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宿の中 [プファルツ地方]

現在、先週末のプファルツ地方の話を連載中。

ここはめぎたちが今回泊まった宿。Waldgaststätteという看板がついていて、それは訳すと森のレストラン付き旅館。イメージは、民宿とかペンションという感じかしら。
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↑ちょうどビールを持って出てきたおにいさんがこのあとにっこりポーズ取ってくれたのだけど、思いっきりブレちゃった。Coolpix Aのピント合わせは瞬間的なスナップには向かないかも。

玄関先にはカボチャの飾り。いろいろ飾っているけどハロウィーン的な飾りは一切無い。昔ながらの収穫祭的な飾りのみ。古き良きドイツという感じ。
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部屋は12室。非常に寝心地の良いベッドだった。
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ネットは全く通じないが、立派なテレビはある。一度も付けなかったけど。結構大きめのテーブルに写ってないけど大きなソファーもあって、休暇をゆっくり過ごすのにも向いているところ。バスルームも広々としていて明るくて暖房もバッチリでよかったが、シャンプーがないところがいかにも昔ながらのドイツの宿という感じ。清潔なタオルもドライヤーもガラスのコップもハンドソープもあるのにね。
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窓からの眺め。中庭側で静かだった。ただ、窓を開けているとものすごくたくさんハエが入ってくるので、うちのドイツ人がハエを追い出して窓を占めるという作業を窓3枚分繰り返さなければならなかった。まあ追い出したらそれで終わりだが、真夏はハエに加え、蚊がすごいかも・・・
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廊下には可愛いインテリア。
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庭で食事することもできるみたい。さっきのおにいさんはここへビールを運んでいったのだ。男性たちが楽しそうにビール片手に盛り上がっていた。こんな明るいけど、このとき17時45分頃。
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家庭的な宿と言うか、家族経営のような感じで、おばあちゃんから若い孫までが働いていた。孫の一人はフランスで大学に行っていると言ってたが。
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この宿を見つけたのはめぎ。うちのドイツ人に、あるものを食べにPfälzerwald(プファルツの森)という山地に行こう、その山地の一帯のどこかめぎが行きたいところに宿を見つけてくれ、と言われたのだ。それでそのある料理をキーワードにその地域をグーグルマップであれこれ見て、見つけたのがここである。この地域の町をいくつかWikipediaで見て行ってみたいところを洗い出し、その近くで宿を探す、という感じ。プファルツ地方にはたくさん宿があって、ワインセラーのレストランもいっぱいあるのだが、この人里離れた宿に強烈に惹かれたのだった。レストラン付きだし、食べたいものもちゃんとあるようだし、ここにしましょ。ホームページはこちら。見ると、ザ・ドイツというニオイがプンプンする。
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想像していたよりみなさん親切で、というかとてもざっくばらんとしてて開放的で、非常に個性豊かで我が道を行くという感じなのにとても居心地のいい宿だった。
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うちのドイツ人がめぎに紹介したかった料理のことはまたあした。

撮影: Coolpix A
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