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ガヤ島の思い出の場所 [2022-23年年末年始 ボルネオ]

今日は2022~23年の年末年始のボルネオのお話を。

ここはめぎにとって想い出の島、ガヤ島。今回は約2週間の滞在の3日目にやってきた。
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懐かしの建物もそのまま。
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場所はこちら。



めぎはここで2016年~17年の年末年始にダイビングスクールに参加し、ダイビングライセンスCカードをとったのだ。
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この日も、ちょうどライセンス取得を目指して始めたばかりの人たちがいた。下の写真の欧米系の背の高い二人はいかにもダイバーという感じだったが、実はめぎの後輩だったのだ。彼らもめぎが既にCカードを持っていると知って、まさかという顔をしてびっくりしてたけど。その他の背の低い男性2人と女性1人はマレーシア人で、ここのダイビングの先生またはアシスタント。
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あちらには、この日ダイビングに行く人たちがめぎたちが乗ってきた船へ向かっていた。機材を積んでこれから本当に潜りに出かけるのだ。
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しかしめぎたちはここでまったり。
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というのは、ここ数日天気が悪くて、この前日には大嵐で水が濁ってて、潜ろうという気が失せたのだ。木でできたピア?ジェッティ?が壊れてて、それは今回の嵐ではなくもっと前の別の嵐で壊れたとのことだったけど、ここの海はいつも穏やかってわけじゃないんだなあと実感したし。これは2枚上の写真のトリミング。
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実はめぎたち、もしいい天気でやる気が出たら一緒に体験ダイビングで潜って遊ぼう、ダメだったらシュノーケルでもさせてもらおう、と考えて体験ダイビングに申し込んでここへやってきた。めぎはライセンスを持っているけどうちのドイツ人は無いし、ダイビング以外の目的では申し込めない場所であったので、そして予め申し込まなければ来られない場所でもあるので、どうしてもここに来たければそれ以外の選択肢はなかった。それも、他の人と一緒ではなくめぎたち二人だけにインストラクターを一人専属でつける、というお願いをしてあった(つまりそういう料金を振り込んだ)。で、3つ上の写真の赤いTシャツの人は実は、めぎたち専属のインストラクターとして待っていてくれた人なのだが、事情を説明し、この日予定されていた3回のダイビングのうち、2回目か3回目かにやる気が出たらお願いする、もしかしたらダイビングしないで海岸でシュノーケリングをすると伝え、ここでただのんびりさせてもらったのだ。インストラクターは、あなたたちの時間なのだからお好きにどうぞ、と言ってくれて、時々おしゃべりした他はほとんど放っておいてくれた。彼にしてみればお金はそのまままるまる入るわけだし、潜るか否かは本人の気持ち次第なのだ。体調が悪くて途中でやめる人だっていくらでもいるアクティビティだしね。そこを無理させてはいけないアクティビティでもあるしね。
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インストラクターさんとのやり取りですぐに分かったことだが、ここの経営者やこの場所のマスターには変わりがなかったものの、めぎにダイビングを教えてくれた先生はコロナで転職してしまっていた。その時に一緒に働いていた人たちも、誰もいなかった。今回のインストラクターさんはもともとはタクシーガイドをしてて、これまたコロナで職を思いっきり減らされ、家族もいるのでこれじゃやっていけないということでトレーニングを受けてダイビングインストラクターになり、今はガイドをしつつインストラクターもやる、という二足の草鞋の生活をしているとのこと。このダイビングスクールにしても、やっとスクールを再開してもOKになったもののみんな転職しちゃって再び戻って来れる人がいなくて、それでちょうどタイミングよくここで仕事をもらえたのだという。
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ああ、やっぱり変わっちゃったのね…あのとき、あんなキラキラないいお天気の中楽しく笑いながらみんなに支えてもらってライセンスを取らせてもらえて、なんて幸せな時間だったことかしら。あの時の人たちはもういなくて、あの時のお天気ももう無くて、ここはあちこち傷んでしまい、そしてめぎたちも歳をとってあの時みたいに頑張れなくなってしまい、あの時のあの貴重な時間が眩しい光の中に消えていったような気がした。ああ、切ないな…

でも、今回のインストラクターさんはとってもいい人で、英語も堪能で、色々話が聞けて楽しかった。その話については追々に。
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ところで、ここの裏はこの一帯の国立公園のスタッフの宿舎なのだが、ここ数日の嵐で水が溜まったり枝が折れたりゴミが流れついたりして、それを総出で掃除していた。その人たちとダイビングスクールは全く関係が無いようで、顔を合わせても特に話をしている様子も無かった。すぐ目と鼻の先に存在しながら、まるで相手が見えていないかのような、そんな感じの関係だった。
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めぎたち、ここに泊まれたらいいねって話していたのだが、部外者には開放していないとのこと。
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みんながダイビングに出かけてしまったあとで、めぎたちは付近の散歩に出かけることにした。
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