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この春のあれこれ [文化の違い]

今日も最近のデュッセルドルフの風景から。
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先週、モクレンが綺麗に咲いていた。
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撮った場所はあまり綺麗なところではないのだが...ここの工事も随分長いなあ…
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今日の写真は先週月曜日の14時ごろの撮影。この日、公務員等の大きなストライキがあって電車もバスも止まってめぎはオンライン授業。それで合間にちょっと用足しに出かける時間があったのだ。
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それでモクレンの花や春の芽の初々しい色を見ることができた。直前まで雨が降っていたのだが、ちょうど晴れてくれてラッキー。(帰宅したらまたモクモクと雲が広がって真っ暗になって土砂降りになった。)
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フレキシブルにオンラインで授業が可能になったのは、コロナのおかげと言えば本当にその通りで、それに限らずこの3年間に否応なく仕事のデジタル化が大いに進んだ。全ての教室にプロジェクターが設置され、教師にはみんなiPadが支給され、めぎは今や黒板に書くということがほぼ無く、全授業においてiPadをプロジェクターに繋いで画面を見せて授業をしている。板書もiPadに書いて見せている。生徒にもそこに答えなどを書かせる。授業中には生徒にもiPadを配布してネットに繋いで調べさせたり、発表のプレゼンを用意させたりもする。この、他のタブレットではなくiPadになった経緯についてはなんとも分からない…(つまり、誰がどうしてアップルに決めたのかしらね。)これで電気が無くなったらどうなるのかな、とちょっと心配だが、紙の教科書ってそのうちには無くなるんだろうなと思う。高等部では生徒の方が既に自分のタブレットを持っててノート代わりにしてて、プリントを配布しても写真撮ってデータ化し、紙を返してくれる。紙派の人もまだまだいるけど、どんどん減ってきている。
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この春休み中には、教室から黒板も撤去されてスクリーンだけになるようだ。これはひとえにコロナでオンライン授業を強制されて教材のデジタル化が進んだためで、コロナが無かったら、こんなに早く黒板撤去まではならなかったのではと思う。
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話はストライキに戻るが、5~6回ストライキをした今回のベースアップ交渉、日本で言えば春闘に当たるこの交渉はもめにもめているようで、未だ決着がついていない。10.5%かつ少なくとも500ユーロの値上げと今回の交渉の結果は1年間有効(つまり来年も再び賃上げ交渉をする)という要求を出している組合に対し、国側は、段階的に8%かつ最低300ユーロの値上げと、一時金3000ユーロと、今回の交渉の結果は2年間有効、という回答だとのこと。いつ決着がつくのかよく分からない。
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どうなるのかな~
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