7月中旬までのめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]
今日は7月20日までのめぎ家の食事のお話を。
これはラムチョップ。
今回はピンク色を通り越しちゃったのでうちのドイツ人的には失敗作だったようだが、十分美味しかった。
さて、ラムチョップは高いのでそう頻繁には買わないのだが、ラムのリブに目覚めためぎ家は、いつものマルクト市場のラム肉屋さんに注文して、こんなのを一頭分購入。全部で48ユーロだった。最初の写真のラムチョップがあれだけで25ユーロぐらいだから、リブ、破格である。
小分けにして冷凍したのだが、4分の1ぐらいはこんな風に切って…
ハーブやオリーブオイルなどに漬け込んだ。
うちのドイツ人はハーブ遣いというか、ハーブなしには料理できないタイプで、夏にはこうしてフレッシュなのを買ってきて乾燥させている。
さて、ここまでドドーンと大きな肉の塊でこんなに肉食べるの?って感じだったかもしれないが、めぎ家の最近はほとんどベジ―になっちゃった?と思うような食生活。例えばこちら。サラダ、キュウリの輪切り、塩茹でしただけのグリーンピース、カリフラワーのオーブン焼き、ニンジンとリンゴのすりおろし、それにパンのみ。漆器のお椀に入っているのは、ヨーグルトとニンニクで作ったソース。飲み物は、めぎがシードルで、うちのドイツ人はプロセコ。プロセコには以前いつもカシスリキュールを入れていたが、最近はそのままがお好みのようだ。
もしかして、キュウリの輪切り、ずいぶん大きいなと思った方はいるかしら。これ、大根とキュウリを並べて写したもの。小ぶりの大根とは言え、ドイツのキュウリの大きさがお分かりいただけるかしら。
大根は7月に入ってやっとマルクト市場にお目見えし(前回売られていたのは11月だった…それ以来大根を食べていない)、大根おろしにして日本食材店で買ったなめたけを載せて食べた。しかし写真撮り忘れ。
それから7月になってからうちのドイツ人が好んで作っているのが、イタリア風ズッキーニのマリネと…
それとほぼ同様のナスバージョン。どちらもニンニクとハーブが決め手。
この日の飲み物は二人ともポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデで…
お肉はさっぱりと鶏の胸肉の茹でたので、お刺身風にわさび醤油でいただき…
あとはこのブロッコリーのクリーム(シュマントというサワークリーム系の乳製品と混ぜたもの)と、写してないけどフライドポテトのみ。この場合フライドポテトが主食で、ごはんやパンは無し。
それから日曜日にはベーコンエッグを作って…
あとはハム無しでチーズ2種類だけということも。
そして、3週間ぶりに暖かくなってバルコニーに座れた日には…
例のラム肉のリブをオーブンでこんがり焼いて食べた。あとはブロッコリークリームの残りと、塩茹でしたソラマメと、プチトマト。
このプチトマトを入れている容器、実はめぎが妹にかつて結婚祝いにもらったワイングラスならぬワインカップなのだが、ドイツの(と言うかヨーロッパ全体の)ワイングラスというのはもっともっと大きくて、とてもワインになど使えないということでずっとただ飾ってあった。それを先日リビングの床張り替えに際し片付けたときに、ふと思いついてこう使うことにしたのだった。中にも綺麗な模様があって可愛い。うちのドイツ人はこれが本当はワイン用などとはつゆ知らず、可愛いね~と喜んでいる。
そして、晩の「音楽祭」。
この夏めぎがハマったカルロス・クライバーの覚書としてここでご紹介。
日本語字幕付きのカルロス・クライバーのリハーサル風景のビデオを見つけたので、貼り付けておく。どんな風にオーケストラのリハをするか、知らない方には面白いと思う。クライバーが若い時のこれは、オーケストラの人々の方がずっと年齢が高く、一癖も二癖もありそうな彼らをどうやって説き伏せて惹きつけていったかがよく分かって面白い。
そして、オペラ本番時の楽屋等のモニターに出る指揮者を録画したものも。この腕の動きが、ああまさにクライバーという感じ。それに、オーケストラがらみのコンサートなどの経験のある人にはこの映像はものすごく懐かしく感じるものと思う。
英語の分かる方はこのドキュメンタリーがお勧め。
ドイツ語の分かる方にはこちらのドキュメンタリーも。
望んでいた音が奏でられ、理想としていた音楽に仕上がったとき、クライバーは子どものような笑顔になり、指揮をほぼ忘れて踊り出す。それを見るのがなんとも嬉しい。ああよかったね、と。本当にその音が好きで、その音のために生きているという感じ。それにしても、もう亡くなった人のだからか、多くの音源や映像は20世紀のものだからか、クラシック界はほんの一部のアクチュアルなもの以外は制限が緩いのか、YouTubeにはありとあらゆるものが載っている。そして、古ければ古いほど新たに売られるなんてことがほぼ無いので、様々な古い音源や映像がアップされているというのは本当にありがたいことである。ここ数年のザルツブルクやバイロイトでのオペラ、などとなるとライセンスが必要なのか載っていないものが多いが、ドイツにいる限りではそれが長いことオンデマンドに載っていてやはりタダで見られるものがたくさんある。そして、色々聞き比べると、新しい指揮者や有名な指揮者のがいいというわけでは必ずしもないのが本当に面白い。同じ指揮者でも年齢によって全然違ったりするし、おかげで毎晩見るものに事欠かず、うちのドイツ人との議論も終わりがない…夏休みの間、心ゆくまでこの時間を味わっておこう。
♪ こたえ ♪
