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4日目の午後をだらだらと過ごす [2019年夏 ハルシュタット]

現在、2019年夏の一人旅の話を連載中。ハルシュタットの4日目のこと。

お昼まで一時間というところでめぎは宿に戻ってきた。ちょうど上から見えた白鳥さん家族が近くにいたのでちょっと観察。
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岸に上がるのって白鳥には結構大変なのね。翼をバタバタしながら四苦八苦してようやく上がり、上がったら子どもほったらかしで伸びをしていた。
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子どももしばらくかかってようやく。先に上がった3羽は見向きもしてなかったし、ここで上れなかったらそのままほったらかしなんだろうな…鳥たちって、過酷ね。
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宿に戻ると、廊下にこんな籠と鍵が置かれていた。めぎの隣の部屋の人がチェックアウトしたらしい。鍵をここに入れて勝手に出て行ってね、というシステムのようだ。英語で「滞在してくれてありがとう」と書かれてる。
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そういえばここの宿の人とは、到着当日のチェックイン時とその次の日「何か用がありますか」と様子を見に来られた時に若い高校生ぐらいの男の子(多分息子さん)に会ったきり。で、案の定この日の夕方同じ男の子が呼び鈴を押してきて、明日チェックアウトですね、この籠に鍵を入れておいてください、何時ごろ出ますか、と。11時7分の電車なので、10時半ごろと思います、というと、了解、どうぞよい旅を、と引き上げていった。なんだか淡々としているというか、マニュアル通りって感じで味気ない滞在だったな…ここ。アパルトメントなので、大家ともう少しおしゃべりしたりできて暮らしの様子など聞けたらと思っていたけど、顔も見せないで、子どもにお使いさせて済まされちゃったんだもの。

このあと、雨が降ったりやんだりで、めぎは全く外に出なかった。これは16時ごろの写真。
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そうそう、窓から見えるここから上の白鳥さんたちを撮った。ここからはハルシュタットの街は見えないのだけど、見えるのかなあと常時誰かがやってくるのでいつも話し声がする。
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これは18時ごろ。
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これは18時50分頃。
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ザルツブルクの方角から、最終電車と思われる電車がやってきた。
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そして出発していった。
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鳥が飛んでいくのを写したり。
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そして、最後の渡し船も。
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誰も乗ってなかったわね。泊まる人はもっと前に来たのだろう。
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似たようなモノクロみたいな写真の羅列だが、めぎの気分もそうだったということで。この日、こうやって窓から時々写真を撮りながら、あとは部屋で絵葉書書いたりブログ書いたりネットを見たり、バイロイト音楽祭のこの年のプルミエオペラ(タンホイザー)のテレビ放送をオンデマンドで見たりしてのんびり、普通の休暇のごとく過ごした。これで4日目はおしまい。後は最終日の5日目を残すのみ。でも、最後の日は写真いっぱい。まだまだしばらく続く。
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