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種明かし [カメラのこと]

先日から写真をご紹介してきた還暦ぐらいのオールドマニュアルレンズというのはこちら。
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めぎ、初めてのライカ。
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と言ってもカナダ製。
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番号から調べてみたところ、1960年製。この手のライカ90mmF2のシリーズでは1959年から1980年まで製造の第2世代のうちの、初期世代のカテゴリーのもの。お値段は450ユーロ弱で、ライカとしては格安だ(しかもausgezeichnet、つまり最高美品扱いで)。初代のものはこの倍以上から3000ユーロぐらいするようだし、現行のものは4350ユーロ。
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Shotenというヘリコイド付きのアダプターでZ6に取り付けた。最短撮影距離が1mなのが、ヘリコイドで近づけるようになるのがちょっと楽しい。どのぐらい近づけるかというと、普通にはこのぐらいが最短距離なのだが…
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ここまで近づける。
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が、そのヘリコイドを回すのも骨が折れるほどずっしりと重い。685gで、一眼レフの重いカメラやレンズと比べたらまあそんなもんでしょな重さなのだが、とても重く感じる。
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だからそう持ち歩くとは思えないし、写りはいかにもオールドレンズだし、その写りを作品作りとやらに生かせるような腕があればいいが、めぎにはどうかなあ…あと100ユーロほど足せば、フォクトレンダーの最新の90mmF2.8 が買える。それはずいぶん軽いらしい(260g!)。どっちの方が幸せかなあ…というか、そんなお金出してないで約1000ユーロのZマウントの105㎜マクロレンズ買えという話もある…700ユーロほどで買えるZマウントの85mmF1.8という手もある…
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ヨーロッパでは買ってから2週間は無条件に返却・全額払い戻しできるので、こういう悩みが発生する…お試しできるという利点はあるものの、ホント、どうしようかなあって。
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