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2021年の誕生日 その1 [文化の違い]

11月の上旬にはめぎの誕生日がある。今年も家族や同僚や友人からいくつかプレゼントをいただいた。
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これはうちのドイツ人から。ドン・ジョヴァンニのスコア。
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中にはイタリア語の歌詞だけでなくドイツ語訳もついている。これでイタリア語を勉強して欲しいとのこと。はーい。そうね、このオペラに関しては、めぎもイタリア語で直接理解したい。このページはめぎが最も気に入っているアリアの冒頭。
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余談だが、めぎは未だ夏のザルツブルク音楽祭で見たドンジョバンニの世界にいて、ちょっとでも時間があったらすぐにその映像を見ている。歌詞覚えちゃうよね~って感じ。ホント、日本の皆様にその映像を送りたいぐらい…いつになったらNHKで放映されるのかしら(NHKはその演目に後援しているのだから、放映権も持っているはず)。でも、あの最後の衝撃シーン、NHKとしては放送するか否か結構困っているのではないかと推測する。ホント、皆さんに見てほしいのだけど。そのシーンの写真はどこを見ても無いしね。

お花は同僚たちから。
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その他、親戚から本や綺麗なメモ用ノートやめぎの好きなメーカーのハンドクリームなど、日本から千代紙などが届き、友人たちからカードやメールもたくさんいただき、楽しく読ませていただいた。うちのドイツ人の叔母は当日に電話をかけてきて留守電に日本のお琴の音楽を吹き込み、東洋をヒントにして自然の中でいかに癒しを見つけるかという話の本と、小室夫妻のことが載ったドイツのローカル紙の切り抜きで、叔母が叔母なりに日本人のめぎのことを色々考えてくれていて嬉しかった。下の写真は義母からの本と彼女が自分でステッチして作ったカード。義母からのプレゼントの本は、チェコの田舎育ちの少女が国外へ出て自分の心の中の亡命から抜け出そうとする話で、ドイツからイギリスへ出た義母自身や、日本からドイツへ来ためぎと重なる部分があって面白かった。
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うちのドイツ人からもう一つ、と言ってもプレゼントでありつつ自分でも欲しかったものらしいが、10月の秋旅で飲んだ最高級ワイン(その話は3泊4日の旅の終わり頃で、今1泊目が終わったところまでしか書いてないので、記事になるのはしばらく先になる)をお取り寄せ。旅で2010年のグランクリュが美味しくて、お金出す意味ってあるんだね~と二人で感動したのだが、帰宅後それと同じのを買おうとしたら小さいワイン醸造所でネットやメールでは受け付けてなくて、フランス語で手紙を書いて取り寄せたのだとか。そのアナログ感が素敵。せっかくの機会なので2015年のも取り寄せて飲み比べ。(グランクリュに関しては1本1000ユーロとかの際限なく高いのがあるが、めぎ家は一緒に普通に飲んで楽しみたいのであって投機をする目的ではないので、ちょっと贅沢気分で、でも惜しげなく飲めるまあまあそこそこのもの。)
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ちょっと長くなるので、明日に続く。
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