レンズとのこの一年 [カメラのこと]
2021年も大晦日。今日もめぎの今年の振り返り。
振り返るにあたり、まず家族に大きな変化はなくみんな元気だし（日本にいる義弟が夏にコロナにかかっていたというニュースを暮れになってから聞いてびっくりしたけど元気に快復したようだし）、うちのドイツ人が元気で商売繁盛であることが、なにより有難いことだった。めぎ自身のことを言えば、仕事では新たな同僚を迎えるというかなり大きな変化があったのだが、それはポジティヴな変化だし、めぎの願いが叶った形なので、あとはさあみんなで力を合わせて頑張りましょという気持ちでいっぱい。めぎにとって仕事はとても大事だし、仕事のおかげで今の生活が成り立っているわけだし、仕事はめぎの時間のほとんどを占めているし、仕事自体も好きだしやりがいもあるのだが、めぎには仕事だけでなくいくつか世界があって、昨日書いたような音楽や、ブログや、写真にも全力投球で、それぞれの時間配分の中でそれぞれに真剣に取り組み、目一杯楽しめているのが何よりよかったと思う。
さて、今年のめぎの最後の振り返りは、写真のこと。と言っても、写真そのものではなく、めぎが今年買ったレンズのお話にしようと思う。過去に買ったレンズ一つ一つについてはどれも愛着があってしっかり覚えているが、いったいいくつ持ってるんだ？と聞かれたらもう数えられないほどレンズがある（つまり今は基本使っていないものが9割）。過去のを一部売ろうかなとも思っているのだが、コロナになってしまってできるだけ不要不急の店への訪問を避けているため、その計画は頓挫している（店に送るという手もあるが、踏み切っていない）。しかしオンラインでポチッとレンズを買うことの方は指が滑らかになっていて、今年めぎが買ったレンズだけでもこんなにいっぱい。まず、大きなのがこちらで（右から、Fマウント70-200mmF2.8中古1000ユーロぐらい、Zマウント24-200㎜新品900ユーロぐらい、ライカMマウント90mmF2中古450ユーロぐらい）…
小さなのがこちら。右端から時計回りで、Zマウント28mmF2.8スペシャルエディション新品330ユーロぐらい、Zマウント40mmF2新品280ユーロぐらい、マウントアダプターFTZ II新品280ユーロぐらい、フォクトレンダー35mmF2.5新品470ユーロぐらい、7Artisans35mmF5.6パンケーキ新品160ユーロぐらい。
そんなわけで、めぎは今年、カメラは買っていないものの、レンズだけで7本＋アダプター1本を買っていて、4千ユーロ近くをレンズに費やしたのである。このコロナの世の中でその余裕があることにまずは感謝である。金額的には、冬休みにボルネオとかペナン島に行っていない分、そっくりレンズに流れたと言った感じ。めぎってお金貯められない質だなあ…
で、今年の締めくくりとして、今年買ったレンズで何を撮ったのか振り返り、反省することにした。
まず、2021年1月。中古でFマウントの70-200mmF2.8を手に入れ、アダプターでZマウントのZ6につけ、こんなのを撮っていた。
2月は寒かったんだなあ…
せっかく買った大口径レンズなのに、それ以来使っていない！それってかなり忌々しきことよね…やっぱり重くて大きすぎて手に負えなかったということかな。来年、もう一度使ってみることとしよう。
次に3月。ちょっと異色なパンケーキ中華レンズに手を出し、35㎜F5.6固定のマニュアルレンズで遊んでみた。
このレンズで撮ったものをモノトーンにしてみたり。
せっかく買ったのに、結局3月以来このレンズを使っていない！何たること…
そして4月。めぎはまた新たなレンズに手を出している。35㎜だけど、F2.5のフォクトレンダーである。
このレンズは気に入って、5月も使ってるし…
6月も使ってる。
しかしこのレンズもその後使っていない。いっぱい楽しんでひとまず満足したという感じ…
そして7月にまた新たなレンズ購入。Zマウントの便利ズーム24-200㎜である。これをまずはAPS-CのZ50につけて試し撮りし…
8月のザルツブルクでもそのセットで使った。
そして9月にフルサイズのZ6でも使用。
このパッチリくっきりとした写りが気に入ったので、10月のフランス北東部での旅ではZ6と24-200mmでほぼ通した。旅レンズとはよく言ったものだ。ホントに便利。だって、こんなのが…
同じ場所からこんな風に撮れちゃうんだものね。これでもまだ望遠端ではない。それに、昔の便利ズームとは全く異なる素晴らしい写り。めぎは単焦点を使いこなす能力に欠け、これでいいのよね、と思ってしまう…
