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水鳥 [プチ教養]

うちの近くにいる水鳥たちのドイツ語名をご紹介。


下のは、Teichhuhn(タイヒフーン)。そのまま訳すと沼鶏。日本名はみほさまによると、バン。ぽりぽりさまのお墨付きを頂き、バンであることは間違いなし。


次のこれは、たぶんカモの幼鳥。カモはEnte(エンテ)。コオリガモではないか、とぽりぽりさま。

これはカモメ。Möwe(メーヴェ)という。

最後に雁。Gans(ガンス)という。ぽりぽりさまによると、シジュウカラガン。

みほさま&ぽりぽりさま、名前の情報をありがとうございました!


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ヒース [プチ教養]

みなさま、特にみほさま、すみませぬ。
イヌタデはヒースではありませぬ。
謹んでお詫び申し上げまする。

お花は似ているけれどなんだか葉っぱが違うよなあ、ともやもやしていたので、キチンと調べることにした。そこで今日、花屋でヒースをしっかり観察し、写真に収めてきた。
ヒース、すなわちドイツ語のHeide(ハイデ)は、つつじ科エリカ属に属するそうである。
これがそのヒース。


同じ花屋に、似て非なるものがちゃんと別の名で売られていた。でも、花屋の人の話によると、一般的にどれもHeide(ハイデ)またはErika(エーリカ)と呼ばれているそうだ。


そうは言われても、お花の感じがずいぶん違うんだけどなあ。
 

スーパーでも売られていたのでチェック。


Schneeheide(シュネーハイデ)というのは訳すと「雪ヒース」。正式の名をErika Carneaというようだ。いつも同じように湿らせておくと良く、耐寒性植物で、12センチの鉢に植えるべきらしい。

その下の赤いところに地味に「KW43」と書かれている。今年43週目、という意味である。今年43週目の広告商品、という意味である。こんなところにも、このKW(カレンダーヴォッヘ)の文化が顔をのぞかせている。ちなみに今週は、KW44である。


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諸聖人の日(万聖節) [プチ教養]

11月1日はキリスト教のAllerheiligen(アラーハイリゲン=諸聖人の日)で、デュッセルドルフのあるノルトライン・ヴェストファーレン州以下南ドイツでは祝日でお休みであった。

南ドイツ側だけお休みなのは、南がカトリック圏だからである。ドイツでは、州ごとに祝日の日が異なる。プロテスタント圏の北ドイツ・東ドイツ側では、10月31日が祝日。宗教改革記念日である。なんでもルターがヴィッテンベルクの教会の扉にカトリックへの95か条の抗議文を掲げた日なのだとか。

デュッセルドルフはカトリックとプロテスタントの割合がちょうど半々の境界線上にある町で、電車で30分も南下すれば、カトリックの町ケルンになる。

教会の中には、聖人像やマリア像などのところに蝋燭を捧げるスペースがある。これはケルンの大聖堂の中の一角。


こういうスペースは、教会の中心となる祭壇ではなく、脇に小さく設けられた別の祭壇の近くにある。大きな主祭壇の前で祈りを捧げている人はあまり見かけないが、隅の小さな祭壇の前にじっと座って祈っている人はよく見かける。祈りまではせずとも、いくばくかの寄付をして、蝋燭を一本灯して、ちょっとマリア像の前で静かにたたずんで、そっと帰る人はかなり多い。

神社へ行ってお賽銭を入れてくるのと同じ感覚なのかもしれないが、そのマリア像の前でたたずむホンのちょっとの時間に考えていることはかなり違うようである。お願い事をしているようではない。自分と向き合っているようである。


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