広々を満喫して

現在数日おきに、2022年春のオーストリアのノイジードラー湖の話を連載中。

広々とした空間に止まっていた真っ赤な車。結構絵になるなあと思ってパチリ。



↑ナンバーを見ると、ウィーンから来た車だ。ウィーンからここまでは1時間程度で、多くの人がウィーンからここに自然を楽しみに週末にドライブに来たり休暇を過ごしに来たりしているらしい。ウィンドサーフィンやヨットもできるし、イメージ的には東京から江ノ島や葉山に遊びに行くような感じかしら。人の数はぐぐっと少ないけど。

空を見上げて飛行機が行き交うのを眺めたり…



目の前の湖をぼんやりと眺めたり…



猛禽類がやってきて鳥が大騒ぎしているのを眺めたり…



遠くの景色を望遠で眺めたりして過ごした。



このときは早春で、これからここが緑んあるんだなあとちょっとワクワクしていた。春って、こういう枯れた景色も美しく見える。春という萌黄色の色眼鏡をかけて見ているような気がする。



ここでちょっと座って、ホテルで朝食の時に作って持ってきたオープンサンドを食べ、のんびりして満足して後にした。



しばらく走ったところで、こんな集団の光景に出くわした。ほとんど人の姿を目にしていなかったので、この辺りにこんなに人が住んでいるんだ！とびっくり。しかも、まるでお葬式のような真っ黒な集団でかなり異様な雰囲気。イースター直前だったので、キリスト磔刑の何かの儀式に集まった人たちなのかもしれない。



それからハンガリー（ドイツ語でUngarn＝ウンガルン）に向かう道を辿り…



こんなところを国境に向かって走った。