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Mesão Frioでの夕食と朝食 [ポルトガル北部]

ドイツは今日3月20日が春分の日。正確に言うと、春分の日はその年によって違ってて19~21日のバリエーションがあるようだが、今年2023年の春分はドイツ時間の3月20日22時24分なのだそうだ。ドイツの場合祝日ではないのだが、早くも昼の長さが長くなるのだと思うと感慨深い。日本のような「暑さ寒さも彼岸まで」というような考え方は無いが、ドイツ語で春分の日はFrühlingsanfang(春の始まり)と言い、暦上今日から正式に春である。そして、春分の日の後の最初の満月の後の日曜日がイースターと決まっているので、ああイースターが近いんだなあと思う日でもある。しかし今年は21日が新月で、満月はまだまだ…

今日は2016年春のポルトガルのお話を。

ポルトガル北部のMesão Frioというところの田舎の宿にいる。これはバルコニーから見た外の景色。ポートワインなどに使われるワイン用のブドウ畑が広がっているドウロ川を見下ろすポイント。
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夕方になったので…
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宿を出て、宿に来る前にオープンサンドを食べたバルまで10~15分ぐらい歩いて戻り、ポートワインの白で乾杯。白のポートワインはドイツではほとんど知られていないが(知っていても売られていないので買えないが)、ポルトガルの少なくとも旅をした北部ではバルにならどこでも普通にあった。話は逸れるが、そこに置いてあった新聞はポルトガル語なのでめぎには読めないのだが、ドイツの当時のナショナルチームにいたある選手が私生活であまりよくないことをしたためナショナルチームから除名されたというようなニュースだったので撮影。今となってはものすごく懐かしく感じる…この頃、サッカーが好きでよく見ていたんだよなぁ…今もサッカー自体は好きだけど、賄賂やら裏工作やら脱税やらの汚いお金の話ばかりなのでもう嫌気がさして全く見ていない。
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場所はここ。



そこからまっすぐ上に上がったところに宿の人のお勧めのレストランがあり、そこが開く時間にそちらへ移動。まだほとんど誰もいないところに入り、席がより取り見取り。
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場所はこちら。



地元のハウスワインを頼み、料理を注文したら、餃子みたいなお通しが出てきた。中に何が入っていたかはもう思い出せない。
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ここはステーキが美味しいと宿の人に聞いていたので、がっつりお肉を注文。しかも二人で2種類も頼んでいる…この頃めぎもうちのドイツ人もまだまだ体力と食欲があったんだわねぇ。ジューシーで美味しかった。
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あっという間に満席になっていた。
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このレストランでもう一つとても記憶に残っているのは、古い写真集があったこと。ブドウ畑やポートワイン造りの古い白黒写真集で、わあこれ欲しい~と思うほどだったのだが、迂闊なことになんとそこでカメラが電池切れとなり、携帯も持ってきていなかったし(この頃既にスマホを使っていたのかどうかももう思い出せない)、メモをするようなものも無く、電池を取りに行くには宿は遠すぎるしで、その写真集の名前や写真家の名前を記録できなかった。それでもドイツに帰った当初はなんとか覚えていてすぐに古書サイトなどで探したのだけど見つからず、古書オタクのうちのドイツ人にしても見つけられなくて、そのうちにその名前すら忘れてしまった…しかし、それは本当に価値ある写真集で、100年ぐらい前はこうやってポートワインを作っていたのね、ああ、こういう生活だったのね、こういう人たちが作業していたのね、と凄く興味深かった。もう一度ここへ行ってその写真集を確認したいほどだが、これまた今もそこにあるかどうかはなんとも分からないしなぁ…たぶん同じ人の写真と思われるのをポルトで見かけて撮っておいたのだが、今となってはその写真家の名前が分からない。撮った場所に問い合わせてみればわかるのかもしれないけれど。
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さて、次の日の朝。
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新しくワイン畑を開墾中なのかな…?
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宿の廊下。
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朝食は他の宿泊客と一緒のテーブルで、しかもその人たちはかなり賑やかであまり落ち着かず、美味しかったのだが写真を撮っていない。
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綺麗な宿だったが、一番近いレストランまで徒歩15分ぐらいかかるし(ブドウ畑の中を歩くいい散歩にはなるけど)、朝から大きなテーブルで他の客とコミュニケーションしなければならないし、めぎ的にはちょっとめんどくさかったな。ただ、ドウロ川を見下ろす景色は今も目に焼き付いている。
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宿の場所はこちら。

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