青く写るレンズ

最近、見上げて撮るのがお気に入り。



こういうところも見上げて撮ってみる…あれが落ちてきたらと想像すると下を通るのがちょっと怖いな。



今年は気温が低くて、八重桜を長く楽しめた。これは4月最終週の火曜日の撮影で、その時点でももう花は結構くたびれてきてて、この週末には散っていった。



カメラの方の設定はスタンダードでいつもと変えてもいないのにちょっと青く写るこのレンズは、フォクトレンダーの35mmF2.5で、独特な雰囲気だなあと思う。ニコンのフルサイズミラーレスZ6にこのマニュアルレンズをつけて撮るのが最近のお気に入り。ゆっくり被写体と向き合ってピントをマニュアルで合わせてシャッターを切る。そんな時間を持つことがとっても贅沢。



あの（Inatimyさんの言葉を借りると）納豆の糸を引いているようだったこの木トネリコバノカエデは、糸の部分がすっかり縮れて見えにくくなり、代わりに緑が青々と広がってきていた。



ここは旧市街近くの運河。ここにもカナダガンたち。



そろそろライラックの季節。めぎ家のライラックは今年全く咲かなかったので、公園のライラックを代わりに愛でている。F2.5なのでボケはちょっと堅い。



でも、なんとなくこの写りがめぎは好き。ヘリコイド付きのアダプターで寄れるのも楽しい。



最新レンズみたいに凄い解像度という訳ではないが、結構しゃっきり写るのも好き。



もう5月なのよね。そろそろちょっと温かくなってくれてもいいような気がするんだけどな。



野ぶどうの蔦の葉がやっと出てきていた。