昨日の最後のこの写真を撮ったのは、2. Nikon Nikkor AF-S 58mm (F1.4)で、cのレンズ。
これはラムチョップ。
今回はピンク色を通り越しちゃったのでうちのドイツ人的には失敗作だったようだが、十分美味しかった。
さて、ラムチョップは高いのでそう頻繁には買わないのだが、ラムのリブに目覚めためぎ家は、いつものマルクト市場のラム肉屋さんに注文して、こんなのを一頭分購入。全部で48ユーロだった。最初の写真のラムチョップがあれだけで25ユーロぐらいだから、リブ、破格である。
小分けにして冷凍したのだが、4分の1ぐらいはこんな風に切って…
ハーブやオリーブオイルなどに漬け込んだ。
うちのドイツ人はハーブ遣いというか、ハーブなしには料理できないタイプで、夏にはこうしてフレッシュなのを買ってきて乾燥させている。
さて、ここまでドドーンと大きな肉の塊でこんなに肉食べるの?って感じだったかもしれないが、めぎ家の最近はほとんどベジ―になっちゃった?と思うような食生活。例えばこちら。サラダ、キュウリの輪切り、塩茹でしただけのグリーンピース、カリフラワーのオーブン焼き、ニンジンとリンゴのすりおろし、それにパンのみ。漆器のお椀に入っているのは、ヨーグルトとニンニクで作ったソース。飲み物は、めぎがシードルで、うちのドイツ人はプロセコ。プロセコには以前いつもカシスリキュールを入れていたが、最近はそのままがお好みのようだ。
もしかして、キュウリの輪切り、ずいぶん大きいなと思った方はいるかしら。これ、大根とキュウリを並べて写したもの。小ぶりの大根とは言え、ドイツのキュウリの大きさがお分かりいただけるかしら。
大根は7月に入ってやっとマルクト市場にお目見えし(前回売られていたのは11月だった…それ以来大根を食べていない)、大根おろしにして日本食材店で買ったなめたけを載せて食べた。しかし写真撮り忘れ。
それから7月になってからうちのドイツ人が好んで作っているのが、イタリア風ズッキーニのマリネと…
それとほぼ同様のナスバージョン。どちらもニンニクとハーブが決め手。
この日の飲み物は二人ともポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデで…
お肉はさっぱりと鶏の胸肉の茹でたので、お刺身風にわさび醤油でいただき…
あとはこのブロッコリーのクリーム(シュマントというサワークリーム系の乳製品と混ぜたもの)と、写してないけどフライドポテトのみ。この場合フライドポテトが主食で、ごはんやパンは無し。
それから日曜日にはベーコンエッグを作って…
あとはハム無しでチーズ2種類だけということも。
そして、3週間ぶりに暖かくなってバルコニーに座れた日には…
例のラム肉のリブをオーブンでこんがり焼いて食べた。あとはブロッコリークリームの残りと、塩茹でしたソラマメと、プチトマト。
このプチトマトを入れている容器、実はめぎが妹にかつて結婚祝いにもらったワイングラスならぬワインカップなのだが、ドイツの(と言うかヨーロッパ全体の)ワイングラスというのはもっともっと大きくて、とてもワインになど使えないということでずっとただ飾ってあった。それを先日リビングの床張り替えに際し片付けたときに、ふと思いついてこう使うことにしたのだった。中にも綺麗な模様があって可愛い。うちのドイツ人はこれが本当はワイン用などとはつゆ知らず、可愛いね~と喜んでいる。
そして、晩の「音楽祭」。
この夏めぎがハマったカルロス・クライバーの覚書としてここでご紹介。
日本語字幕付きのカルロス・クライバーのリハーサル風景のビデオを見つけたので、貼り付けておく。どんな風にオーケストラのリハをするか、知らない方には面白いと思う。クライバーが若い時のこれは、オーケストラの人々の方がずっと年齢が高く、一癖も二癖もありそうな彼らをどうやって説き伏せて惹きつけていったかがよく分かって面白い。
そして、オペラ本番時の楽屋等のモニターに出る指揮者を録画したものも。この腕の動きが、ああまさにクライバーという感じ。それに、オーケストラがらみのコンサートなどの経験のある人にはこの映像はものすごく懐かしく感じるものと思う。
英語の分かる方はこのドキュメンタリーがお勧め。
ドイツ語の分かる方にはこちらのドキュメンタリーも。
望んでいた音が奏でられ、理想としていた音楽に仕上がったとき、クライバーは子どものような笑顔になり、指揮をほぼ忘れて踊り出す。それを見るのがなんとも嬉しい。ああよかったね、と。本当にその音が好きで、その音のために生きているという感じ。それにしても、もう亡くなった人のだからか、多くの音源や映像は20世紀のものだからか、クラシック界はほんの一部のアクチュアルなもの以外は制限が緩いのか、YouTubeにはありとあらゆるものが載っている。そして、古ければ古いほど新たに売られるなんてことがほぼ無いので、様々な古い音源や映像がアップされているというのは本当にありがたいことである。ここ数年のザルツブルクやバイロイトでのオペラ、などとなるとライセンスが必要なのか載っていないものが多いが、ドイツにいる限りではそれが長いことオンデマンドに載っていてやはりタダで見られるものがたくさんある。そして、色々聞き比べると、新しい指揮者や有名な指揮者のがいいというわけでは必ずしもないのが本当に面白い。同じ指揮者でも年齢によって全然違ったりするし、おかげで毎晩見るものに事欠かず、うちのドイツ人との議論も終わりがない…夏休みの間、心ゆくまでこの時間を味わっておこう。
♪ こたえ ♪
昨日の最後のこの写真を撮ったのは、2. Nikon Nikkor AF-S 58mm (F1.4)で、cのレンズ。