7月中旬のめぎ家の食事

今日はめぎ家の夏の食事のお話を。

ドイツに戻ってきて最初の2日間ほどは真夏の暑さだったが、その後は上がっても最高が25℃ほどでずいぶん過ごしやすいドイツ。これは雨も降ってちょっと寒くなって靴下はいて長袖を羽織った日。それでもまだ食卓は夏のメニューが並ぶ。この日は美味しいフランスパンとカプレーゼ、そして茹でジャガイモにニンニクいっぱい入った生チーズ。どちらも夏の定番。



夏は本当はバーベキューの季節。でもバーベキューは設備を屋根裏から運んできて設置して…という作業が必要になるので、床の張替えに忙しいうちのドイツ人は流石にそこまでは大変ということで割愛し、鶏肉をオーブンで焼いてバルコニーで食事。バーベキューのときのドイツの定番、ポテトサラダと一緒にいただいた。



デザートは地物のサクランボ。日本でアメリカンチェリーと呼ばれているのに似ているがこれはドイツのサクランボ。とっても甘い。先日いつもの金曜日のマルクト市場でこの3倍ぐらいの量とアプリコットを10個ぐらいと西洋スグリを300gぐらい買って、13ユーロぐらいだった。



そう言えば東京で佐藤錦とか売られているのを見たけど買わなかったな…白桃は札幌で何度か食べたのだけど。それにしても日本の果物、高かったなぁ。

日本と言えば、これはめぎが買ってきたお土産の鰻。



ちょうどうちのドイツ人の従妹がちらっと所用でうちに寄ったので、めぎが用意して3人で1匹の鰻を分けた。彼女にとっては初鰻（燻製鰻は食べたことあるけど日本風の蒲焼と日本の味付けは初めて）、凄く珍しくて喜んでいた。



日曜日には久々にマウスの番組を見ながらのブランチ。現在モロッコの特集中。結構面白かったので、興味のある方はこちらからどうぞ（言葉はドイツ語）。撮っていたら待ちきれなくなったうちのドイツ人がトマトジュースを飲み始めちゃった…（だから写っていない。）



この日は揚げたズッキーニのバルサミコ風味＆蕪の漬物＆ミニトマト＆グリーンピースに…



メインはステーキを半分こだったのだが…



上記の野菜料理に加えこの新じゃがのフライドポテトがとても美味しくて、ステーキをほとんど食べずにそれ以外のものを食べて食事を終えるという羽目になった。



その残ったステーキは、後日サラダのトッピングになった。



ちょっとまたいい天気になった日には…



日本からお土産に持ってきた缶ビールを。



ホオズキが綺麗だな～



その日の夜はトマトスパゲティ。めぎはもう少しトマトが生のも好きなのだけど、うちのドイツ人はじっくり煮つめたのが好きみたい。



今はトマトが最もおいしい季節。だからラタトゥイユも何度か登場。これ、左上に豚厚切り肉のステーキが隠れているのだけど、よく見えないわね。お肉はやはり1枚をうちのドイツ人と半分こ。この日は完食。



ノブドウが紅葉してきた。もう秋が近いということかな。なんだか7月下旬にしてもう夏が終わる気がしてちょっと寂しいのだが、南欧のように暑すぎずに済んでいて、でも寒くもなく、有難いことである。