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いつもと違う乗り物で出発 [2019年夏 ザルツブルク]

めぎ家に滞在していた学生さんは元気に日本へ戻って行ったそうだ。最後の晩にうちのドイツ人と一緒にバルコニーで撮ったビデオを送ってくれたが、学生さんの顔に終わりの寂しさが滲み出ていて、なんだか切ない気分。なんか昔のめぎみたい。人生、色々試行錯誤して、未来を切り開いて行ってくれたらいいな。その際に、めぎ家での滞在がいつか何らかの形でほんのちょこっとふっと役立ってくれればいいな。

さて、今日からこの夏の旅行記をいきなり始める…まだ来たばっかり、旅が始まったばかり、旅の途中だけど、もうちゃんと旅行記にしちゃえ、と思い立った。普通は旅に出た時くらいネットからも解放されて旅に集中すべきと考えるのだろうが、めぎは夏休みの今のほうが書く時間がいっぱいあるのだ。なにしろ今はめぎ一人だし、特に予定も立て込んでいない暇な旅だし、旅に集中すればするほど書くことも思いつくのでその勢いのまま書いちゃえば書く時に思い出そうと考えずに済むし、帰ったらまた激務が待っているのでゆっくり書く時間はなくなるし、そもそも2年前の夏の話も去年のもまだ書いてなくてその後となると忘れちゃうだろうし、それなら書ける今のうちに少しでも書いちゃおう、と。まあ、書けない時はスマホで写真のみアップの「めぎはいまここ」で対応するということで。

旅の始まりは7月も押し迫ってきたある日の早朝。まあ早朝と言っても出発は7時10分、搭乗は6時台。わ~プロペラ機だ~!
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ちょっと離れて全体像を撮りたいところだが、ここで我慢。
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プロペラ機に乗るのは生涯でたぶん3度目くらいだと思う。1度目は小学生の時で、札幌から釧路まで往復。2度目はドイツに来てからで、フリース諸島の何処かの島からドイツ本土まで。それ以外は思い出せない。
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1時間半ちょっとかかって、到着。これは着陸の瞬間。この山を見ただけでわかる方は通。
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のどかな飛行場…
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ここ、歩いてあそこまで。
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飛行場の前のバスターミナルも閑散としてて、乗ったバスもめぎ一人でチャーターみたい。普通の路線バスなのでしばらくすると人でいっぱいになったけどね。
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そして15分ほどで到着~~そう、いつものザルツブルク♪ 到着は9時15分ごろ。
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今までは電車で来ていた。電車の旅も楽しかったけど、デュッセルドルフからザルツブルクまで7~8時間かかる。ドイツ鉄道はよく遅れるので、ミュンヘンでの乗り換えに遅れて次の電車まで1時間待ちなんてこともあったし、レイルジェットの1等車の座席指定をしたのに次の電車は普通電車で1等は1等でもこれですかという座席になったなんていう経験もして、乗り換えなしの飛行機のほうがいいような気がしたのだった。予約したのは4~5か月前のことで、23㎏のスーツケースを預ける分も含め片道78ユーロ。帰りはうちのドイツ人の車なので、片道だけ。

いつもの宿に荷物を置いて、まずは朝食へ。トマセッリというカフェでザルツブルクの新聞を読みながら、ああ、今年も夏がやってきたわ~と至福の時。
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つづく♪
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