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再びウィーンをブラブラと [2019年春 ウィーン]

現在、3月中旬のウィーンの話を連載中。

ウィーン郊外のグリンツィングからリンクのショッテントーアという辺りへ戻ってきためぎたち。向こうに見えているのはヴォティーフ教会というのだが、その教会の前に大きく掲げられていたのはHuaweiの新しいスマホの広告。中国の勢い、すごいなあ。
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このとき11時45分頃。まだそんなにお腹がすいていなかったのだが、ウィーンに来たからにはウィーン風のソーセージを食べなきゃ、とうちのドイツ人が言うので、お昼代わりにその辺りにあった屋台で立ち食い。
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それはこんな焼きソーセージなのだが、こういうのがドイツ語圏の地域によって微妙に違う。茹でたソーセージだったり、焼きソーセージにカレー粉がかかっていたり、太かったり細かったり、切らないのが普通だったり切るのが普通だったり、粗挽きだったりそうでなかったり・・・ウィーンの屋台のソーセージというのはこんなふうに中くらいの太さで粗挽きではないがそんなにキメが細かくもない若干長めの焼きソーセージを切って皿に盛り、辛子をつけて食べる感じ。それにセンメル(ゼンメルをウィーン風に発音)というパンが一人一個付く。ソーセージは中にチーズが入ったタイプもあるみたいだった。
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ちなみにウィンナーというソーセージもあるのだが、それは日本のよりずっと長く、粗挽きではなくキメが細かいタイプで、茹でて食べる。ウィーンのレストランでウィンナーを頼むと、茹でた長細いソーセージが2本くらい皿に乗っただけで出てきて、基本的に付け合わせも特になく、え?という感じ。しかしその茹でたソーセージが結構美味しいのだが、そういうのは何故か屋台にはない。不思議ね。


こんな観光用の車が走っていった。
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食べ終わり、リンク内に入り、宿のある方向へ向かう。観光馬車が次から次へとやってくる。
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後ろを向きながら説明をし、同時に馬を操り車や人と接触しないように気をつけながら通っていく・・・けっこう大変な仕事だわね。
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ウィーンだからと言って絵に描いたような白人のウィーン人が御者をしているとは限らないようだ。
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さて、たまたま不動産屋の前を通りがかり、この辺りの部屋が出ていたので見てみた。シュテファンプラッツという広場の周辺の場合、97㎡の部屋(日本風に書くと2LDKでキッチンとバスルームを新しく改装したもの)を借りると家賃は1857ユーロ(約23万円)、5㎡のテラス付きの36㎡の部屋(1DK)が995ユーロ(約12万3千円)。シュテファンプラッツはウィーンのど真ん中でシュテファンドームという最も重要な教会のある広場なので、東京で言えば皇居前か明治神宮前に部屋を借りるというイメージ。高い?安い?
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そして宿の前のグラーベンという通りに戻ってきた。これ、思えばもう2ヶ月近く前なのに、今より暖かそう・・・今のドイツ、ほんと寒くてコート手放せない。
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このとき12時15分頃。オペラの前に一休みと思っていたけど、宿に戻るにはちょっと早いわねえ・・・
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