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ジャングルに阻まれる [2022-23年年末年始 ボルネオ]

今日は2022年末のボルネオの離島、ガヤ島のお話を。

めぎたちは、以前めぎがダイビングのCライセンスを取ったスクールを訪ねているところ。
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ガヤ島はとても大きい。文字通り、大島、という意味らしい。
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めぎたちがいるのはその左の一角、1番のところで、この地図によると道があって2番まで行けるようだ。
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Google Mapでは全然見えないけど。



ダイビングスクールに来たものの、ダイビングはせずにその辺りで散歩させてもらっているめぎたち。スクールの人たちも、2番までトレッキングできるよ、と言うので、ちょっと試してみることにした。

ここがその入り口。
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おお~凄いな…
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たしかに一応道はある。
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下がこんな風になっているので、進むことは可能な気がする。
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しかし上を見上げると…
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そして目の前にはトゲトゲの幹…パラパラで。
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うっかり触ったら刺さりそうだし、毒があるかもしれないし、ということで、すごすご退散。30mも行けなかったように思う。
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↑上の写真のトリミング。
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で、結局湾の波打ち際を2回目の散歩。
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ジャングル、めぎたちには歯が立たなかった。
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休暇後の一週間 [仕事風景]

今日はめぎの近況を。全てスマホの写真にて。

2週間のイースター休暇が終わり、日常が戻ってきた。
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2週間のうちに水仙がすっかり終わっていた。
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しかし春の歩みはかなりゆっくりで、まだ新緑というより芽が出たばかりという様相の木々。
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それでも春のお花が増えたかな。
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さて、めぎの学校から黒板が無くなるという話を休暇の前に書いたが、休暇後の教室に入ると、ほんとうに新しくなっていた。
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スクリーンの左右に羽のようにホワイトボードがくっついていて、それは観音扉のようにスクリーンを覆うようになっていると同時に裏にも書けるようになっているので、板書スペースが減ったという感じはしない。スクリーンにも電子的に書き込めるようになっている。しかし、黒板とチョークというものは本当に消えてしまった。
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デュッセルドルフの写真にノルトライン・ヴェストファーレン州のマークと教育省のマークが入っているので、たぶん全ての学校に順次導入される(または既にされた?)のだろうと思う。
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さて、そんなことを書こうと思っていたのが吹き飛ぶようなある事件が起きたこの一週間。実は4月19日からノルトライン・ヴェストファーレン州の卒業試験のセンター試験が始まることになっていたのだが、その前日に試験問題のダウンロードが3分の1ぐらいの学校でできないという事態が起き、21日に延期されたのだ。
そんなわけで、ここから写真についてはこの色で。窓から見える景色は、桜餅色。
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まず、センター試験をダウンロード?というところを補足すると、あらかじめ印刷された状態で試験会場に運ばれると思われる日本のセンター試験と違って、ノルトライン・ヴェストファーレン州のセンター試験は教育省のサーバーにあって、試験前日に各学校の限られた担当者がダウンロードし、それを必要分コピーして準備することとなっている。初日の試験は生物学、化学、栄養学、情報学、物理学、工学が予定されていて、それらがダウンロードの対象になっていた。(さらに日本と違うところを補足すると、これらの試験は全て3~5時間の論述試験で、午前中に同時進行で行われ、生徒は一日に1科目しか試験を受けない。これらの教科はこの中から1科目しか選択できないということ。また、生徒の負担やストレスを軽減するために週に3科目までしか試験を受けられないことになってて、よってセンター試験は数週間にわたって実施される。)
木々はまだ萌黄色。
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今までの報道によると、化学の問題にビデオが必要で、そのビデオデータがたぶん重すぎて、そして一斉に900校がダウンロードするものだからキャパシティを越えたらしい。で、ダウンロードできない学校に対し、うちの学校はできたから送ろうか、なんてことも一部でやり取りされたらしく、問題が外部に漏れた可能性も否定できなくなったため、金曜日の試験は追試のために用意していた試験に置き換えられたらしい。
先日2回にわたってご紹介した桜並木は、ほんの数本のみまだ桜が咲いているが、あとは萌黄色。
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…と言うことは、これらの科目の卒業試験作成チームは急遽、5月9日までに新たに試験を作らなければならなくなったということである…ああなんて気の毒すぎる…と、ちょっと見知らぬ同僚の苦労に思いを馳せる。思いもよらない災難とはこのこと。
真っ赤なボケの花が今もたわわに咲いている。例年だったら4月にはもう終わっていたように思うのだが。
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それから、21日はムスリムのラマダン(断食)期間の終わりのお祭りの日なので、そんな日に卒業試験を受けさせることはできないということで、ムスリムの生徒は願い出れば5月9日の追試を受けられることとなった。でも、実際に追試の日程を選んだ生徒はかなり少数だったとのこと。また、21日はまたもやドイツ鉄道(と航空系)のストライキだったのだけど、それは全く考慮しないとのことだった。
今年は花粉の季節も長い。
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そんなこんなで、一部の学校関係者はドタバタだったこの一週間。日本語の試験は5月2日なので、めぎは全く関係なかったが。ダウンロードのキャパシティの問題でこんなことが起こるなんて、教育相のシステム関係者とそのシステムを受注した業者は今頃大変だろうなぁ…これ、日本でそんなことが起こったら、どれほどの問題になることかしらね。ドイツでも、少なくともノルトライン・ヴェストファーレン州のメディアの話題は今週火曜日から金曜日までストライキもかすむほどこのことばかりだった。
例年ならめぎの花粉症はもう終わっているはずなのに。
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ここからまた黒色に戻り、ある日、剪定がなされて今日の3枚目の写真の枝がいっぱい切り落とされていた。手を伸ばせば届くくらいだった枝は全部なくなっちゃった…写真撮りにくくなっちゃったなぁ…
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来週は最低気温が1℃になると予報されてて、いつまで経っても春になった気がしない。ずっと冬服、ずっとフリース、ずっとダウンジャケット。一年中同じ格好をしているような気分…
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ナーゴルト川にかかる鉄橋 [2023年春 ナーゴルト・ロットヴァイル]

今日から4月初旬の黒い森地方ナーゴルトなどのお話を。

4月1日のイースター休暇の一日目、めぎたちは雨の中ナーゴルトという町へ向かっていた。そこに住む叔母の荷物の整理の手伝いをするためだ。雨なのでただ走って行くのみで全く写真を撮っていなかったのだが、ふと鉄橋を見つけ、車を止めてもらった。
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なかなかカッコいいわね~
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追記だが、ちょっと調べたところ、1874年製。ヨハン・ウィルヘルム・シュヴェードラーの設計で、ドイツでは現存するのはここだけとのこと。シュヴェードラーは19世紀後半のドイツ語圏の構造工学の第一人者。(情報はこちらから。)

鉄橋のすぐ近くに駅がある。それはこの建物。
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場所はこちら。地図の駅のすぐ下に鉄橋が見える。



Unterreichenbach(ウンターライヒェンバッハ)という町で、訳すと「金持ちの下の小川」というのだが、この川の名前はナーゴルト。
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近くにこんな家や…
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こんな建物が見えた。これ、生ハムを燻すところらしい。
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その後、ナーゴルト川沿いをこんな景色を見ながら走り続けた。
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つづく。
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