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アンダルシア紀行 ~オリーブ畑~ [アンダルシア]

まだまだセビリアの写真はいっぱいあるのだけど、昨日までのセビリアの賑やかで食傷気味の雰囲気からひとまず離れ、ドライブへGO!

セビリア中央駅のEuropcarでレンタカー。今回は鉄道を全く使わない旅だったのだけど、中央駅の様子を撮影。(私の影付♪)

中央駅の前がこんな空き地になっているとは・・・ヨーロッパの古い町は、駅が市街地から離れていてその辺りはイマイチな地域であるもことも多いのだけど、この空き地には流石にびっくり。

中の様子。




中央駅の横には大きな駐車場があって、レンタカーもそこに停められている。駅でレンタルの手続きをしたら、自分でそこから車を見つけて勝手に出発するシステム。

私たちの車はこちら。今回も予算が無いため小さい車。可愛いでしょ。


さて、アウトバーンに乗ると、制限速度は120キロ。

ちなみにドイツでは制限速度はなくて、いくら出してもよい。だから、140~160は普通である。180くらいになると私にはちょっと怖い。でも、200出している人も結構いる。そんな中、100という制限速度が表示されていることがたまにあり、それは車線が一本少なくなるとか、大きな街のインターがあるとか、そういうときにしかない。
したがって、スペインの120キロ制限と言うのはちょっとのろのろ運転のイメージ。でも、たまたまこの日は強風がすごかったので、時々スリルを味わった。

車窓からの景色に私は感動。窓ガラスを通しての写真であるが、まあまあなのをいくつかご紹介。






オリーブ畑を生まれて初めて見て感動する私に、ドイツ人は何度か撮影の機会を作ってくれた。




オリーブの木を堪能した私はすこぶるゴキゲン。で、次の質問。

こんなにたくさんのオリーブをどうやって収穫するの?
奴隷を使ったんだよ。

そっか・・・

ヨーロッパの歴史の一面を思う。

撮影した場所のひとつは、コルドバからマラガに向けて南下していた途中。その後分岐してグラナダへ向かった。

スペインは広い・・・(そして、電線が結構多い。)


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アンダルシア紀行 ~コルドバのメスキータ~ [アンダルシア]

本日はコルドバのメスキータ。

上の写真の右側がメスキータである。メスキータとは、スペイン語でイスラムのモスクのこと。もちろんキリスト教徒の手で改装した跡があるが、すっかりカテドラルになってしまっているセルビアのと違って、ここのはずいぶんイスラム色が残っている。

外壁の模様。

塀の中に入るとこんな感じ。



オレンジの庭では剪定が行われていた。

尖塔がそびえている。

外側を見ただけで疲れてしまった我々はバルにて一休み。しかしそこで協議したところ、ぜひ中を見たいということで二人の意見が一致。一休みして美味しいハモンで力をつけて、いざ往かん!入場料は一人8ユーロ。ひるむな。

中に入ると暗い。入口がキリスト教徒によって塞がれてしまったそうだ。しかし意外と明るく写っている。Nikon一眼レフの性能は素晴らしい。




子供たちも見学。

模様が興味深い。



何か剥がされてしまったのだろうか・・・?

ところどころにあるキリスト教の祭壇や、天井近くのステンドグラス等が、ミスマッチで滑稽な印象だ。キリスト教による改装は、頑張って付け足しました、という感じで、イスラム文化が圧倒的な力を見せつけている。ローマがギリシア時代の遺跡を土台にしてすっかりキリスト教化してしまったのと比べると、この改装は中途半端、ただちょこちょこっとくっつけただけだ。いかにイスラム勢力が強かったかを思い知らされる。この建物に、どうしてもキリスト教の祭壇やらステンドグラスやらをつけずにいられなかった人たちの奮闘振りがなんだかおかしい。ちなみに以下の写真は全て私がコンパクトカメラで写したもの。ステンドグラスがイマイチ綺麗に写らなかったのが残念だ。




出口のところに以下のものが。新ローマ法王ベネディクト16世も既にここに来ているらしい。

グアダルキビル河の対岸から見たメスキータ。


♪ おまけ ♪

先日の日本の航空機事故、ドイツでも興味を持って報道された。怪我人が出なくて何よりである。ちょうどその衝撃の着陸の様子をドイツ語で見ることのできるサイトを見つけたのでご紹介。

こちら ↓
http://www.rp-online.de/public/article/aktuelles/panorama/ausland/katastrophe/416999

ここのVIDEOというところのNotlandung云々というところをクリックすると、たぶんNHKの映像にドイツ語で説明されているのが見られる。ドイツ語の響きをぜひ一度どうぞ。高知が「コーヒ」に聞こえる。Kochiと書くと、ドイツ語ではchは「ヒ」に近い発音になるのである。

ちなみにそのまま見てると、闘牛の事故のニュースになる。闘牛はちょうどお休み中で我々は見られなかったのだが・・・こう事故のニュースを見てみると、怖いなあ・・・


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アンダルシア紀行 ~コルドバ~ [アンダルシア]

本日はコルドバの街の風景を少々。


観光客用に馬車が待機している。



働く馬に対し、美しく咲く花と気ままな鳩。



メスキータの塀の外は観光客向けの店ばかり。



しかし、たまに歴史を思わせる雰囲気が漂う。この辺りはその昔、ユダヤ人街だったところ。イスラム時代のコルドバの歴代カリフに優遇されたユダヤ人たちは、1492年、キリスト教徒のユダヤ人追放令によってここを追われたそうだ。


メスキータに入るか否か、協議したバルとそのお手洗い。


白い壁が多いが、こんなところも。

メスキータの中に入ったことで精神力を使い果たした我々は、次のドライブへ。団体観光ツアー顔負けの迅速なポイント観光。コルドバ、さらば。


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