ペーター教会から新市庁舎まで [ミュンヘン]

現在、今年の夏旅の話(ミュンヘン編)を連載中。
ヴィクトアーリエンマルクトから見えていたこの教会の名はPeterskirche(ペーター教会)。

ツアー観光客がひっきりなしにやってくるところ。

少しでも短い距離で、日陰を探して歩く。でも、義父の奥さんは炎天下でも立ち止まって呼吸を整えなくてはならなくて、転ばないように付き添っているとものすごく暑くて辛い。この自転車タイプの観光人力車にでも乗りたい気分だけど、それも暑すぎるわよね・・・

ペーター教会までは50mも無いくらいだったのだが、何回休んだかしら・・・

で、教会に入って座って一休みしてもらった。教会の中は涼しい。

そこから新市庁舎までは100mくらい。ちょうど11時になるところで、奥さんとうちのドイツ人が建物の陰のところに座って休んでいる間、めぎはグロッケンシュピール(からくり人形師掛け時計)を見た。これは時間を計ってここへ来たのではなく、全くの偶然。

中世の貴族の騎馬試合。

試合後の宴で踊る人たち。

それからめぎたちは市庁舎前の広場を横切り、市庁舎のアーケード型の通り道へ。

そこに札幌があったのだった。

ここまで30分かかった。教会の中を横切った分を合わせると約200mを30分。1分あたり6~7メートルということである。教会とグロッケンシュピールのところ以外は奥さんを支えたり、呼吸を整えている間に近道を探したりなど、とにかく暑かった。奥さんもよく頑張ったなあ・・・しかし、彼女は決して辛そうではなく、とても楽しそう&嬉しそうだった。喘息で立ち止まるのに、お喋りは絶え間なく、極めていつも通りだった。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)、D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)
新市庁舎の中庭から裏に抜けるまで [ミュンヘン]

現在、今年の夏旅の話(ミュンヘン編)を連載中。
ミュンヘンの新市庁舎のアーケードを抜けると、そこにはこんな空間が。

そこは四角くぐるりと建物に囲まれた中庭で、レストラン(ビアホール)の準備中。

そこの椅子に座らせてもらって休む義父の奥さん。うちのドイツ人がホテルでもらったミュンヘンの地図を見せて、ここからここまで来たんだよ、これからここまで行くよ、と説明していたが、奥さんは地図の読めるタイプではないらしく、あまりピンと来なかったみたい。

奥さんが呼吸を整えている間、ここのガーゴイルに遊んでもらうめぎ。

こっち向きやら・・・

こっち向きやら。

あの女性は中国の方。結構いいカメラを持っているわね~

そして新市庁舎の裏側へ出た。そこにはRatskellerが。RatというのはRathaus(市庁舎)のことで、sはつなぎ、Kellerは地下室という意味だが、この場合は、市庁舎の地下室→地下のワインセラー→地下の酒場→ビアホール。つまり居酒屋のようなレストラン。ドイツの主な町にはたいていRatskellerがあって、それが町で一番歴史があって賑わっていたり美味しかったりすることが多い。ここもよさげね~

上にはまたガーゴイル。その向こうにFrauenkirche(フラウエン教会)が見えた。

まだまだ奥さんのチャレンジ旅は続く。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)、D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)
ダルマイヤーへ [ミュンヘン]

現在、今年の夏旅の話(ミュンヘン編)を連載中。
ここは昨日の最後にご紹介した新市庁舎裏、ラーツケラー(ビアホール)の前。時間は11時40分。1時間10分くらいかけて400mほど歩いてきたところ。

↑上の写真の右奥に黄色い建物が見える。目指すはあそこ。
そこまでは日陰がないので足早に行きたいところだが、脚の悪い義父の奥さんを連れてはそうはいかない。炎天下だから息も上がりやすく、でも立ち止まっても炎天下だからなかなか息がつけず、ほんとにゆっくりゆ~~~っくり・・・

黄色い建物の近くの自転車置き場。

やっとここまで来た・・・すぐ近くにポルシェの何やらもあったが、覗く余裕は無し。

これは、めぎが今回是非行きたかったダルマイヤーというお店が入っている建物。

ダルマイヤーには入口が複数あって、そのどこから入って中をどう歩けばビストロに行けるのか、奥さんが休んで息を整えている間にめぎが偵察に。中でエレベーターなど探していっぱい歩かせたくはないからね。
1階ではお総菜やお菓子などを売っている。日本で言えば明治屋みたいなところかしら。美味しそうね~

中は人がいっぱいだし、ちょっと迷路のよう。奥さんとここに直接入り込まなくてよかったわ。

そしてめぎはエレベーターのすぐ近くの入口へ案内し、2階へ上がればすぐにビストロ。やっと一息。このとき12時10分。暑かったけど、100mを30分でここまで来られたのだから良しとしましょ。

めぎはここでランチしたくて朝食を軽く取っていたのだが、義父の奥さんとうちのドイツ人はここでは飲み物だけにしたいとのことで、めぎだけ軽くパスタをいただいた。

それから、うちのドイツ人はどうしてもあるお店を覗きに行きたかったのだが、それはここから約200mくらい離れてて、奥さんは興味なく、それで奥さんにはダルマイヤーで涼んでいてもらい、二人でそのお店へ行った。

↑ここ、その昔はバイエルン民族衣装&皮革製品専門店だったのが、今はブランドのテナントも入るブティックになっていた。それでも上階はバイエルン民族衣装のフロアで、典型的なレザーのズボンとかがとても良いお値段で売っていた。上質なコートや鞄もあったけど、お値段が凄すぎる・・・だからただ見るだけで終わったのだけど、中の写真も撮ってないけど、ちょっとだけ、めぎとうちのドイツ人二人だけの楽しい時間だった。
そのあとダルマイヤーへ戻り、奥さんが1階でお土産を買うのにつきあい、13時頃次の目的地へ出発。
さらにつづく
撮影: D600 + 20mm(F1.8)、D600 + 70-300mm(F4.5-5.6)