SSブログ

石段を下りる [2020年夏 ザルツブルク]

現在、2020年夏のザルツブルクの4日目の話を連載中。

昨日の場所の近くには、ザルツブルクの街へ一気に降りることのできる古い石の階段がある。
ddd2.jpg


階段の近くに、8月から改修工事が始まるという看板があったが、8月4日のこの日、まだ工事はしていないようだったので降りてみることにした。
ddd1.jpg


振り返って写してみたり。
ddd3.jpg


雨も風情あった。
ddd4.jpg


さて、降りてから、さっき上から写していたゲトライデガッセと言うショッピングストリートへ。さっきいたのはあの長い筒のようなものの上なのよね。その右に教会も見えている。筒のようなものはたぶん上のレストランへの荷物を上げる装置か、滝を通しているかのどちらかだと思う。この正体を知りたくて数年前にうちのドイツ人と探検したけど、その次の年にめぎ一人でももう一度探ってみたけど、上からも下からもあの筒に到達する道を探し当てることができず、どうにもわからないままだった。ただ、ちょうど筒の下あたりと思われる場所に滝のような川の流れがあるのを発見しただけ。
ddd5.jpg


上からも撮った看板を入れてパチリ。
ddd6.jpg


まあ光が無いので写真としては全然面白くないけれど。
ddd7.jpg


場所はこの辺。Red Bullというのはそういう名前のドリンクもあるのだが、ここではザルツブルクのサッカーチームの名前。つまりここにオフィシャルグッツの店があるのだ。



このとき、結構な観光客がここを歩いていた。この頃はヨーロッパのコロナ第一波が過ぎ去って、七日間指数が10未満ぐらいで、今思えばたいして問題なかったのだが、ザルツブルクの近くの保養地でクラスターが発生したりしてたし、オーストリアもドイツも再び少しずつ増え始めていた頃で、夏休みが終わったらどうなるのか、休暇から戻った人には検査を強制すべきか、と言うような議論がなされていた。
ddd8.jpg


今年の夏は、今のままで行くと、ワクチン接種を2回終えて14日以上経った人はフリーパスになる。自宅待機なども必要なく、コロナ検査の陰性結果も要らない。マスク着用は続くようだが、音楽祭も行われる予定だし、今のところはめぎもうちのドイツ人も行くつもりでいる。これから2か月間のうちにどうなるかしらね…

それからめぎはこのゲトライデガッセのカフェでTopfenstrudel(トップフェンシュトゥルーデル)という生チーズケーキを買って宿に戻り、宿備え付けのカプセル式マシンでエスプレッソを入れてお茶にした。この撮影は16時50分頃。
ddd9.jpg


さて、これでめぎのザルツブルク滞在は終了である。この日の夜行で帰宅するので、宿をチェックアウトするのは19時ごろ。めぎは大きなリビングルーム付きのスイートルーム(普通一泊500ユーロ以上する部屋)に破格で泊めてもらっていたので、色を付ける意味でその夜の分も支払って、19時まで自由に使わせてもらっていた。で、部屋でゆっくりお茶をしてからパッキングをし、それから夕飯も軽く食べ(お昼に食べた出来合いのスープの半分など)、さらに晩御飯代わりのサンドイッチも作り、最後の時間を過ごした。

ブログの記事はあともう一回続く。
nice!(30)  コメント(6)