プフェルツァーヴァルトという地方に一泊してきました。いつも秋に飲んでいる白い羽ちゃんの産地です。
泊まった宿はドイツとフランスの国境にあり、山の谷間でどちらの電波も届きませんでした。Wi-Fiも無い田舎の古い宿で、とても面白いところでした。明日から旅行記を始めようと思います。
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ネットが通じませんでした [めぎはいまここ]

ドイツとフランスの国境辺りにいます。
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この一週間 [小さな出来事]

これは今からちょうど一週間前、10月13日の土曜日の朝。高校が秋休みに入ったこの日、うちのドイツ人につきあってまずガソリンを入れ・・・
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その後洗車。ガソリンを入れたのは、洗車代が割安になるから。
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その後車の中もお掃除。
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その後タイヤを冬用に履き替えたのだが、その写真は無し。

この一週間は、冬学期の始まった大学の仕事があったとは言え、高校の秋休みのおかげで時間がたっぷり。いつもはうちのドイツ人にやってもらっているスーパーでの買い物なんかにも行ったりして。これはレジのところ。ノーファインダーで撮影したので、前の人の腕も入っちゃった。ドイツのレジでの支払いは日本と大きく異なるので説明すると、レジではベルトコンベアーのようなところにこうして品物を載せる。ここで要らなくなる手持ちのカゴは手前に積み上げ、カートの場合はそのまま出口まで押していく。
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次の人との品物が混ざらないように、三角の棒のようなものを置く。そして、レジを通した品物をその場でカバンやリュックや有料袋に詰める。これが結構忙しい。レジの向こうはそれほどスペースがないからだ。さらにお会計もしなければならないし。
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もうすっかり慣れたとは言え未だこれがちょっとストレス。ドイツ人はどうしてこの部分をもっと効率化かつサービス向上しないのか、とても不思議。日本のカゴからカゴへ品物を移し、お会計のあと荷物を詰める専用の場所でゆっくり詰められるシステムは本当に素晴らしい。まああれを導入しようとしても、ドイツの場合カートはカゴを積む形式ではなくカートそのものに品物を入れていくので、そして買い物の単位が大きくて(1リットルの水6本とか、瓶ビール12本とか、ジャガイモ2kgとか)とてもカゴで対応はできないので、無理なのだろう。めぎは荷物を詰めるのに自分のペースでやりたいので、常にカートを使い、レジを通した品物は次々カートに戻してお会計に集中し、あとでゆっくり詰めている。ただ、それだとあまりスペースのない入口付近でやることとなり、ときに人の邪魔になる。でもまあドイツ人は皆自分のペースを大事にする人たちなので、めぎの振る舞いに文句を言う人がいないのが救いである。通して欲しい人はちょっと通してと言い、ああどうぞ、とニッコリすればそちらもニッコリ通っていくだけ。

10時少し前の撮影なのだが、なんだか朝早いような光だなあ。
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影が長くなり、ああ冬が近づいてきたなあと感じる。
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うちのバルコニーの葉っぱもどんどん黄色くなり、どんどん落ちていった。もはや晩秋という感じ。しかしその横で作業しているうちのドイツ人は半袖のTシャツ姿。
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ここ2週間ほど、夏の再到来かと思うような陽気になったドイツ。9月終わりから10月始めにかけての一時期は中綿のコートを羽織って出勤したり、朝晩暖房つけたりしたのだが、その後急に夏に逆戻り。10月半ばに最高気温が25℃になるなんて、半袖でバルコニーにいられるなんて、めぎのドイツ在住17年目の秋にして初めてのことかも。この夏は酷暑でクーラーのないめぎ家では熱すぎて死にそうな苦しい夏を過ごしたのだが、この作業はそんな夏とのお別れの儀式。でも水を触るのが全く苦ではなく気持ちいいくらいで、冬タイヤに履き替えるとか落ち葉の掃除をするといった晩秋の作業と肌で感じる感覚が見事に食い違っていて、どうも調子が狂う感じ。
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作業後、うちのドイツ人はバルコニーの床の水をこうして拭き取っていった。
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きれいになったバルコニーにはシジュウカラさんたちが遊びに来ている。これはアオガラさんのようね。この写真のみ例のうちのドイツ人のD50と18-200mmズームで撮影し、更にトリミング。あらら、窓汚いわねえ・・・前回窓拭きしたのは夏休み直前だったなあ。妹が来る前に綺麗に、と。もう大昔のことのよう。
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↑比較のためにD600と70-200mm(F4)をDXクロップで撮ってみた。同じ具合にトリミング。もしかしたらうちから巣立った子もきてるのかな・・・それとも子育てを終えたお父さんかな。写真の方は上と比べて色合いの違いもさることながら、このときはAFの速さと正確さの違いが際立った。新しい(かつ高い)カメラの良さはいっぱいあるけれど、トリミング耐性はやっぱり凄い。また、AFの速さに加え、フォーカスポイントが多いことやファインダーが見やすいことも侮れないわねえ。あ、AFの速さはレンズにもよるわよね。
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妙に夏みたいな気温だった日々も過ぎ去って、木曜日頃から冷えてきた。19日の金曜日のマルクト市場ではこんな格好。そう、これがドイツ本来の10月中旬のあるべき姿。
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こんな何気なく全く特別でなく平穏静かな暮らしが非常に愛おしい。バイロイトとかザルツブルクとかイタリアとか、とってもゴージャスで素敵な夏だったけど、こんなただの日常に心温まる時間があるということこそが幸せなのだとつくづく感じる。
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撮影: Coolpix A, D50 + 18-200mm(F3.5-5.6), D600 + 70-200mm(F4)
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