イタリアからオーストリアを抜けてドイツへ向けて進む

今日は2022年夏の移動のお話を。前回までのお話で、イタリアからオーストリアとの国境近くでアウトバーンに乗ってたぶんもうオーストリアに入ったところ。



おさらいだが、この日はクロアチアのロヴィニからドイツのガルミッシュ・パルテンキルヒェンまで一気に500㎞を移動中。休憩なしでも7時間かかる道程。



前回はこのイタリアとオーストリアの国境を越えたぐらいまでのところを書いた。イタリアではずっと山間の下道をうねうねと走ってきたが、ここはアウトバーン。



それからちょっとすると、またゲート。



それはここ。



イタリアやオーストリアはアウトバーンが有料で、イタリアでは日本みたいにゲートでその都度支払った（ほんの数ユーロで、日本よりずっと安い印象）。オーストリアは予め（つまりこの数日前にザルツブルクにいたので、その時の分と合わせて）10日間有効の料金をインターネットで支払い済みで、以前はその証明としてステッカーをフロントガラスに張り付けたのだが、今はオンラインで車のナンバーが登録されるのでその必要がない。ただ、この場所はエキストラに追加料金が必要な区間で、帰りに通ることが分かっていたのでうちのドイツ人はこれも予めオンライン登録して支払い済みだった。

ちなみにドイツのアウトバーンは無料なのだが、有料にしようという話はもうずいぶん前からある。しかし、ドイツは自動車系には色々忖度があるようでそう簡単に有料にはできず、ドイツを通過していくだけの外国車両、特に輸送車やオランダなどへ休暇に行く車にターゲットを絞って有料化しようとしたのだが、EUにダメと言われて頓挫した。自動車系への忖度はその他にも、日本と比べて法外に安かった駐車料金などもあるのだが、それは環境問題への配慮もあってとうとう値上げされることとなった。それも、倍とかではなく10倍ぐらい値上げされた。

で、めぎたちは登録済み車両向けの一番左へ進む。



ちょっとドキドキするが、ちゃんとナンバーが登録されていたようで、ゲートが自動的に開いた。



そしてオーストリアのインスブルックの方へと進む。



これはこの辺りでは有名なヨーロッパ橋というところ。ここがエキストラに別料金が必要なところ。



場所はここ。



それからインスブルックの横を通過。



この辺。



水色の道路の行き先の↑左上にちょこっと黒い細い線が見える…そこがドイツ。あともうちょっと。このとき15時40分。それからこんな山の横を行く。昔はこの峠をああやって抜けたってことかしらね…



やっとガルミッシュ・パルテンキルヒェンの標識が！



こっちよ～こっちよ～



まだめぎたちはオーストリア。この話、あともう一回。