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2023年7月30日のザルツブルク音楽祭その1 [2023年夏 ザルツブルク]

今日は7月30日のお話を。

まためぎ一人でのザルツブルクの日々が始まった。30日の音楽祭、まずは11時にこちらへ。
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この日はオーケストラのコンサート。
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内容についてはこちら(ドイツ語)。例のOuverture spirituelleという枠の「永遠の光」がテーマの今年最後のコンサートで、曲目はブラームスのドイツ・レクイエム。ティーレマン指揮でウィーンフィル。これに関しては、10月22日にNHKのBSプレミアムで放送予定とのこと。
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ドイツ・レクイエムのコンサートはTV放送がすでにあった(VPNを使って見ようという方、オーストリアはこちら、ドイツはこちら)。Herbert Blomstedt指揮デンマーク放送管弦楽団のYouTubeのを参考に張り付けておく。



この日の指揮のティーレマンは今のクラシック界で一二を争う人気の有名指揮者だが、めぎは彼があまり好きではない。なんと言ったらいいか、優等生的指揮でどうもつまらなくて。しかし、長いことバイロイト音楽祭で指揮していたのにカタリーナ・ワーグナーと何かあったみたいでその仕事をやめたということで、へええちょっと見直したわ(ファンの方には申し訳ないが、めぎはカタリーナ・ワーグナーも好まない)と興味を持ち、見に行ってみることにしたのだった。ドイツ・レクイエムに興味があったのではなく、ウィーンフィルにでもなく、そんな動機で申し訳ないのだが。

いい意味で裏切られ、この日はめぎ的にとても納得のいくコンサートだった。ウィーンフィルは真剣に一生懸命全力で演奏していたし、ティーレマンも必死と言うか、やっぱりちょっと優等生的だけど、でもとても美しい場面がいくつかあって、彼の意図がよく分かった。合唱団が素晴らしく、ウィーンフィルより盛大なブラボーを受けていた。
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また、右に写っている花束を持った女性ソプラノ歌手が、2020年と21年にザルツブルク音楽祭でコジ・ファン・トゥッテのフィオルディリージを歌っていた人で、とっても透明な美しい声なのでめぎは再会が嬉しかった。
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ドイツでテレビ放送があったので、そのオンデマンドであとでうちのドイツ人と聞いてみるつもり。彼はなんと言うかな…

それから宿で一休みし、夜はオペラに行ったのだが、その話はまた明日。
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