しかし再び単焦点への憧れがむくむくと沸き上がり、Zマウントの40mmF2を予約してゲットしたのが10月後半。
11月はほぼそれで遊んでいた。
そこへ、同時に予約した28mmF2.8スペシャルエディションも11月末に遅れて届いた。
40㎜はあまり寄れないのだが、28㎜は寄れるので、うちの中で撮るのが楽。今日の一枚目の写真も、Z6に28㎜で撮ったもの。
でもやっぱり広角でいっぱい写っちゃうので、うちの中でも40㎜にしたり28㎜にしたり、とっかえひっかえ使っている。買い物などに行くときには40㎜で行くことが多いかな。この2本は12月も使い続けていて、来月も使い続けるだろうと思う。暗い時期には明るくパッチリ写せるレンズが楽しい。何と言ってもどちらも軽いし。
そして12月。皆さんご存じのように、ふとした気の迷いでライカの還暦レンズを手に入れ、こんなしょうもないものを撮っている。このレンズは重いし、パッチリとは決してならないので、矛盾している…
どうなんでしょ、このめぎの節操のなさ。勿体なさすぎるわよね…何しろ他にもその前の年やそのさらに前の年やらに買ったレンズがいっぱいあって、その中で今年使ったものは、Zマウントの50mmF1.8をザルツブルクで、Fマウントの20mmF1.8 を自宅で、Fマウントの150mmF2.8マクロを散歩のときに、というぐらいで、あとは全く…Fマウントの58mmF1.4とかがあるのに、一度も使わなかったなんてホント勿体ないことだ…それに、こんなにいろいろあるのにまだ欲しいレンズもあるし、沼と言えばカッコいいが、お金を溝に捨てているという気がしなくもない。だいたい一向に写真はうまくならないし…いや、レンズ業界、特にニコンに及ばずながらちょっとでも寄与すればいいと割り切ることもできるが、その割には中古や他のメーカーのも買ってるし、こりゃいかん…
…と反省したところで、最後に今年買ったスマホの写真を。
結構綺麗に写るので、今年はカメラを仕事にも持って行くのをすっぱりやめて、スマホだけで通勤。これは仕事納めに近い頃、冷え込んだ日のお昼ごろの撮影。まだ凍ってる…と。
以上で今年のブログ納め。今年もめぎのブログを見に来てくださり、拙い、しかもときに非常に長く独りよがりな駄文を読んでくださった皆様に心から感謝。どうぞよいお年を。
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振り返るにあたり、まず家族に大きな変化はなくみんな元気だし（日本にいる義弟が夏にコロナにかかっていたというニュースを暮れになってから聞いてびっくりしたけど元気に快復したようだし）、うちのドイツ人が元気で商売繁盛であることが、なにより有難いことだった。めぎ自身のことを言えば、仕事では新たな同僚を迎えるというかなり大きな変化があったのだが、それはポジティヴな変化だし、めぎの願いが叶った形なので、あとはさあみんなで力を合わせて頑張りましょという気持ちでいっぱい。めぎにとって仕事はとても大事だし、仕事のおかげで今の生活が成り立っているわけだし、仕事はめぎの時間のほとんどを占めているし、仕事自体も好きだしやりがいもあるのだが、めぎには仕事だけでなくいくつか世界があって、昨日書いたような音楽や、ブログや、写真にも全力投球で、それぞれの時間配分の中でそれぞれに真剣に取り組み、目一杯楽しめているのが何よりよかったと思う。
さて、今年のめぎの最後の振り返りは、写真のこと。と言っても、写真そのものではなく、めぎが今年買ったレンズのお話にしようと思う。過去に買ったレンズ一つ一つについてはどれも愛着があってしっかり覚えているが、いったいいくつ持ってるんだ？と聞かれたらもう数えられないほどレンズがある（つまり今は基本使っていないものが9割）。過去のを一部売ろうかなとも思っているのだが、コロナになってしまってできるだけ不要不急の店への訪問を避けているため、その計画は頓挫している（店に送るという手もあるが、踏み切っていない）。しかしオンラインでポチッとレンズを買うことの方は指が滑らかになっていて、今年めぎが買ったレンズだけでもこんなにいっぱい。まず、大きなのがこちらで（右から、Fマウント70-200mmF2.8中古1000ユーロぐらい、Zマウント24-200㎜新品900ユーロぐらい、ライカMマウント90mmF2中古450ユーロぐらい）…
小さなのがこちら。右端から時計回りで、Zマウント28mmF2.8スペシャルエディション新品330ユーロぐらい、Zマウント40mmF2新品280ユーロぐらい、マウントアダプターFTZ II新品280ユーロぐらい、フォクトレンダー35mmF2.5新品470ユーロぐらい、7Artisans35mmF5.6パンケーキ新品160ユーロぐらい。
