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12月のデュッセルドルフ [小さな出来事]

今日から数日はめぎの今のお話を。今日の写真は全てスマホでの撮影。

12月に入り、金曜日のマルクト市場にはいつものツリーが登場。
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毎年ご紹介しているので詳細は割愛するが、近所の小学校の生徒が飾りを作っているツリー。木は本物のモミの木。
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ドイツではツリーには本物のモミの木を使うのが一般的である。そう言えば2週間ほど前、メルケルさんが退任前最後の首相官房前のツリー設置の式典を行った話がメディアに出ていた。第2アドヴェントまでは彼女が首相…その第2アドヴェントももう過ぎてしまった。写真はこちらから。
Weihnachtsbaum


12月初めには、軍隊による退任式が行われた。首相の退任ってこんなにいろんな儀式があるんだなあって改めて色々と知った。首相の退任にはバタバタと次の人に決まるようなイメージしか持ってなかったが、任期を全うし、それも16年もの任期だったとあっては、辞めるという行為の持つ意味はまるで違うのね。この写真はこちらから。
Zapfenstreich


時代が大きく変わっていくのを感じる今日この頃。自分の勤める学校も代替わりが非常に進み、めぎは年配グループの仲間入り。30歳前後の人たちが多数派になりつつあり、考え方や常識の違いも時に感じることがある。先日生徒が私物タブレットをノート代わりに使うことを何年生から認めるかという会議の際に、タブレットは持っていて当たり前の若手と、そういう高価なものは…と考える年配者との間のギャップが大きいことをひしひしと感じた。あと数年すればひょっとすると小学校のときから全員がタブレット支給になるかもしれないわけで、今はその過渡期にすぎないわけで、タブレットなんて目にも悪いしある程度大人になってからという考えはもう古いのだ。でも一方で、試験は紙にペンで書かなければならないわけで、外国語の場合辞書も紙の辞書しか使ってはいけないわけで、その辺が今後どうなっていくのか興味深いところ。
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なんだか話がどんどん飛んで行ったが、今マルクト市場で売られている果物はリンゴばかり。
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葉っぱも無くなって、寂しい季節。
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小鳥たちにも寂しい季節になったという訳で、あちこちに小鳥のための餌を見かけるようになった。こんな風にリンゴを枝に突き刺してあるところも。
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この赤い実は人気ないみたい。
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週末は雨だった。
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最後の黄葉のイチョウも終わり頃。銀杏も落ちているようだけど、ここでは銀杏を食べる文化がないため、誰も拾っていない。
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気温はまだプラスの範囲で、そんなに冷え込んでもいないのだが、ジメジメと冷たく冷える。どこを見ても灰色でしんどい季節だが、クリスマス休暇まであと3週間を切り、いや、この記事がアップさせる頃にはあと2週間ほどとなっていて、終わりが見えてきてあともうちょっとと頑張れるような気もする。
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