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お別れ [仕事風景]

春は、お別れの季節。
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めぎは、これまで4年間勤めてきたある学校を、別の仕事が忙しくなったためこのたび退職。
もう一人、日本へ帰国するため同時に退職する同僚と一緒に、今日は生徒たちとお別れパーティー。
上の写真は生徒の一人が自分で焼いてきてくれたレモンケーキ。

さて、パーティーのメインディッシュを作りましょ。まずは、生地作り。

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メインディッシュは、帰国する先生の故郷の名物、たこ焼き♪
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まだかしら・・・




みんなの箸が交差する・・・
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この学校は、週に一回土曜日に、日本にゆかりのある子どもたちが日本語を勉強するところ。日本国籍の子どももいるが、多くは日本人とドイツ人との間に生まれた国際児。また、日本に長く住んでいたというドイツ人もいる。

土曜日に「国語」を勉強する学校はデュッセルドルフにはいくつかあるけれど、この学校の特徴は、生徒たちのほとんどが日本に「帰国」する予定が全くない子どもたちであるところ。彼らのうちは、故郷は、ここドイツであり、日本ではない。そんな彼らにとって、土曜日に友達が遊んでいるのを羨ましく思いつつ日本語を勉強しに学校に通ってくるのは、並大抵の努力ではない。

めぎはこの4年間、この子どもたちからたくさんのことを学ばせてもらった。二つの国の間で揺れる子どもたちには、日本だけで生まれ育った私には本当には決して理解しきれない、非常に深い何かがある。その心の奥の奥をちらちらっと開いてくれたみんな、どうもありがとう。とても嬉しかったよ。

お別れにいただいた品々。どうもありがとう。私はドイツにずっといるから、また会おうね。
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放課後 [仕事風景]

ドイツ暮らしの中で、私にはどうも納得がいかないことがたまにある。

これは、ある学校のある日の放課後。
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一見、非常に整頓されているように見えるが、床を見ると・・・
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そう、ドイツの学校の生徒は、床にゴミを捨てっぱなしにするのだ。これは決して、荒れている学校ではない。それどころか、デュッセルドルフで一二を争うトップレベルの学校である。

ドイツの学校では、小学校から高校まで、生徒が掃除をするということがない。掃除は、放課後に清掃業者の人が行う。だから、生徒たちは平気でゴミを下にどんどん捨てていく。鉛筆削りも、床に向かって削り捨てるほどだ。

異なる文化だから異なる考え方がある。それは私もわかっているつもりだ。でも、ゴミ箱があるのにその横に捨てるというのは・・・?
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放課後に掃除をする業者の人は、オフィスの担当になるといいけど、学校はホント汚くて嫌よ、と言っていた。仕事とは言え、気の毒に思う。
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さて、月を写してみたのだけど・・・
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三脚がないと難しいですね・・・
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デュッセルドルフ大学の春 [仕事風景]

オランダの島の旅行記の途中だが、今日は最近のデュッセルドルフの様子をどうぞ。

4月2週目から、大学の夏学期が始まった。
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こんなバス停で降りた学生たちが・・・
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大学へ向かって歩いていく。朝一番はこの道路が学生で溢れかえる。
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自転車で通学する人も多い。
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小さな滝と池のまわりは、草ぼうぼうだったのが、綺麗に刈り取られた。
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緑もだんだん増えてきて・・・
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花もあちこちに。
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まだまだ肌寒いが、学生たちは元気だ。
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青首さんも元気にストレッチ中。
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身体も頭も柔らかくして、夏学期もしっかり勉強しましょう!
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♪ おまけ ♪
バス停のところにあるこの広告、大見出しは「食べちゃダメ!」
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これは、Bild(ビルト)という写真中心の大衆紙の広告。ビルト紙は残念ながら1952年の創刊、と下に書かれている。ええ、ちょっと遅かったようですね・・・

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