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ホテルで食事を取りながら [2023年夏 日本]

今日も2023年夏の日本の旅のお話を。

東京で泊まったホテルでとっても楽しみにしていたのは、バイキングの朝食。会場は東京の街並みを上空から楽しめるTenqoo(テンクウ、つまり天空)というレストラン。いいネーミングね。朝食は朝6時からなのだが、東京駅が見下ろせる人気席はその朝6時に争奪戦。めぎは6時半頃行き、そのときに空いている場所へ。
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↑この朝食会場、お一人様用の席が充実してて、ああ東京だなあと感じた。一人の人はビジネスマンのほか、若い女性が結構多かった。すっごく面白いなあと思ったのは、日本人のお一人様はこんな風に外の景色を見る形で座るのに対し、欧米人のお一人様は窓ガラスを背にして座っている人が多かったこと。窓の外の景色より人々を見る方がおもしろいのかもしれないな。ボルネオでのうちのドイツ人もそう言えばそうだったもの。また、日本人のビジネスマンは超特急で食べ終わって去っていくのに対し、欧米人のビジネスマン風の人たちは、ここで結構な時間を過ごしてコーヒーを飲みながらPCで仕事したり新聞を読んだりしている人が多かった。PCの画面が人に見られないように窓を背に座っていたのかもしれないな…

さて、朝からこんなに色々な和の料理があるなんて、めぎにとっては夢のよう。ご飯と汁物の位置が反対なのは、おいしそうな和朝食を目の前にそんなことまでもう全然気が回らなかったから。
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麦入り納豆というのが美味しかった。
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洋食も充実しているのだが、そんなものを食べている場合ではないのがそのときのめぎ。洋食コーナーから取って来たのはサラダ(青じそドレッシングというさっぱりした和風ドレッシングがあるのに感動!)と生魚のマリネ(これは日代わりのようでサーモンの日やカツオのたたきの日もあった)と…
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食後のデザート。
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カップルできていた人たちの女性の方が、あなたはいつ召し上がるんですか、と思うほどずっとこうやって撮影していた。
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このホテルの朝食についてはYouTubeにたくさん映像が出ている。こうやって朝食バイキングを訪ねてはビデオを撮っている人がいるのね。これを見ればどんなところか分かるので、めぎはバイキングの場所などは一切撮っていない。上に挙げたように、自分が食べたものだけ記録として撮った。



泊まった人の場合も載せておく。15分26秒ぐらいからが朝食の話。なるほど、若い女性はこんな風にリフレッシュのために一泊訪れたりするんだな…話は逸れるが、このパジャマが肌に心地よかった。購入したいなと思ったほど。



話はさらに逸れるが、今やVlogの時代で、めぎも今後ブログをどうしようかなとちょっと考えさせられる。こんなところでしたよ~こうやって行けますよ~ここはこういう文化ですよ~などと情報提供をするようなブログはもう必要がなく(そういうブログは実際どんどん減っているし、情報はビデオで見た方がずっと分かりやすい)、ブログは写真などの作品を紹介する場としてか、個人的な考えや体験したことについての自分の思いを綴る場所として残っていくのだろう(残るとすれば、の話だが)。字には字の良さがあって、10分も20分も映像を見るよりは(若い人たちが早回しにするという気持ちもよく分かる)テキストの方がパッと読んですぐに自分にとって必要な情報を見つけ出せるし記憶に残りやすいので、情報提供のブログもあり続けてほしいと願うが、今の若い人たちは情報を全く違う形で探し当てるのだろうな。必要とする情報そのものもめぎと彼らとでは違うように感じるし。とにかく、めぎのブログは、以前多かったドイツの情報を知りたくて検索して辿り着くというのがどんどんなくなってきていることは確かだ。日記として記録を残す場と位置付ければ何でもありだが、私なんぞのただの記録をオンラインで発信して何の役に立つのか、という基本的な問いが生じる。そして、そういうブログを書く場所をプロバイダーが今後もずっと提供し続けてくれるのか、かなり怪しい気がする。めぎはまだ50代だし、今後に備えてビデオ撮影も始めようかなぁ…そう思いつつも、今回もビデオは一切撮って来なかったけど。それに、めぎなんぞの撮った映像を一体だれのために発信するのか?というブログと同じ問いが生じてしまうし。

さて、朝食会場であるTenqooというレストラン、お昼以降は本格的なフレンチレストランになる。滞在2日目の夜、めぎは友人のとある大学の教授さんにここでディナーをご馳走になった。というのは、滞在2日目は彼女の勤める大学の講義とゼミで講演を行ったので。その話はバサッと割愛するが、印象に残ったのは、1)学生たちのおとなしさ、2)その中でくらいついてくる数名の学生の積極性、3)男の子たちが非常に繊細、4)大学のお手洗いが全てウォシュレット付き、5)それほどハイテクなのにお手洗いに手拭き用の紙がなく、乾かすマシンもないことなど。日本って、ハンカチが必需品な国だったのね。ディナーをホームページから予約していたので、スパークリングワインがサービスでついた。最初の塩味のクレームブリュレみたいなのと前菜の真鯛のマリネがとても美味しかった。
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魚料理に関してはあまり思い出せない。メインは鹿肉で、これがとても美味しかった。こういうディナーの〆にお茶漬けがあるところが日本だわね。どれも写真がピンボケだが、めぎの個人的な記録だということでご勘弁を。今回の旅では特に食事の場合お手軽にスマホで撮ることが多かったのだが、会っている相手との話に集中していたし老眼で画面があまりちゃんと見えていない所為で確認も適当だしで、ピンボケ写真がかつてないほど多かった。
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グラニテもデザートも量がこんなにちょっぴりで、流石日本。
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めぎよりずっと若い教授さんは久々に小さいお子さん無しで大人のディナーを楽しめて嬉しそうだったし、めぎも久々にアカデミックなお話ができてとても楽しかった。このレストラン、美味しいし、夕刻は撮ってないけど眺めも抜群なので、機会があれば皆様もぜひ。

そして次の日の朝。連日とろろとお豆腐が美味しかったな~
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