そんなわけで、めぎは今年、カメラは買っていないものの、レンズだけで7本＋アダプター1本を買っていて、4千ユーロ近くをレンズに費やしたのである。このコロナの世の中でその余裕があることにまずは感謝である。金額的には、冬休みにボルネオとかペナン島に行っていない分、そっくりレンズに流れたと言った感じ。めぎってお金貯められない質だなあ…
で、今年の締めくくりとして、今年買ったレンズで何を撮ったのか振り返り、反省することにした。
まず、2021年1月。中古でFマウントの70-200mmF2.8を手に入れ、アダプターでZマウントのZ6につけ、こんなのを撮っていた。
2月は寒かったんだなあ…
せっかく買った大口径レンズなのに、それ以来使っていない！それってかなり忌々しきことよね…やっぱり重くて大きすぎて手に負えなかったということかな。来年、もう一度使ってみることとしよう。
次に3月。ちょっと異色なパンケーキ中華レンズに手を出し、35㎜F5.6固定のマニュアルレンズで遊んでみた。
このレンズで撮ったものをモノトーンにしてみたり。
せっかく買ったのに、結局3月以来このレンズを使っていない！何たること…
そして4月。めぎはまた新たなレンズに手を出している。35㎜だけど、F2.5のフォクトレンダーである。
このレンズは気に入って、5月も使ってるし…
6月も使ってる。
しかしこのレンズもその後使っていない。いっぱい楽しんでひとまず満足したという感じ…
そして7月にまた新たなレンズ購入。Zマウントの便利ズーム24-200㎜である。これをまずはAPS-CのZ50につけて試し撮りし…
8月のザルツブルクでもそのセットで使った。
そして9月にフルサイズのZ6でも使用。
このパッチリくっきりとした写りが気に入ったので、10月のフランス北東部での旅ではZ6と24-200mmでほぼ通した。旅レンズとはよく言ったものだ。ホントに便利。だって、こんなのが…
同じ場所からこんな風に撮れちゃうんだものね。これでもまだ望遠端ではない。それに、昔の便利ズームとは全く異なる素晴らしい写り。めぎは単焦点を使いこなす能力に欠け、これでいいのよね、と思ってしまう…
しかし再び単焦点への憧れがむくむくと沸き上がり、Zマウントの40mmF2を予約してゲットしたのが10月後半。
11月はほぼそれで遊んでいた。
そこへ、同時に予約した28mmF2.8スペシャルエディションも11月末に遅れて届いた。
40㎜はあまり寄れないのだが、28㎜は寄れるので、うちの中で撮るのが楽。今日の一枚目の写真も、Z6に28㎜で撮ったもの。
でもやっぱり広角でいっぱい写っちゃうので、うちの中でも40㎜にしたり28㎜にしたり、とっかえひっかえ使っている。買い物などに行くときには40㎜で行くことが多いかな。この2本は12月も使い続けていて、来月も使い続けるだろうと思う。暗い時期には明るくパッチリ写せるレンズが楽しい。何と言ってもどちらも軽いし。
そして12月。皆さんご存じのように、ふとした気の迷いでライカの還暦レンズを手に入れ、こんなしょうもないものを撮っている。このレンズは重いし、パッチリとは決してならないので、矛盾している…
どうなんでしょ、このめぎの節操のなさ。勿体なさすぎるわよね…何しろ他にもその前の年やそのさらに前の年やらに買ったレンズがいっぱいあって、その中で今年使ったものは、Zマウントの50mmF1.8をザルツブルクで、Fマウントの20mmF1.8 を自宅で、Fマウントの150mmF2.8マクロを散歩のときに、というぐらいで、あとは全く…Fマウントの58mmF1.4とかがあるのに、一度も使わなかったなんてホント勿体ないことだ…それに、こんなにいろいろあるのにまだ欲しいレンズもあるし、沼と言えばカッコいいが、お金を溝に捨てているという気がしなくもない。だいたい一向に写真はうまくならないし…いや、レンズ業界、特にニコンに及ばずながらちょっとでも寄与すればいいと割り切ることもできるが、その割には中古や他のメーカーのも買ってるし、こりゃいかん…
…と反省したところで、最後に今年買ったスマホの写真を。
結構綺麗に写るので、今年はカメラを仕事にも持って行くのをすっぱりやめて、スマホだけで通勤。これは仕事納めに近い頃、冷え込んだ日のお昼ごろの撮影。まだ凍ってる…と。
以上で今年のブログ納め。今年もめぎのブログを見に来てくださり、拙い、しかもときに非常に長く独りよがりな駄文を読んでくださった皆様に心から感謝。どうぞよいお年を。
