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ちょっと寄り道 [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

現在、10月の秋旅の話を連載中。

ここはフランスのロレーヌ地方。昨日ご紹介したのとほぼ同じ風景が続く。
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途中で「10世紀の教会」という看板が目に入り、そっちの方向へ行ってみることに。ホントにあるのかな~もう通り過ぎちゃったのかな~という気がするほど結構走ったところで到着。
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場所はここ。



たしかに古い教会で、Wikipedia(こちら)で調べてみたところ、建物は12世紀のものらしい。外はちょうど新しくしているところのようだ。と言っても作業している人は見当たらないが、この日は日曜日だったので、お休みだったのだろう。
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小さな礼拝堂も外にある。
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このお墓は結構混んでいるようだ…
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ここはValmunsterという町の教会で、Valはドイツ語のwallen(巡礼する)、munsterはドイツ語のMünster(教会)が語源らしい。歴史を感じるわねえ。

教会の小さな窓と、その両側の何かの跡。荷物を上に運び上げるための仕掛けかな。今思えばまっすぐ向き合って撮れば良かったな…
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教会の周りにはお墓がたくさんあるのだが、その名前を見るとドイツ名が多く、国境の町だなあと感じる。綴りが若干フランス語っぽくなっているのが面白い。
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入り口の左に第一次大戦の犠牲者の若者たちが祭られていた。名前を見ると、ピエール・ツィンマーなどとフランス語の名前にドイツ語の姓の組み合わせなどがあった。そんなドイツ所縁の家系でフランス人としてドイツ軍と戦って24歳で亡くなったりしたのね…
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つづく
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